Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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2.1.4 Eclipseのインストール

運用環境で画面を利用する場合,Eclipseをインストールする必要があります。

Service Platformを利用している場合は,次の手順に従ってEclipseをインストールしてください。Service Architectを利用している場合は,Eclipseセットアップ機能を利用してEclipseをインストールしてください。Eclipseセットアップ機能については,マニュアル「サービスプラットフォーム ファーストステップガイド」の「3.3.2 Eclipseセットアップ機能を使用した開発環境の構築」を参照してください。

注意
アプリケーションサーバおよびサービスプラットフォームが提供するEclipseのプラグイン機能以外の,Eclipseに関するサポートはしていません。Eclipseの使用方法やEclipseが表示するエラーの対処方法については,ユーザで調査,対処してください。
<この項の構成>
(1) インストール前の準備
(2) インストール手順

(1) インストール前の準備

Eclipseをインストールする前に,次の準備が必要です。

(2) インストール手順

インストール手順を次に示します。この手順ではインストールディレクトリを「C:\Eclipse」,作業用ディレクトリを「C:\Work」と表記します。

  1. 次のどちらかの方法でEclipse 4.7.1aのzipファイルを入手し,作業用ディレクトリに格納します。
    • Service Architectの添付品CD
    • Eclipseのダウンロードサイト
      次のURLで示すダウンロードサイトから,「Eclipse IDE for Java EE Developers」を選択してください。
      http://www.eclipse.org/downloads/
    次のzipファイルを選択してください。
    • Windows x64(64ビット版):eclipse-jee-oxygen-1a-win32-x86_64.zip
  2. コマンドプロンプトを起動し,カレントディレクトリを作業用ディレクトリへ移動します。
    コマンドプロンプトの実行例
    cd C:\Work
    さらに次のコマンドを実行して,zipファイルを解凍します。
    "<Service Platformのインストールディレクトリ>\jdk\bin\jar.exe" xvf <Eclipseのzipファイル名>
  3. 解凍したファイルをEclipseのインストールディレクトリへコピーします。
    エクスプローラなどを使用し,C:\Work\eclipseの下にあるすべてのファイルとディレクトリをC:\Eclipseへコピーします。
  4. エクスプローラなどを使用し,作業用ディレクトリを削除します。
    注:ダウンロードしたファイルも削除されるため,必要に応じて事前にバックアップを取ってください。
  5. 手順3.でコピーしたファイルの中から,eclipse.iniファイルをエディタで開き,次の2つのオプションを追加します。
    • -vmオプション
      <Service Platformのインストールディレクトリ>\jdk\bin\javaw.exe
    • -vmargsオプション
      -Djava.endorsed.dirs=<Service Platformのインストールディレクトリ>\jaxp\lib
    オプション追加後のeclipse.iniファイルの内容の例を次に示します。
     
    -vm
    <Developerのインストールディレクトリ>\jdk\bin\javaw.exe
    -startup
    plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.4.0.v20161219-1356.jar 
    --launcher.library
    plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_64_1.1.550.v20170928-1359 
    -product
    org.eclipse.epp.package.jee.product
    --launcher.defaultAction
    openFile
    --launcher.XXMaxPermSize
    256m
    -showsplash
    org.eclipse.epp.package.common
    --launcher.XXMaxPermSize
    256m
    --launcher.defaultAction
    openFile
    --launcher.appendVmargs
    -vmargs
    -Dosgi.requiredJavaVersion=1.6
    -Xms40m
    -Xmx512m
    -Xbootclasspath/a:<COSMINEXUS_HOME>\jaxp\lib\csmjaxp.jar;<COSMINEXUS_HOME>\jaxp\lib\csmstax.jar
    -Dosgi.configuration.area=@user.home/ADP/eclipse/configuration
     
  6. 次のコマンドを実行して,Eclipseを起動します。
    C:\Eclipse\eclipse.exe
    Eclipseが起動することを確認してください。

これでEclipseのインストールは終了です。