トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド

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9.1.2 運用コマンドの記述形式

運用コマンドの記述形式を次に示します。

[図データ]

<この項の構成>
(1) コマンド名
(2) -オプションフラグ〔フラグ引数〕
(3) コマンド引数

(1) コマンド名

コマンド名は,実行するコマンドのファイル名です。

TPBrokerの運用コマンドは$TPDIR/bin/にあるので,環境変数PATHに$TPDIR/bin(Windowsの場合は%TPDIR%\bin)を設定してください。

(2) -オプションフラグ〔フラグ引数〕

オプションはマイナス記号(-)で始まる文字列で,フラグ引数を取らないか,または1個のフラグ引数を取ります。

オプションフラグ
1文字の英数字(大文字と小文字は区別されます)

フラグ引数
オプションフラグに対する引数

注意
  • フラグ引数を必要とするオプションフラグのフラグ引数は省略できません。
  • オプションはコマンド引数よりも前に指定しなければなりません。
  • マイナス記号だけのオプションは入力できません。
    例 次のように入力すると,-はコマンド引数とみなされます。
       cmdはコマンド名称です。
        prompt> cmd -

(3) コマンド引数

コマンド引数は,コマンド操作の対象となるものを指定します。

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