Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
ビジネスプロセスを実行環境に配備する場合の前提条件,および配備方法について次に説明します。
なお,HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する一連の処理を,開発環境で一括して実行することもできます。ただし,一括実行は,システム開発時,または単体テストから結合テスト時を対象としています。詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「7.5 HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する処理の一括実行」を参照してください。
ビジネスプロセスを配備するには,配備先の実行環境のHCSCサーバが起動状態である必要があります。
HCSCサーバの状態の確認方法については,「5.3.15 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。
ビジネスプロセスを配備するには,運用環境でcsccompodeployコマンドを実行します。
csccompodeployコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccompodeploy(HCSCコンポーネントの配備)」を参照してください。
すべてのビジネスプロセスを一括して配備するか,指定したビジネスプロセスだけを配備するかによって実行形式が異なります。
HCSCサーバまたはクラスタにすべてのビジネスプロセスを一括して配備します。
ビジネスプロセスの配備先が単一のHCSCサーバか,クラスタを構成するすべてのHCSCサーバかによって実行形式が異なります。
csccompodeploy -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -all |
csccompodeploy -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名> -all |
HCSCサーバまたはクラスタに,指定したビジネスプロセスだけを配備します。
ビジネスプロセスの配備先が単一のHCSCサーバか,クラスタを構成するすべてのHCSCサーバかによって実行形式が異なります。
csccompodeploy -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -name <ビジネスプロセスのサービスID> |
csccompodeploy -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名> -name <ビジネスプロセスのサービスID> |
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