トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド
Cannot execute command. command=aa...aa, reason=bb...bb, info1=cc...cc
- aa...aa: 起動に失敗した起動コマンド
- bb...bb: 理由コード
- access denied: コマンドを起動する権限が不足しています。
- not exist: コマンドが存在しません。
- invalid format: コマンドのフォーマットが不正です。
- unknown: 上記以外の理由です。
- cc...cc: 保守情報1
- [意味]
- 起動コマンドの実行が出来ませんでした。
- [システムの処理]
- admlaunchuxコマンドは異常終了します。
- [対策]
- 理由コードに従って対処してください。
- access denied:
- 起動コマンドに実行権限があるか,起動コマンドのパスを構成するディレクトリにサーチ権限があるかを確認してください。
- not exist:
- 以下の内容を確認してください。
- 起動コマンドまたは起動コマンドのパスを構成するディレクトリが存在すること。
- または絶対パスで起動コマンドを指定していること。
- またはadmlaunchuxコマンドをプロセス監視定義ファイルに記載した場合に起動コマンドのパスが環境変数を含む記述になっていないこと。
- invalid format:
- 起動コマンドが壊れていないか確認してください。起動コマンドがシェルスクリプトの場合,先頭の2バイトが「#!」であることを確認してください。
- unknown:
- 以下の内容を確認してください。
- 起動コマンドの引数リストに環境変数を加えたバイト数がOSの制限を越えていない。
- 互換のないアーキテクチャの起動コマンドでないか。
- 起動コマンドのパスを構成するディレクトリで,シンボリックリンクが循環していないか。
- 起動コマンドがシステムによって決められた最大値以上のメモリを要求していないか。
- 起動コマンドのパスの構成要素がディレクトリであるか。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2015, Hitachi, Ltd.