Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
運用環境で画面を利用する場合,Eclipseをインストールする必要があります。
Service Platformを利用している場合は,次の手順に従ってEclipseをインストールしてください。Service Architectを利用している場合は,Eclipseセットアップ機能を利用してEclipseをインストールしてください。Eclipseセットアップ機能については,マニュアル「サービスプラットフォーム ファーストステップガイド」の「3.3.2 Eclipseセットアップ機能を使用した開発環境の構築」を参照してください。
- 注意
- アプリケーションサーバおよびサービスプラットフォームが提供するEclipseのプラグイン機能以外の,Eclipseに関するサポートはしていません。Eclipseの使用方法やEclipseが表示するエラーの対処方法については,ユーザで調査,対処してください。
- <この項の構成>
- (1) インストール前の準備
- (2) インストール手順
(1) インストール前の準備
Eclipseをインストールする前に,次の準備が必要です。
- Service Platformのインストールを完了させてください。
- 次の2つのディレクトリを準備してください。
- Eclipseのインストールディレクトリ
- 作業用ディレクトリ(Eclipseのダウンロード時に使用するディレクトリ)
(2) インストール手順
インストール手順を次に示します。この手順ではインストールディレクトリを「C:\Eclipse」,作業用ディレクトリを「C:\Work」と表記します。
- 次のどちらかの方法でEclipse 4.7.1aのzipファイルを入手し,作業用ディレクトリに格納します。
- Service Architectの添付品CD
- Eclipseのダウンロードサイト
次のURLで示すダウンロードサイトから,「Eclipse IDE for Java EE Developers」を選択してください。
http://www.eclipse.org/downloads/
次のzipファイルを選択してください。
- Windows x64(64ビット版):eclipse-jee-oxygen-1a-win32-x86_64.zip
- コマンドプロンプトを起動し,カレントディレクトリを作業用ディレクトリへ移動します。
- コマンドプロンプトの実行例
- cd C:\Work
さらに次のコマンドを実行して,zipファイルを解凍します。
"<Service Platformのインストールディレクトリ>\jdk\bin\jar.exe" xvf <Eclipseのzipファイル名>
- 解凍したファイルをEclipseのインストールディレクトリへコピーします。
エクスプローラなどを使用し,C:\Work\eclipseの下にあるすべてのファイルとディレクトリをC:\Eclipseへコピーします。
- エクスプローラなどを使用し,作業用ディレクトリを削除します。
注:ダウンロードしたファイルも削除されるため,必要に応じて事前にバックアップを取ってください。
- 手順3.でコピーしたファイルの中から,eclipse.iniファイルをエディタで開き,次の2つのオプションを追加します。
- -vmオプション
<Service Platformのインストールディレクトリ>\jdk\bin\javaw.exe
- -vmargsオプション
-Djava.endorsed.dirs=<Service Platformのインストールディレクトリ>\jaxp\lib
オプション追加後のeclipse.iniファイルの内容の例を次に示します。
-vm
<Developerのインストールディレクトリ>\jdk\bin\javaw.exe
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.4.0.v20161219-1356.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_64_1.1.550.v20170928-1359
-product
org.eclipse.epp.package.jee.product
--launcher.defaultAction
openFile
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-showsplash
org.eclipse.epp.package.common
--launcher.XXMaxPermSize
256m
--launcher.defaultAction
openFile
--launcher.appendVmargs
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.6
-Xms40m
-Xmx512m
-Xbootclasspath/a:<COSMINEXUS_HOME>\jaxp\lib\csmjaxp.jar;<COSMINEXUS_HOME>\jaxp\lib\csmstax.jar
-Dosgi.configuration.area=@user.home/ADP/eclipse/configuration
|
- 次のコマンドを実行して,Eclipseを起動します。
C:\Eclipse\eclipse.exe
Eclipseが起動することを確認してください。
これでEclipseのインストールは終了です。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2019, Hitachi, Ltd.