Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編
データベースセッションフェイルオーバ機能では,データベース上に3種類のテーブルを作成する必要があります。作成するテーブルと,作成手順の参照先について次の表に示します。
表6-41 作成するテーブルと,作成手順の参照先
| テーブル名 | データベース上の物理名称 | 作成手順の参照先 |
|---|---|---|
| アプリケーション情報テーブル | SFO_<APPLICATION_ID>_APP_INFO | 6.8.3 |
| セッション情報格納テーブル | SFO_<APPLICATION_ID>_SESSIONS | 6.8.4 |
| 空きレコード情報テーブル | SFO_<APPLICATION_ID>_REC_INFO |
データベースセッションフェイルオーバ機能で使用するデータベースのテーブル作成用のテンプレートファイルは次の場所に格納されています。
テーブル作成用のテンプレートファイルは使用するデータベースごとに2種類ずつあります。使用するデータベース,ファイル,および作成するテーブルの種類の対応を次の表に示します。
表6-42 テーブル作成用テンプレートファイルと作成するテーブル
| 使用するデータベース | テンプレートファイル | 作成するテーブルの種類 | ||
|---|---|---|---|---|
| アプリケーション情報テーブル | セッション情報格納テーブル | 空きレコード情報テーブル | ||
| HiRDB | hirdb_create_apptbl.sql | ○ | − | |
| hirdb_create_sessiontbl.sql | − | ○ | ||
| Oracle | oracle_create_apptbl.sql | ○ | − | |
| oracle_create_sessiontbl.sql | − | ○ | ||
(凡例)○:作成できる −:作成できない
以降で,使用するデータベースごとにテンプレートファイルの詳細について示します。
また,DB Connectorに設定するユーザには,テーブルの作成者を登録してください。
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