Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]

21.6 タイプドおよびアンタイプドオブジェクトラッパーの混在使用

アプリケーション中でタイプドオブジェクトラッパーとアンタイプドオブジェクトラッパーの両方を使うことを選択した場合,アンタイプドオブジェクトラッパー用に定義されたpre_methodメソッドはすべて,オブジェクトのために定義されたあらゆるタイプドオブジェクトラッパーメソッドの前に呼び出されます。オブジェクトのために定義されたタイプドオブジェクトラッパーメソッドはすべて,アンタイプドオブジェクトラッパー用に定義されたあらゆるpost_methodメソッドの前に呼び出されます。

サンプルアプリケーションのClient.CとServer.C(C++)またはClient.javaとServer.java(Java)は,タイプドオブジェクトラッパーとアンタイプドオブジェクトラッパーのどちらを使用するかを指定するコマンドラインプロパティを使えるようになっています。

<この節の構成>
21.6.1 タイプドオブジェクトラッパーのコマンドライン引数
21.6.2 タイプドオブジェクトラッパーのイニシャライザ
21.6.3 アンタイプドオブジェクトラッパー用コマンドライン引数
21.6.4 アンタイプドオブジェクトラッパーのイニシャライザ
21.6.5 サンプルアプリケーションの実行