使用している機能に応じて,TPBrokerをセットアップします。
(a) ORB機能を使用していた場合(32ビット用Windows)(TPBrokerのセットアップ)
使用している環境に応じて,セットアップをします。
- 移行後に環境変数VBROKER_ADMの値を変更し,agentaddrファイル,localaddrファイル,clienthandleraddrファイルを使用するとき
次に示すファイルを変更後の環境変数VBROKER_ADMで指定したディレクトリに合わせて格納し直します。
- %VBROKER_ADM%¥agentaddr
- %VBROKER_ADM%¥localaddr
- %VBROKER_ADM%¥clienthandleraddr
また,clienthandleraddrファイルは,ファイル名をhtc.clienthandleraddrファイルに変更します。
- 環境変数VBROKER_ADMに<TPBrokerのインストール先ディレクトリ>¥admと異なるディレクトリを指定しているとき
<TPBrokerのインストール先ディレクトリ>¥adm以下のファイルを環境変数VBROKER_ADMで指定したディレクトリにコピーします。
- 移行前の環境で,agentaddrファイル,localaddrファイル,およびclienthandleraddrファイルの格納位置を環境変数VBROKER_ADMとは別の環境変数で指定していたとき
移行前の環境変数で指定していたディレクトリを基にファイルを格納し直します。また,clienthandleraddrは,ファイル名をhtc.clienthandleraddrに変更します。
(b) OTS機能を使用していた場合(32ビット用Windows)(TPBrokerのセットアップ)
アウトプロセストランザクションサービスからインプロセストランザクションサービスに移行します。移行方法については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。