サービスプラットフォームでは，システム構築およびシステム運用時に，コマンドと画面で実施できる内容が異なります。運用環境のコマンドで実施できる機能に対し，画面で実施できるかを次の表に示します。

表B-1　画面とコマンドで実施できる内容（運用環境）

分類		内容	画面	コマンド	コマンド名
機能分類	対象
管理系	ユーザ	ログイン情報の変更	×	○	cscpasswd
	リポジトリ	リポジトリのインポート	×	○	cscrepctl
		リポジトリのエクスポート	×	○	cscrepctl
		リポジトリ情報の表示	×	○	cscrepls
		リポジトリの差分情報の管理	×	○	cscrepdiff
	サービス情報	情報の表示	×	○	cscsvcls
		情報の管理	×	○	cscsvcctl
		ユーザ定義受付またはサービスアダプタの定義情報の取得・設定・削除	×	○	csccmctl
	環境情報	環境のバックアップ	×	○	cscenvbackup
		環境のリストア	×	○	cscenvrestore
構築系	HCSCサーバ	HCSCサーバのセットアップ	×	○	cscsvsetup
		HCSCサーバのアンセットアップ	×	○	cscsvunsetup
	HCSCコンポーネント	HCSCコンポーネントの配備	×	○	csccompodeploy
		HCSCコンポーネントの削除	×	○	csccompoundeploy
	簡易セットアップ	本番環境の簡易セットアップ	×	○	cscsetup
運用系	HCSCサーバ	HCSCサーバの起動	○	○	cscsvstart
		HCSCサーバの停止	○	○	cscsvstop
		HCSCサーバのランタイム定義情報の設定・取得	○	○	cscsvconfig
		HCSCサーバの稼働状態の確認	○	○	cscstatus
		HCSCサーバのセットアップ情報の確認	×	○	cscutil
		HCSCサーバのランタイム情報の確認	×	○	cscutil
		HCSCサーバのリソースの稼働情報の表示	○	○	cscresinfo
	標準受付，またはユーザ定義受付	標準受付またはユーザ定義受付の開始	○	○	cscrcptnstart
		標準受付またはユーザ定義受付の停止	○	○	cscrcptnstop
		標準受付またはユーザ定義受付の稼働状態の確認	○	○	cscstatus
	HCSCコンポーネント	HCSCコンポーネントの開始	○	○	csccompostart
		HCSCコンポーネントの停止	○	○	csccompostop
		フォーマット定義およびデータ変換定義の事前キャッシュ	×	○	cscprecache
		HCSCコンポーネントのランタイム情報の確認	○	○	csccompoconfig
		HCSCコンポーネントの稼働状態の確認	○	○	cscstatus
	プロセスインスタンス	プロセスインスタンスの実行履歴の検索	○	○	cscpiselect
		プロセスインスタンスの実行履歴の相関セット情報の取得	○	○	cscpiselect
		プロセスインスタンスの実行履歴の変数情報の取得	○	○	cscpiselect
		プロセスインスタンスの実行履歴のアクティビティ情報の取得	○	○	cscpiselect
		プロセスインスタンスの実行履歴の削除	○	○	cscpidelete
		プロセスインスタンスの実行履歴の一括削除	○	○	cscpidelete
		プロセスインスタンスの再実行	○	○	cscpireexec
		プロセスインスタンスの一括再実行	○	○	cscpireexec
	アプリケーション	アプリケーションの操作	×	○	cscapputil
ツール	HCSCサーバ	HCSCサーバのバージョンアップ	×	○	cscenvupdate
	メッセージトラッキング	メッセージトラッキングの起動	×	○	cscmsgtk
	リポジトリ	リポジトリのアップデート	×	○	cscrepupdate

（凡例）

○：実施できます。

×：実施できません。