トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker 運用ガイド
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ORBのトラブルシュート機能を使用するときのメモリ所要量を次の表に示します。
表2-16 ORBのトラブルシュート機能を使用するときのメモリ所要量
| 項番 |
項目 |
メモリ所要量(バイト) |
| 1 |
モジュールトレースの取得 |
- 32ビット用OSの場合
- Java ORB
- 16×<環境変数HVI_MTRENTRYCOUNTの値>+15,360
- C++ ORB
- 32×<環境変数HVI_MTRENTRYCOUNTの値>+15,360
- 64ビット用OSの場合
- Java ORB
- 32×<環境変数HVI_MTRENTRYCOUNTの値>+15,360
- C++ ORB
- 48×<環境変数HVI_MTRENTRYCOUNTの値>+15,360
|
| 2 |
エラーログの取得 |
8,192 |
| 3 |
通信トレースの取得 |
- 32ビット用OSの場合
- Java ORB
- 32×<環境変数HVI_COMTENTRYCOUNTの値>+15,3360
- C++ ORB
- 24×<環境変数HVI_COMTENTRYCOUNTの値>+15,3360
- 64ビット用OSの場合
- Java ORB
- 40×<環境変数HVI_COMTENTRYCOUNTの値>+15,360
- C++ ORB
- 24×<環境変数HVI_COMTENTRYCOUNTの値>+15,360
|
| 4 |
メッセージログの取得 |
8,192 |
| 5 |
ネーミングサービス名前空間情報ログの取得 |
208×<登録するコンテキストの数>+104×<登録するオブジェクトの数>+8,192 |
- 注
- UNIXの場合,モジュールトレースの取得はヒープメモリを使用しています。ヒープメモリが不足したときにはアプリケーションが異常終了するなど,動作が不安定になります。データサイズはモジュールトレースのサイズとプロセスで使用するデータのサイズを考慮して,limitコマンドなどで設定してください。
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