開発したSOAPアプリケーションを実行するには，SOAPアプリケーションの動作に関する実行時オプションを設定する必要があります。実行時オプションの設定項目を次に示します。

• 多重参照オプション
• データ型定義オプション
• HTTPセッションに関するオプション
• SOAPヘッダの名前修飾に関するオプション
• SOAPAction値の扱いに関するオプション
• プロキシオプション
• ソケットタイムアウト値オプション
• 送受信データのサイズチェックオプション
• SOAPメッセージのコードに関するオプション

実行時オプションは動作定義ファイルに設定します。動作定義ファイルの設定については，10.2〜10.4の説明を参照してください。また，SOAPクライアントライブラリの実行時に，実行時オプションを動的に設定するためのC4Propertyクラスを提供します。C4Propertyクラスについては，「13.3　C4Propertyクラス（実行時オプションの設定）」を参照してください。

＜この節の構成＞

10.6.1　多重参照オプション

10.6.2　データ型定義オプション

10.6.3　HTTPセッションに関するオプション

10.6.4　SOAPヘッダの名前修飾に関するオプション

10.6.5　SOAPAction値の扱いに関するオプション

10.6.6　プロキシオプション

10.6.7　ソケットタイムアウト値オプション

10.6.8　送受信データのサイズチェックオプション

10.6.9　SOAPメッセージのコードに関するオプション