6.4.3 状態遷移による動作

ADMの状態に対応したadmreloadコマンドの動作について表6-7に,監視対象プロセスの状態に対応したadmreloadコマンドの動作について表6-8に示します。

表6-7 ADMの状態に対応したadmreloadコマンドの動作

ADMの状態admreloadコマンドの動作
未起動KFCB29013-E Cannot access to ADMD.を表示して終了する。
起動~admstartコマンド入力待ち(初期化中)KFCB29013-E Cannot access to ADMD.を表示して終了する。
admstartコマンド入力待ちKFCB29001-I System has not invoked yet.を表示して終了する。
admstartコマンド入力~admstopコマンド入力コマンドを受け付ける。詳細は表6-8を参照のこと。
admstopコマンド入力~終了KFCB29070-I ADMD has already terminated.またはKFCB29005-E Communication error occurred.を表示して終了する。
注※
運用定義/ADM/set_conf_modeが"AUTO"の場合,または運用定義/ADM/set_conf_modeが"MANUAL"で前回異常終了の場合は,この状態は存在しません。

表6-8 監視対象プロセスの状態に対応したadmreloadコマンドの動作

監視対象プロセスの状態プロセス監視定義ファイルの変更状況admreloadコマンドのオプションadmreloadコマンドの動作admreloadコマンド入力後のプロセスの状態
起動中削除なしKFCB29065-Wを表示し,プロセス管理テーブルには反映しない。起動中
-fプロセス管理テーブルを更新する。停止
変更なしKFCB29065-Wを表示し,プロセス管理テーブルには反映しない。起動中
-fプロセス管理テーブルを更新する。起動中
未起動削除なしプロセス管理テーブルを更新する。停止
-fプロセス管理テーブルを更新する。停止
変更なしプロセス管理テーブルを更新する。停止
-fプロセス管理テーブルを更新する。停止
追加なしプロセス管理テーブルを更新する。停止
-fプロセス管理テーブルを更新する。停止