wsdl:portType要素のサポート範囲を説明します。

• 要素の子要素として，1個から255個まで記述できます。省略できません^※。省略または256個以上記述した場合については，「15.1.2(3)　ポートタイプの記述個数」を参照してください。
  

  注※

  WSDLのインポート機能を使用する場合は，インポート関係にあるすべてのWSDL内で1個あれば足りるので，この場合は省略できます。また，インポート関係にあるすべてのWSDL内での合計が上限になります。

• 子要素として次に示す要素を指定できます。次に示すWSDL要素以外の要素を指定した場合は，標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され，cjwsimportコマンドの処理が終了されます（KDJW51029-E）。cjwsimportコマンドで無視しない拡張要素のうち，次に示す要素以外の拡張要素を指定した場合は，標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され，cjwsimportコマンドの処理が終了されます（KDJW51074-E）。
  
  • wsdl:documentation要素
  • jaxws:bindings要素（JAX-WS 2.2仕様のバインディング宣言）
  • wsdl:operation要素
• wsdl:documentation要素，jaxws:bindings要素，およびwsdl:operation要素は上記の順序で指定する必要があります。指定順序を誤った場合は，標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され，cjwsimportコマンドの処理が終了されます（KDJW51029-E）。
• name属性を指定できます。name属性以外の属性は指定できません。name属性以外の属性を指定した場合は，標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され，cjwsimportコマンドの処理が終了されます（KDJW51029-E）。

＜この項の構成＞

(1)　name属性（portType要素）