12.10 DeferBindPolicy

public interface com.inprise.vbroker.QoSExt.DeferBindPolicy extends
   com.inprise.vbroker.QoSExt.DeferBindPolicyOperations,
   org.omg.CORBA.Policy,
   org.omg.CORBA.portable.IDLEntity

このインタフェースは,リモートオブジェクトが最初に生成されたときにVisiBroker ORBがすぐにコンタクトをするのか,それとも呼び出しがあるまでコンタクトを延期するのかを決定します。デフォルトでは,VisiBroker ORBはbind()を発行したときに(リモート)オブジェクトに接続します。DeferBindPolicyにTRUEが設定されている場合は,VisiBroker ORBは呼び出しがあるまでそのオブジェクトにコンタクトしません。

クライアントオブジェクトを生成し,DeferBindPolicyをTRUEに設定すると,サーバの起動を呼び出しがあるまで延期できます。このオプションは,生成されたHelperクラスのBindメソッドのオプションとして以前からあったものです。

<この節の構成>
12.10.1 IDLの定義