Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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6.2.1 実行履歴情報テーブルのバックアップを取得する

<この項の構成>
(1) HiRDBを使ったバックアップの取得
(2) Oracleを使ったバックアップの取得

(1) HiRDBを使ったバックアップの取得

HiRDBのデータベース複写ユティリティ(pdcopy)を使用して,定期的に実行履歴情報テーブルのバックアップを取得できます。また,データベース回復ユティリティ(pdrstr)を使用してデータベースを回復できます。HiRDBのデータベース複写ユティリティ(pdcopy)を使用したデータベースのバックアップと回復について,次の図に示します。

図6-2 HiRDBを使ったデータベースのバックアップと回復

[図データ]

HiRDBを使ってバックアップを取得する場合は,HiRDBのデータベース複写ユティリティ(pdcopy)の-Mオプションでバックアップ取得モードを選択します。HCSCサーバが稼働中か停止中かで,選択するモードが異なります。

HiRDBのデータベース複写ユティリティ(pdcopy),データベース回復ユティリティ(pdrstr),およびバックアップ取得モードについては,マニュアル「HiRDB 解説」を参照してください。

(2) Oracleを使ったバックアップの取得

OracleのRecovery Manager(RMAN)機能を使用して,定期的に実行履歴情報テーブルのバックアップを取得できます。前回のバックアップからの差分をバックアップできます。詳細については,製品が提供するマニュアルを参照してください。