• Cosminexus TPBroker for Java Version 4が提供するCORBAサーバ機能を使用している場合
  Cosminexus TPBroker Version 5では，CORBAサーバ機能を提供していません。CORBAサーバ機能は，TPBroker for Java Version 3と互換性のあるCORBA2.1に準拠したORB機能が提供しています。そのため，CORBAサーバ機能を使用する場合は，TPBroker for Java Version 3を使用してください。
  
• Cosminexus TPBroker for C++ Version 3を使用している場合
  Cosminexus TPBroker Version 5では，C++ ORBを使用したCORBAアプリケーションのインタフェースを提供していません。Cosminexus TPBroker for C++ Version 3を使用したCORBAアプリケーションを実行する場合は，TPBroker for C++ Version 3を使用してください。
  

• Cosminexus TPBroker for C++ Version 3を使用している場合
  Cosminexus TPBroker Version 5では，C++ ORBを使用したCORBAアプリケーションのインタフェースを提供していません。Cosminexus TPBroker for C++ Version 3を使用したCORBAアプリケーションを実行する場合は，TPBroker for C++ Version 3を使用してください。
  

Cosminexus TPBroker for C++ Version 3および Cosminexus TPBroker for Java Version 4でのosagent（osagent.exe）は，サービス（サービス名：VisiBroker Smart Agent）として起動する機能を提供していましたが，Cosminexus TPBroker Version 5では，サービスとしてosagentを起動する方法は提供していません。osagentの実行中にログオフする運用をする場合は，CosminexusのManagement Serverを使用してください。

• Cosminexus TPBroker Version 5では，ADM機能を提供していません。Cosminexusでは，Management Serverで運用することを推奨します。
• Cosminexus TPBroker Version 5では，アウトプロセストランザクションサービスを提供していません。Cosminexus Version 7からはJ2EEサーバ起動時にインプロセスでトランザクションサービスを起動するようにしてください。詳細はマニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。