Cosminexus V9 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)

[目次][前へ][次へ]

23.9 コマンド・プログラムについてのメッセージ

HTTP Serverのコマンドやプログラムで出力されるメッセージについて説明します。

<この節の構成>
(1) certutilコマンド
(2) crldownloadコマンド
(3) hwsservereditコマンド
(4) hwstraceinfoコマンド
(5) keygenコマンド
(6) rotatelogsプログラム
(7) rotatelogs2プログラム
(8) sslpasswdコマンド

(1) certutilコマンド

certutilコマンドで出力されるメッセージについて説明します。


 

オプション名 option requires an argument

オプション名で指定したオプションには引数が必要です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)オプション名の指定を見直してください。

 

Unknown option オプション名

不正なオプションが指定されています。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)指定したオプションを見直してください。

 

Unknown signature type 署名アルゴリズム名

不正な署名アルゴリズム名が指定されています。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)指定した署名アルゴリズム名を見直してください。

 

Unable to create a certificate request context

証明書要求コンテキストを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

The specified subject is too long

サブジェクト情報が長過ぎます。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)サブジェクトの指定について見直してください。

 

Unable to set a flag for the certificate request context

証明書要求コンテキストにフラグを設定できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to create a key context

キーコンテキストを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to open the key file ファイル名

鍵ファイルがオープンできませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)ファイル名の鍵ファイルが存在するかを確認してください。

 

Unable to create a certificate request

証明書要求を作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to set a version for the certificate request

証明書要求にバージョンを設定できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to retrieve the subject name from the user

ユーザからのサブジェクト名取得に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)サブジェクトの指定について見直してください。

 

Subject: サブジェクト

証明書発行要求に使用するサブジェクトです。
エラーレベル:なし
(S)処理を続行します。

 

Unable to create a subject name object

サブジェクト名オブジェクトが作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to set a subject name

サブジェクト名を設定できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to set a public key

公開鍵を設定できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Failed to sign the certificate request

証明書要求の署名に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to open the file ファイル名

ファイル名のファイルをオープンできませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to open the input file ファイル名

ファイル名の入力ファイルをオープンできませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)ファイル名のファイルが存在するか確認してください。

 

Failed to write the certificate request

証明書要求の出力に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)同時に出力されるエラーメッセージを参照してください。

 

A certificate signing request was successfully created

証明書発行要求の作成に成功しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を終了します。

 

No certificate request was specified

証明書要求が指定されていません。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)-inオプションが指定されているか確認してください。

 

Failed to read the certificate request

証明書要求の読み込みに失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)同時に出力されるエラーメッセージを参照してください。

 

Unknown certificate format 指定値

不正な証明書の形式が指定されています。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)形式の指定を見直してください。

 

No certificate file was specified

証明書が指定されていません。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)-inオプションが指定されているか確認してください。

 

Unable to create a certificate context

証明書コンテキストを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Failed to read the certificate

証明書の読み込みに失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)同時に出力されるエラーメッセージを参照してください。

 

Failed to write the certificate

証明書の出力に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)同時に出力されるエラーメッセージを参照してください。

 

Unable to retrieve a subject name object from the certificate

証明書からサブジェクト名オブジェクトを取得できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to create a hash

ハッシュを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to create a library context

ライブラリコンテキストを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

ERROR: (エラー番号) 詳細情報

詳細情報で示すエラーが発生しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を終了します。
(O)詳細情報に示す内容について見直してください。

(2) crldownloadコマンド

crldownloadコマンドで出力されるメッセージについて説明します。


 

An attempt to download the CRL file failed: 理由

CRLファイルのダウンロードに失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)理由に沿った対応をしてください。

 

An attempt to download the CRL file ファイル名 failed.

CRLのダウンロードに失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)同時に出力されるほかのエラーメッセージを参照してください。

 

An attempt to initialize the ldap server session failed.

LDAPサーバとのセションの初期化に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)LDAPサーバ名やポート番号に誤りがないかどうか確認してください。

 

Could not locate ファイル名 API: 理由

LDAPライブラリの処理を失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)理由に沿った対応をしてください。

 

invalid option.

