Cosminexus V9 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)

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KFRM13016-E(C/O)

An attempt to restore management information failed because the queue information was invalid. Queue name=aa....aa, Reason code=bb....bb, Column name=cc....cc, Value=dd....dd

aa....aa:キュー名
bb....bb:理由コード(保守情報)
cc....cc:テーブルの列名
dd....dd:値
説明
キュー情報が不正なため,管理情報の復元に失敗しました。該当のキューは閉塞します。
対処
キューの削除コマンドで,該当のキューを削除してください。ただし,テーブルの列名が"QUEUE_TYPE"の場合は,キューの削除コマンドでキューを削除することはできません。この場合,Reliable Messagingを停止したあと,キュー情報テーブルとFIFO情報テーブルから不正な情報が含まれる行を削除してください。なお,メッセージ情報テーブルの削除は,キューの種類ごとに対応したテーブルが存在しているかどうかを確認し,存在している場合は削除してください。
テーブルの列名が"PERSISTENCE_MODE"の場合,キューの削除コマンドが正常に完了しても,DBのメッセージ情報テーブルが残っている可能性があります。キュー情報テーブル,FIFO情報テーブルから不正な情報の含まれる行を削除する,およびメッセージ情報テーブルを削除するためのSQL文を次に示します。なお,SQL文を実行する前に,必ずDBのバックアップを取得してください。
(a) キュー情報テーブル
キュー情報テーブルから不正な情報が含まれる行を削除するには,次に示すSQL文を実行します。
 
DELETE FROM <RMSystemNameプロパティ指定値>_QUEUEINFORMATION
  WHERE QUEUE_NAME ='<エラーが発生したキュー名>';
COMMIT;
 
(b) FIFO情報テーブル
FIFO情報テーブルから不正な情報が含まれる行を削除するには,次に示すSQL文を実行します。
 
DELETE FROM <RMSystemNameプロパティ指定値>_FIFOINFORMATION
  WHERE QUEUE_NAME ='<エラーが発生したキュー名>';
COMMIT;
 
(c) メッセージ情報テーブル
メッセージ情報テーブルを削除するには,キューの種類に応じて次に示すSQL文を実行します。キューの種類によってメッセージ情報テーブル名が定まっています。キューの種類が不明な場合は実際のDBにあるテーブル名と次に示すSQL文のテーブル名(DROP TABLE文のオペランド)を比較して判断してください。
・ローカルキューおよび転送キューの場合
 
DROP TABLE <RMSystemNameプロパティ指定値>_MSG_<エラーが発生したキュー名>;
 
・受信用共用キューの場合
 
DROP TABLE <RMSystemNameプロパティ指定値>_SHR_<エラーが発生したキュー名>MG;
DROP TABLE <RMSystemNameプロパティ指定値>_SHR_<エラーが発生したキュー名>RD;
DROP TABLE <RMSystemNameプロパティ指定値>_SHR_<エラーが発生したキュー名>WT;
 
・送信用共用キューの場合
 
削除するメッセージ情報テーブルはありません。