/opt/Cosminexus/CSCディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）

chown -R user1 /opt/Cosminexus/CSC

chgrp -R group1 /opt/Cosminexus/CSC

/opt/Cosminexus/CSC/config/manager/cscmng.propertiesを参照し，次のように変更します。

リポジトリルート（cscmng.repository.root）に/opt/Cosminexus/CSC/repository以外のディレクトリを設定している場合

リポジトリルート配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）リポジトリルートが/home/user1/repisotiryのとき

chown -R user1 /home/user1/repisotiry

chgrp -R group1 /home/user1/repisotiry

/opt/Cosminexus/CSC/config/manager/cscmng.propertiesを参照し，次のように変更します。

ログディレクトリ（cscmng.log.dir）に/opt/Cosminexus/CSC/log/manager以外のディレクトリを設定している場合

ログディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）ログディレクトリが/home/user1/logのとき

chown -R user1 /home/user1/log

chgrp -R group1 /home/user1/log

/opt/Cosminexus/CSC/config/manager/cscmng.propertiesを参照し，次のように変更します。

応答電文出力ディレクトリ（cscmng.pireexec.response.dir）に値を設定している場合

応答電文出力ディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）応答電文出力ディレクトリに/home/user1/responseを設定しているとき

chown -R user1 /home/user1/response

chgrp -R group1 /home/user1/response

cscutilコマンドでHCSCサーバのセットアップ情報を参照し，次のように変更します。

hcscserver-data-filepathプロパティを指定している場合

システム管理情報ディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）システム管理情報ディレクトリに/home/user1/cscsysを設定しているとき

chown -R user1 /home/user1/cscsys

chgrp -R group1 /home/user1/cscsys

cscutilコマンドでHCSCサーバのセットアップ情報を参照し，次のように変更します。

sql-scriptfilenameプロパティを指定している場合

SQLスクリプトファイルのファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）SQLスクリプトファイルに/home/user1/sqlsetupを設定しているとき

chown user1 /home/user1/sqlsetup

chgrp group1 /home/user1/sqlsetup

cscsvconfig -operation getコマンドでHCSCサーバのランタイム情報を参照し，次のように変更します。

soapfault-targetnamespace-filepathプロパティを指定している場合

SOAP Fault動作定義ファイルのファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）SOAP Fault動作定義ファイルに/home/user1/soapfaultnameを設定しているとき

chown user1 /home/user1/soapfaultname

chgrp group1 /home/user1/soapfaultname

cscsvconfig -operation getコマンドでHCSCサーバのランタイム情報を参照し，次のように変更します。

telegramtrace-filepathプロパティを指定している場合

ユーザ電文トレース出力先ディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）ユーザ電文トレース出力先パスに/home/user1/telegramtracefileを設定しているとき

chown -R user1 /home/user1/telegramtracefile

chgrp -R group1 /home/user1/telegramtracefile

cscsvconfig -operation getコマンドでHCSCサーバのランタイム情報を参照し，次のように変更します。

methodtrace-filepathプロパティを指定している場合

メソッドトレース出力先ディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）メソッドトレース出力先パスに/home/user1/methodtracefileを設定しているとき

chown -R user1 /home/user1/methodtracefile

chgrp -R group1 /home/user1/methodtracefile

cscsvconfig -operation getコマンドでHCSCサーバのランタイム情報を参照し，次のように変更します。

requesttrace-filepathプロパティを指定している場合

リクエストトレース出力先ディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）リクエストトレース出力先パスに/home/user1/requesttracefileを設定しているとき

chown -R user1 /home/user1/requesttracefile

chgrp -R group1 /home/user1/requesttracefile

cscsvconfig -operation getコマンドでHCSCサーバのランタイム情報を参照し，次のように変更します。

work-folderプロパティを指定している場合

作業フォルダのルート配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）作業フォルダルートの絶対パスに/home/user1/workfolderを設定しているとき

chown -R user1 /home/user1/workfolder

chgrp -R group1 /home/user1/workfolder

cscsvconfig -operation getコマンドでHCSCサーバのランタイム情報を参照し，次のように変更します。

common-folder-<共通フォルダ定義名>プロパティを指定している場合

共通フォルダ定義名で定義した共通フォルダ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）共通フォルダの絶対パスに/home/user1/commonfolderを設定しているとき

chown -R user1 /home/user1/commonfolder

chgrp -R group1 /home/user1/commonfolder

1台のマシンに複数の環境を構築（環境変数CSCMNG_HOMEを設定）している場合，CSCMNG_HOMEに設定したディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）環境変数CSCMNG_HOMEに/home/user1/cscmng1を設定しているとき

chown -R user1 /home/user1/cscmng1

chgrp -R group1 /home/user1/cscmng1

運用コマンド実行時のログの出力先を設定（環境変数CSCFTP_CMD_LOGを設定）している場合，CSCFTP_CMD_LOGに設定したディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

（例）環境変数CSCFTP_CMD_LOGに/home/user1/ftpcmdlog1を設定しているとき

chown -R user1 /home/user1/ftpcmdlog1

chgrp -R group1 /home/user1/ftpcmdlog1

コンポーネント共通UOCのプロパティファイル格納ディレクトリを設定（HCSCランタイム定義のcommon-uoc-prop-pathを設定）している場合，common-uoc-prop-pathに設定したディレクトリ配下のファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。

コンポーネント共通UOCで読み込むクラスを含むjarファイルのファイル属性を，管理者のオーナー，グループに変更します。