Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム ファーストステップガイド
サービスのエミュレーション機能では,あらかじめサービスの応答電文を作成しておき,設定することで,実際のサービスを呼び出す代わりとすることができます。
サービスのエミュレーション機能を利用することで,サービス呼出アクティビティに設定したサービス部品がなくても,ビジネスプロセスのデバッグ処理を進められます。
サービスのエミュレーションは,ビジネスプロセスの処理が中断しているときに設定できます。ここでは,「6.3.1 (5) リクエストの送信」までの手順を完了し,サービス呼出アクティビティ(StockAllocation)でビジネスプロセスの処理が中断しているものとして,「StockAllocation」サービスをエミュレーションする手順について説明します。
「StockAllocation」サービスをエミュレーションする手順を次に示します。
サービスのエミュレーションを実行する前に,デバッガを起動して,サービスリクエスタからリクエストを送信しておく必要があります。
サービスの応答として利用するXMLファイルを作成します。
XMLファイルを作成する方法を次に示します。
<?xml△version="1.0"△encoding="UTF-8"?><reserveItemResponse△xmlns="http://sample/InventoryManagementService"△><ReservationNumber>R00000001</ReservationNumber></reserveItemResponse> |
サービスのエミュレーションはHCSC エミュレートビューで実行できます。
HCSC エミュレートビューを表示する手順を次に示します。
以降のアクティビティへ進むには,[デバッグ]ビューを操作してください。詳細は,「6.3.1 (6) ビジネスプロセスのデバッグの実行」を参照してください。
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