18.8 OADプロパティ

設定可能なOADのプロパティを次の表に示します。

表18-6 認定可能なOADプロパティ(Java)

プロパティデフォルト説明
vbroker.oad.spawnTimeOut20OADが実行形式ファイルを生成したあと,オブジェクトからコールバックが何秒間来なければNO_RESPONSE例外を出力するかを指定します。
vbroker.oad.verbosefalseOADがオペレーションの詳細情報を出力できるようにします。
vbroker.oad.readOnlyfalsetrueを設定すると,OADインプリメンテーションの登録,登録解除,および変更ができなくなります。
vbroker.oad.iorFileoadj.iorOADの文字列化IORのファイル名を指定します。
vbroker.oad.quoteSpacesfalseコマンドを引用するかどうかを指定します。
vbroker.oad.killOnUnregisterfalse生成したサーバの登録を解除した場合に,それらをkillするかどうかを指定します。
vbroker.oad.verifyRegistrationfalseオブジェクトの登録を確認するかどうかを指定します。

プロパティファイルにオーバーライドできないOADプロパティを次の表に示します。なお,このプロパティは,環境変数またはコマンドラインでオーバーライドできます。

表18-7 プロパティファイルにオーバーライドできないOADプロパティ(Java)

プロパティデフォルト説明
vbroker.oad.implNameimpl_repインプリメンテーションリポジトリのファイル名を指定します。
vbroker.oad.implPathnullインプリメンテーションリポジトリを格納しているディレクトリを指定します。
vbroker.oad.pathnullOADのディレクトリを指定します。
vbroker.oad.systemRootnullルートディレクトリを指定します。
vbroker.oad.winDirnullWindowsディレクトリを指定します。
vbroker.oad.vbjvbjVisiBrokerディレクトリを指定します。