トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド

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6.5.1 ADMの複数登録機能の概要

ADMの複数登録機能は,TPBroker実行環境の環境変数を使い分け,1つのOSに運用支援機能の実行環境を複数登録する機能です。Windows版の場合は,指定した名称でOSにサービスを登録します。なお,Windows版についてはTPBroker 05-15以降で有効です。

TPBroker実行環境は,環境変数TPSPOOL,TPFS,ADMSPOOL,およびADMFSの設定値により識別します。そのため,環境変数TPSPOOL,TPFS,ADMSPOOL,およびADMFSは,tssetupコマンドおよびadmsetupコマンドを実行するTPBroker実行環境ごとに個別の値を設定する必要があります。

admsetupコマンドの実行時に設定されたTPBroker環境の環境変数は,運用支援機能の開始時に引き継がれます。運用支援機能の開始時に引き継ぐ環境変数については,「9.3 admsetup(実行環境のセットアップ)」を参照してください。

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