オプションが不正です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)オプションを見直してください。

 

Memory could not be allocated.

メモリの確保ができません。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)メモリの使用状態を見直してください。

 

The CRL file ファイル名 could not be opened: 詳細情報

設定されたCRLファイルが開けません。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)詳細情報に示す原因について対応してください。

 

The CRL ファイル名 was downloaded successfully.

CRLのダウンロードに成功しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を続行します。

 

The library file ライブラリファイル名 could not be opened.

LDAPライブラリが読み込めません。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)ライブラリがあるかどうかおよびディレクトリに読み出し許可が設定されているかどうかを見直してください。

 

The port number is out of range.

ポート番号の指定値が,指定できない値(1-65535以外)です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)-pオプションの指定値を見直してください。

 

The オプション option was not specified.

必要なオプション(-L,-bおよび-o)が指定されていません。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)-L,-bおよび-oオプションを指定してください。

(3) hwsservereditコマンド

hwsservereditコマンドで出力されるメッセージについて説明します。


 

hwsserveredit: completed

コマンドの処理が完了しました。または,-check実行時,サーバ環境は構築されていました。
エラーレベル:なし
(S)処理を終了します。

 

hwsserveredit: cannot {create|delete|open|read|write|close} ファイル名 関数名: 詳細情報

ファイルの操作に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)詳細情報に示す内容について見直してください。

 

hwsserveredit: malloc failed

メモリの確保に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)メモリ使用量について,システムの状態を確認してください。

 

hwsserveredit: Service {add|delete} failed 関数名: 詳細情報

サービスの登録または削除処理に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)詳細情報に示す内容について見直してください。

 

hwsserveredit: uncompleted

-check実行時,サーバ環境は構築されていませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を終了します。
(O)サーバ名に対するリソースが作成されているか確認してください。

 

詳細情報: 関数名 レジストリキー

レジストリに対する操作で失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)詳細情報に示す内容について見直してください。

 

Registry does not contain key レジストリキー after creation

レジストリのオープンに失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)レジストリキーが存在するか確認してください。

 

詳細情報: GetModuleFileName failed

実行ファイルのパス取得に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)GetModuleFileName()関数が返す詳細情報について見直してください。

 

詳細情報: An attempt to load the audit log library has failed.

監査ログ出力用ライブラリのロードに失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)詳細情報について見直してください。

 

詳細情報: An attempt to acquire the address of the audit log function has failed.

監査ログ出力用ライブラリの関数のアドレス取得に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)詳細情報について見直してください。

 

詳細情報: An attempt to acquire the path of the audit log library has failed.

監査ログ出力用ライブラリのパスの取得に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)詳細情報について見直してください。

(4) hwstraceinfoコマンド

hwstraceinfoコマンドで出力されるメッセージについて説明します。


 

hwstraceinfo: An open logfile error occurred.

出力ファイルを開けません。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)出力ファイルについて見直してください。

 

hwstraceinfo: An open shared memory error(詳細情報) occurred.

共有メモリの参照に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)詳細情報に示す内容について見直してください。

 

hwstraceinfo: A map shared memory error(詳細情報) occurred.

共有メモリのマッピングに失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)詳細情報に示す内容について見直してください。

 

hwstraceinfo: A shmat error occurred.

共有メモリの割り当てができません。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)共有メモリ識別子について見直してください。

 

hwstraceinfo: A shmctl ID removal error occurred.

共有メモリ識別子を削除できません。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)共有メモリ識別子について見直してください。

 

hwstraceinfo: A write error occurred.

共有メモリの内容をファイル出力することに失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)出力ファイルについて見直してください。

 

hwstraceinfo: The shmid removal completed.

共有メモリ識別子を削除しました。
エラーレベル:なし
(S)hwstraceinfoコマンド処理を終了します。

 

hwstraceinfo: The trace output completed.

