FullGCの発生中は業務が停止するため，FullGCの発生を抑止することを推奨します。

オンライン中にHCSCコンポーネントを入れ替える場合，次の手順例のように各運用コマンドで-nogcオプションを指定すると，FullGCの発生回数を抑止できます。

1. ビジネスプロセス・サービスアダプタの停止
   

   csccompostop -csc <HCSCサーバ名> -name <サービスID> -nogc

2. ビジネスプロセス・サービスアダプタの削除
   

   csccompoundeploy -csc <HCSCサーバ名> -name <サービスID> -nogc

3. リポジトリインポート
   

   cscrepctl -import <リポジトリZIP> -compo

4. ビジネスプロセス・サービスアダプタの配備
   

   csccompodeploy -csc <HCSCサーバ名> -name <サービスID>

5. ビジネスプロセス・サービスアダプタの開始
   

   csccompostart -csc <HCSCサーバ名> -name <サービスID> -nogc

この例では手順1.〜2.，手順5.でFullGCの発生を抑止しているため，手順全体ではFullGCは一度も発生しません。