Cosminexus V9 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)
19.1 メッセージの記述形式
この章でのメッセージの記述形式を次に示します。
KFCTnnnnn-Y
メッセージテキスト
- 可変値に関する説明
- 説明
- メッセージテキストに対する補足説明
- 対処
- ユーザが実施する対処
なお,「可変値に関する説明」,「説明」および「対処」はメッセージによって記述しないものもあります。
次に,各項目について説明します。
- KFCTnnnnn
- メッセージIDを表します。
- メッセージIDを構成する要素について,次に説明します。
- KFCT
- CTMおよびPRFが出力するメッセージのプリフィックスを示します。
- nnnnn
- CTMおよびPRFで管理するメッセージ番号を表します。それぞれのメッセージには,5けたの固有の番号が付いています。
- Y
- メッセージのレベルを表します。メッセージのレベルは英字1文字で示します。
- メッセージのレベルを示す文字とその意味を次に示します。
- E(Error)
- エラーレベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。
- このメッセージが出力されたときは,処理を中断します。
- W(Warning)
- 警告レベルのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。
- メッセージが出力されたあとも処理を続行します。
- I(Information)
- システムの動作を通知するメッセージです。
- メッセージが出力されたあとも処理を続行します。Windowsの場合,PRFが出力するメッセージは,標準エラー出力に出力されることがあります。
- Q(Question)
- 出力したメッセージに対して,ユーザの応答を通知するメッセージです。
- このメッセージが出力されたときは,ユーザの応答を待ちます。
- R(Request)
- 出力メッセージに対するユーザからの応答を待っていることを通知するメッセージです。
- メッセージテキスト
- CTMおよびPRFが出力するメッセージテキストを表します。
- なお,メッセージテキスト中の可変値(メッセージが出力される状況によって変わる値)は,「xx....xx」(xxは英小文字)の形式で示します。
- 可変値に関する説明
- メッセージテキスト中の可変値に表示される情報を「xx....xx:表示される情報」(xxは英小文字)の形式で示します。可変値に関する説明の記述例を次に示します。
- (例)
- aa....aa:ファイル名
- bb....bb:アプリケーション名
- 説明
- メッセージが通知された要因やCTMおよびPRFの動作など,メッセージに対する補足説明を示します。
- 対処
- ユーザが実施する対処を表します。なお,対処方法の「保守員に連絡してください」とは,購入時の契約に基づいて,システム管理者が弊社問い合わせ窓口へ連絡することを示します。
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