Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド

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21.3 アンタイプドオブジェクトラッパーの使用

アンタイプドオブジェクトラッパーを使う際は次の手順に従ってください。各手順については以降で順に説明します。

  1. アンタイプドオブジェクトラッパーを生成したい,一つまたは複数のインタフェースを指定してください。
  2. 次のコンパイラに-obj_wrapperオプションを指定して,IDL指定からコードを生成してください。
    • C++の場合
      idl2cpp
    • Javaの場合
      idl2java
  3. 次のクラスから派生する,アンタイプドオブジェクトラッパーファクトリのインプリメンテーションを生成してください。
    • C++の場合
      VISObjectWrapper::UntypedObjectWrapperFactory
    • Javaの場合
      UntypedObjectWrapperFactory
  4. クラスから派生する,アンタイプドオブジェクトラッパーのインプリメンテーションを生成してください。
    • C++の場合
      VISObjectWrapper::UntypedObjectWrapper
    • Javaの場合
      UntypedObjectWrapper
  5. Javaの場合,クライアントまたはサーバアプリケーションを変更して,適切な型のChainUntypedObjectWrapperFactoryにアクセスしてください。
  6. アプリケーションを変更して,アンタイプドオブジェクトラッパーファクトリを生成してください。
  7. Javaの場合,ChainUntypedObjectWrapperFactoryのaddメソッドを使って,ファクトリをチェーンに加えてください。
<この節の構成>
21.3.1 アンタイプドオブジェクトラッパーファクトリのインプリメント
21.3.2 アンタイプドオブジェクトラッパーのインプリメント
21.3.3 アンタイプドオブジェクトラッパーファクトリの生成と登録
21.3.4 アンタイプドオブジェクトラッパーの削除