トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


10.3 障害の解決に必要な情報

障害が発生した場合,障害情報として,$TPSPOOL,$TPFS,$ADMSPOOL,$VBROKER_ADM/…/log,$VBROKER_ADM/…/logjおよび$ADMFSディレクトリ下の全ファイルを退避してください。UNIX版の場合,tsrasgetコマンドで障害情報を取得できます。$TPSPOOLディレクトリにはOTS機能から出力されたファイル,$ADMSPOOLディレクトリには運用支援機能から出力されたファイルがあります。プロセス異常終了によってコアファイルまたはダンプファイルが出力される場合は,コアファイルまたはダンプファイル,およびコアファイルまたはダンプファイルに対応した実行形式ファイルも退避してください。運用支援機能の監視プロセスのコアファイルの取得先,及びファイル名は「6.2.1 プロセス監視の概要」を参照してください。

障害の解決に必要な情報を次の二つの表に示します。これらの情報は,障害発生後,システムを再開始すると上書きされるものもありますので注意が必要です。

<この節の構成>
10.3.1 UNIX版の場合
10.3.2 Windows版の場合

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2015, Hitachi, Ltd.