Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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7.10.6 性能解析トレースの取得ポイントの表示

性能解析トレースの取得ポイントを表示します。イベントIDを指定してトレース取得ポイントを表示する場合と,サービスプラットフォームのすべてのトレース取得ポイントを表示する場合があります。

<この項の構成>
(1) 入力形式
(2) 出力形式
(3) 出力例

(1) 入力形式

メッセージトラッキングプロンプトでidコマンドを実行します。idコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscmsgtk(メッセージトラッキング機能の起動)」にあるトレース取得ポイント表示コマンドを参照してください。

(2) 出力形式

出力形式を次に示します。

表示項目を次に説明します。

表示項目 説明
イベントID トレース取得ポイントを示すイベントIDを示します。
機能レイヤ 性能解析トレースを出力する機能の層を示します。次のどれかが出力されます。
  • HCSC(MSG):メッセージング基盤
  • HCSC(BP):ビジネスプロセス基盤
  • HCSC(DT):データ変換基盤
  • HCSC(FTR):FTP受付
  • HCSC(HTR):HTTP受付
  • HCSC(MQR):Message Queue受付
  • HCSC(FER):ファイルイベント受付
  • HCSC(DBA):DBアダプタ
  • HCSC(FFA):ファイルアダプタ
  • HCSC(OAA):Object Accessアダプタ
  • HCSC(MQA):Message Queueアダプタ
  • HCSC(FTP):FTPアダプタ
  • HCSC(FTI):FTPインバウンドアダプタ
  • HCSC(FOA):ファイル操作アダプタ
  • HCSC(MA):メールアダプタ
  • HCSC(HTA):HTTPアダプタ
  • HCSC(CMDA):コマンドアダプタ
  • HCSC(SFTP):SFTPアダプタ
トレース取得ポイント 各機能レイヤで性能解析トレースを出力するポイントを示します。
対応するイベントID 取得ポイントに対応するイベントIDを示します。起点(入口)で取得されたトレースの場合は「-<対応するイベントID>」が,終点(出口)で取得されたトレースの場合は「<対応するイベントID>-」が出力されます。存在しない場合は出力されません。

(3) 出力例

出力例を次に示します。