Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]

はじめに

このマニュアルは,Borland Enterprise Server VisiBrokerの基本的な使用方法および高度な機能の取り扱い方法について説明したものです。Borland Enterprise Server VisiBrokerは,分散オブジェクトベースのアプリケーションを,Common Object Request Broker Architecture(CORBA)仕様に従って開発し運用できるようにします。

対象読者

Borland Enterprise Server VisiBrokerを用いて,CORBAの仕様に基づく分散アプリケーションを開発する方を対象としています。また,オブジェクト指向の開発に精通したC++またはJavaプログラマの方を対象としています。

このマニュアルで使用している記号

このマニュアルでは,次に示す表記を使用しています。

表記 意味
< >+< > +の前のキーを押したまま,あとのキーを押すことを意味します。

文法の記号

このマニュアルで使用する文法記述記号を説明します。文法記述記号は文法の記述形式について説明する記号です。

文法記述記号 意味
ボールド体(boldface ボールド体は,記述どおりに構文をタイプすることを示します。また,コードサンプル部分を強調表示する場合にも使用されます。UNIXの場合は,データベース名,ファイル名,および同義語を示すのに使用されます。
| 横に並べられた複数の項目に対し,項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。
(例)
A|B|Cは「A,B,またはC」を意味します。
[ ] この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを意味します。複数の項目が横に並べて記述されている場合には,すべてを省略するか,どれか一つを選択します。
(例)
[A|B]では「何も指定しない」か,「AまたはBと指定する」ことを意味します。
{ } この記号で囲まれている項目は,一つの構文の要素として扱うことを意味します。
< > この記号で囲まれている項目は,該当する要素を指定することを意味します。
... 記述が省略されていることを示します。