Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
サービスアダプタに関する情報は,画面とコマンドで参照できる情報が異なります。参照できる情報の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の該当する画面,コマンドの内容を参照してください。
サービスアダプタの情報を参照するための前提条件と参照方法について次に説明します。
サービスアダプタの情報を参照するには,HCSCサーバが起動状態である必要があります。
HCSCサーバの状態の確認方法については,「5.3.15 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。
サービスアダプタの情報を参照する方法を次に示します。
ツリービュー上で,サービスアダプタをダブルクリックします。ダブルクリックしたサービスアダプタの情報は,エディタエリアに表示されます。エディタエリアの稼働運用ページで,サービスアダプタの情報が参照できます。
サービスアダプタの稼働運用ページの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「4.4 稼働運用ページ」を参照してください。
なお,サービスアダプタの稼働状態については,ツリービューに表示されるアイコンで確認することもできます。表示されるアイコンの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「4.1 画面構成(運用環境)」を参照してください。
サービスアダプタの情報を参照するには,cscstatusコマンドまたはcscutilコマンドを実行します。
cscstatusコマンドおよびcscutilコマンドは運用環境から実行できます。各コマンドは,次の場合に使用します。
それぞれのコマンドの実行方法を次に説明します。
cscstatus -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -type compo |
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Manager名> -target compo -operation get_adapter_info -props "CSCSrvName=<HCSCサーバ名>, AdapterName=<サービスアダプタのサービスID>" |
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Manager名> -target compo -operation get_adapter_info -propfile <プロパティ定義ファイル名> |
表5-2 サービスアダプタの情報を参照するコマンドの出力情報
出力される項目 | 出力される内容 |
---|---|
serviceName.<通番> | サービス部品名が出力されます。 |
adapterName.<通番> | アダプタ識別名が出力されます。 |
cscServerName.<通番> | HCSCサーバ名が出力されます。 |
ownerClusterName.<通番> | クラスタ名が出力されます。 |
serviceKind.<通番> | HCSCコンポーネントの種別が出力されます。 サービスアダプタの場合,「ServiceAdapter」が出力されます。 |
serviceProtocolKind.<通番> | サービス部品のプロトコルが出力されます。
|
serviceStatus.<通番> | サービスアダプタの状態が出力されます。
|
entryTime.<通番> | サービスアダプタを配備した時刻が出力されます。 |
adapterQueueName.<通番> | キュー名称が表示されます。 サービスアダプタの種別がMDB(WS-R)またはMDB(DBキュー)の場合にだけ出力されます。 |
modifiedTime.<通番> | サービスアダプタが更新された時刻(1970年1月1日00:00:00からの通算ミリ秒)が出力されます。 |
lcVersion.<通番> | ロケーションのバージョン番号が出力されます。 |
lcRevision.<通番> | ロケーションのリビジョン番号が出力されます。 |
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