Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Cosminexus XML Processor ユーザーズガイド
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
csmxjc [オプション [オプション引数] ] ... 入力スキーマ文書
オプションは省略できます。また,オプションは必ずスキーマ文書より前に指定してください。
XML SchemaからJavaへバインディングするスキーマコンパイラです。
- -b <外部バインディングファイル>
- 外部バインディングファイルを1つ指定します。外部バインディングファイル名の指定方法については,「コマンドのファイル名・ディレクトリ名に指定できる文字,パス区切り文字,パスの指定方法」を参照してください。
- 省略した場合は,外部バインディングファイルを使用しないでjavaクラスを生成します。
- -d <出力先ディレクトリ>
- Javaソースの出力先ディレクトリを指定します。ディレクトリ名の指定方法については,「コマンドのファイル名・ディレクトリ名に指定できる文字,パス区切り文字,パスの指定方法」を参照してください。
- 省略した場合は,カレントディレクトリが出力先ディレクトリになります。
- -mark-generated
- 生成したJavaソースに@javax.annotation.Generatedアノテーションを追加します。
- 省略した場合は,Javaソースに@javax.annotation.Generatedアノテーションを追加しません。
- Javaソースに追加される@javax.annotation.Generatedアノテーションの書式を次に示します。斜体の文字には,Javaソースを生成するたびに異なる値が入ります。
| @Generated(value = "com.cosminexus.jaxb.tools.xjc.Driver", date = "yyyy-MM-ddTHH:mm:ssRFC822タイムゾーン") |
- @javax.annotation.Generatedアノテーションの要素とXML Processorで設定される値を次の表に示します。
表2-5 @javax.annotation.Generatedアノテーションの要素とXML Processorで設定される値
| 要素名 |
説明 |
値 |
| value |
スキーマコンパイラの完全修飾クラス名 |
com.cosminexus.jaxb.tools.xjc.Driver |
| date |
スキーマからJavaソースを生成した日時 |
yyyy-MM-ddTHH:mm:ssRFC822タイムゾーン※ |
- 注※
- 出力フォーマットの詳細についてはjava.text.SimpleDateFormatクラスの「日付/時刻パターン」を参照してください。
(4) 入力スキーマ文書
(5) 出力Javaソース
- 出力Javaソースのフォーマット
- スキーマコンパイラが出力するJavaソースのフォーマットの概要を次の図に示します。
図2-10 スキーマコンパイラが出力するJavaソースのフォーマットの概要
![[図データ]](FIGURE/ZU021000.GIF)
- 出力Javaソースのフォーマットの詳細を次に示します。
- ヘッダ部
XML Processorで生成されたことを示すヘッダです。次のヘッダが挿入されます。
//
// This file was generated by Cosminexus XML Processor 09-50
// Any modifications to this file will be lost upon recompilation of the source schema.
//
|
- package文,import文記述部
ソースに必要なpackage文やimport文が生成されます。生成されるpackage文,import文の内容はスキーマコンパイラに入力されたスキーマ文書に依存します。
- javadoc部
入力スキーマ文書から生成したクラスについてjavadocの内容が自動生成されます。javadocの内容はスキーマコンパイラに入力されたスキーマ文書に依存します。
- Javaクラス本体
入力スキーマ文書から生成したクラスが生成されます。Javaクラス本体の内容はスキーマコンパイラに入力されたスキーマ文書に依存します。
- 出力Javaソースのパッケージと出力先
- 出力Javaソースのパッケージ名と出力先について次に示します。
- 出力Javaソースのパッケージ名は次の優先順位で決定されます。Javaソースの出力先はカレントディレクトリ,または-dオプションで指定されたディレクトリを基準ディレクトリとして,次の規則を順番に適用して決定されます。
- カスタムバインディングによるパッケージ名の指定がある場合
カスタムバインディング(jaxb:package要素)で指定されたパッケージ名が出力Javaソースのパッケージ名になります。パッケージ名をディレクトリ名に変換し,基準ディレクトリの下に作成します。作成したディレクトリにJavaソースを出力します。
- 入力スキーマ文書にtargetNamespace属性が指定されている場合
入力スキーマ文書に記述された対象名前空間から,JAXB仕様書に基づき出力Javaソースのパッケージ名を生成します。生成したパッケージ名をディレクトリ名に変換し,基準ディレクトリの下に作成します。作成したディレクトリにJavaソースを出力します。
- 入力スキーマ文書にカスタムバインディングによるパッケージ名の指定がなく,targetNamespace属性の指定もない場合
Javaソースのパッケージ名は"generated"になります。基準ディレクトリの下に"generated"という名称のディレクトリを作成し,作成したディレクトリにJavaソースを出力します。
- 出力先のディレクトリに同名のJavaソースが存在する場合は上書きされます。
- 0:
- 正常終了しました。
- 0以外の値:
- 異常終了しました。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2015, Hitachi, Ltd.