Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編
ベーシックモードで使用できるパフォーマンスチューニングを次の表に示します。
表2-34 ベーシックモードで使用できるパフォーマンスチューニング
| チューニング項目 | 使用可否 | 参照先※1 | ||
|---|---|---|---|---|
| 同時実行数の最適化 | リクエスト処理スレッド数(インプロセスHTTPサーバ使用時) | ○ | 8.3.3 | |
| Webアプリケーションの同時実行数 | URLグループ単位 | ○ | 8.3.4 | |
| Webアプリケーション単位 | ○ | |||
| Webコンテナ単位 | ○ | |||
| Enterprise Beanの同時実行数 | Stateless Session Beanの同時実行数 | ○ | 8.3.5 | |
| Stateful Session Beanの同時実行数 | ○ | |||
| Entity Beanの同時実行数 | ○ | |||
| Message-driven Beanの同時実行数 | ○ | |||
| CTMで制御する同時実行数 | ○ | 8.3.6 | ||
| Enterprise Beanの呼び出し方法の最適化 | ローカルインタフェースの使用 | ○ | 8.4.1 | |
| リモートインタフェースのローカル呼び出し機能の使用 | ○ | 8.4.2 | ||
| リモートインタフェースの参照渡し機能の使用 | ○ | 8.4.3 | ||
| データベースアクセス方法の最適化 | コネクションプーリング | ○ | 8.5.1 | |
| ステートメントプーリング | × | − | ||
| タイムアウトの設定 | Webフロントシステムでのタイムアウト | Webサーバ側で設定するクライアントからのリクエスト受信,およびクライアントへのデータ送信のタイムアウト | ○ | 8.6.2 |
| リダイレクタ側で設定するWebコンテナへのデータ送信のタイムアウト | ○ | |||
| リダイレクタ側で設定するWebコンテナからのデータ受信のタイムアウト | ○ | |||
| Webコンテナ側で設定するリダイレクタからのデータ受信のタイムアウト | ○ | |||
| Webコンテナ側で設定するリダイレクタへのデータ受信のタイムアウト | ○ | |||
| バックシステムでのタイムアウト | EJBクライアント側で設定するEnterprise Beanのリモート呼び出し(RMI-IIOP通信)とJNDIによるネーミングサービス呼び出しのタイムアウト | ○ | 8.6.3 | |
| EJBクライアント側で設定するCTMからEnterprise Bean呼び出しのタイムアウト | ○ | |||
| EJBコンテナ側で設定するデータベースのトランザクションタイムアウト(DB Connectorを使用した場合) | ○※2 | 8.6.4 | ||
| データベースのタイムアウト | ○ | 8.6.6 | ||
| J2EEアプリケーションのメソッドタイムアウト | ○ | 8.6.7 | ||
| Webアプリケーションの動作の最適化 | 静的コンテンツとWebアプリケーションの配置の切り分け | ○ | 8.7.1 | |
| 静的コンテンツのキャッシュ | ○ | 8.7.2 | ||
| リダイレクタによるリクエストの振り分け | ○ | 8.7.3 | ||
| CTMの動作の最適化 | CTMドメインマネジャおよびCTMデーモンの稼働状態を監視する間隔の設定 | ○ | 8.8.1 | |
| 負荷状況監視間隔の設定 | ○ | 8.8.2 | ||
| CTMデーモンのタイムアウト閉塞の設定 | ○ | 8.8.3 | ||
| CTMで振り分けるリクエストの優先順位の設定 | ○ | 8.8.4 | ||
| そのほかの項目のチューニング | Persistent Connectionについてのチューニング | ○ | 8.9 | |
(凡例)○:使用できる。 ×:使用できない。 −:該当しない。
これらのチューニング項目のうち,ベーシックモードで使用できる機能や,チューニングパラメタの異なるものについて説明します。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2015, Hitachi, Ltd.