ファイル操作アダプタの定義情報を変更するには，次の条件を満たしている必要があります。

• HCSCサーバが起動状態であること
• FTP受付が停止状態で，かつファイル操作アダプタが停止状態であること

HCSCサーバの状態の確認方法については，「5.3.15　HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。

ファイル操作アダプタの定義情報の変更方法を説明します。

(a)　ファイル操作アダプタ定義ファイルを変更する場合

ファイル操作アダプタ定義ファイルは，次の手順で変更します。

1. 定義を変更するファイル操作アダプタをアンデプロイします。
   ファイル操作アダプタをアンデプロイする場合の実行形式を次に示します。
   

   csccompoundeploy -cluster <クラスタ名> -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -name <サービスID>

   詳細は，マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccompoundeploy（配備済みのHCSCコンポーネントの削除）」を参照してください。
   
2. ファイル操作アダプタ定義ファイルを変更します。
   ファイル操作アダプタ定義ファイルを変更する場合の実行形式を次に示します。
   

   csccmctl -cluster <クラスタ名> -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名> -name <サービスID> -operation set -targetfilename cscFileOperation.properties -basedir <cscFileOperation.propertiesが格納されたディレクトリのファイルパス>

   詳細は，マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccmctl（定義ファイルの管理）」を参照してください。
   
3. 定義を変更したファイル操作アダプタをデプロイします。
   ファイル操作アダプタ定義ファイルをデプロイする場合の実行形式を次に示します。
   

   csccompodeploy -cluster <クラスタ名> -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -name <サービスID>

   詳細は，マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccompodeploy（HCSCコンポーネントの配備）」を参照してください。
   

(b)　ファイル操作アダプタ実行環境プロパティファイルを変更する場合

ファイル操作アダプタ実行環境プロパティファイルの変更は，直接ファイルを編集します。

ファイル操作アダプタ実行環境プロパティファイルの格納先は次のとおりです。

 
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\adpfop\<サービスID>.properties