共有メモリの内容をファイルに出力しました。
エラーレベル:なし
(S)hwstraceinfoコマンド処理を終了します。

(5) keygenコマンド

keygenコマンドで出力されるメッセージについて説明します。


 

オプション名 option requires an argument

オプション名で指定したオプションには引数が必要です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)オプション名の指定を見直してください。

 

The value specified for the -bits option exceeds the maximum

-bitsに指定した値が指定可能な最大値を超えています。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)-bitsに指定した値について見直してください。

 

Unknown option オプション名

不正なオプションが指定されています。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)指定したオプションを見直してください。

 

Unable to create a library context

ライブラリコンテキストを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to create a cryptographic context

暗号コンテキストを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to create a random object

ランダムオブジェクトを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Adding 'entropy' into random generator

ランダムジェネレータにエントロピーを追加します。
エラーレベル:なし
(S)処理を続行します。

 

Failed to set entropy

エントロピーの設定に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

バイト数 random bytes loaded

乱数生成に使用するデータをバイト数分読み込みました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。

 

Unable to associate the random object with the cryptographic context

暗号コンテキストとランダムオブジェクトを関連づけられませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to create a key context

キーコンテキストを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to create a cryptographic object

暗号オブジェクトを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Failed to initialize a cryptographic object

暗号オブジェクトの初期化に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to set key generation parameters

鍵生成パラメタを設定できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Unable to create a key object

キーオブジェクトを作成できませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Key generation failed

鍵生成に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Failed to write the private key

秘密鍵の出力に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)同時に出力されるエラーメッセージを参照してください。

 

Key generation successful

鍵生成に成功しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を終了します。

 

ERROR: (エラー番号) 詳細情報

詳細情報で示すエラーが発生しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を終了します。
(O)詳細情報に示す内容について見直してください。

 

RSA Key Generation e= 指数値, bits= ビット数, primes= 素数

RSAキーを生成します。
エラーレベル:なし
(S)処理を続行します。

 

Failed to set the parameter パラメタ名

パラメタ名で示すパラメタの設定に失敗しました。
エラーレベル:なし
(S)処理を終了します。
(O)システムリソースの使用状況を確認してください。

 

Could not get the random number generator file ファイル名

乱数生成用のファイルが見つかりませんでした。
エラーレベル:なし
(S)処理を続行します。
(O)ファイル名のファイルが存在するか確認してください。

(6) rotatelogsプログラム

rotatelogsプログラムで出力されるメッセージについて説明します。


 

Rotation time must be > 0

ログ分割時間間隔が不正です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)ログ分割時間の間隔について見直してください。

 

The number of files must be >= 1 and <=256

-fnumに指定した値が不正です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)-fnumに指定した値について見直してください。

 

The offset minutes from UTC must be >= -1439 and <=1439

-diffに指定した値が不正です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)-diffに指定した値について見直してください。

 

The file path is too long.

分割ログファイル名の長さが長過ぎます。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)分割ログファイルのプリフィックス長について見直してください。

 

Usage: 〔プログラム名〕<logfile> <rotation time in seconds> [-fnum <file number>] [-diff <offset minutes from UTC>]

引数が不正です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)引数について見直してください。

(7) rotatelogs2プログラム

rotatelogs2プログラムで出力されるメッセージについて説明します。


 

The size(KB) of file must be >= 1 and <= 2097151

ログファイルサイズが不正です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)ログファイルのサイズについて見直してください。

 

The number of files must be >= 1 and <= 256

ログファイル個数が不正です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)ログファイルの個数について見直してください。

 

The file path is too long.

ログファイル名の長さが長過ぎます。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)ログファイルのプリフィックス長について見直してください。

 

Usage: 〔プログラム名〕<logfile prefix> <maximum file size> <maximum number of files>

引数の数が不正です。
エラーレベル:なし
(S)処理を中断します。
(O)引数の数について見直してください。

(8) sslpasswdコマンド

sslpasswdコマンドで出力されるメッセージについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編」の「19.9 Webサーバ(HTTP Server)のsslpasswdコマンドが出力するメッセージ」を参照してください。