Cosminexus V9 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)

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KEUC00003-E (C)

Execution of the cosmienv aa....aa command failed. (code = bb....bb[, cc....cc])

aa....aa:-s,-d,-r,または-l
bb....bb:リターンコード
cc....cc:保守コード
説明
cosmienv aa....aaコマンドが失敗しました。
対処
メッセージに出力されているリターンコードを確認して,対処してください。なお,リターンコードが143の場合,保守コードもあわせて表示されます。
リターンコードと対処については,次の表を参照してください。

表15-1 リターンコードと対処

リターンコード 意味 対処
0 正常終了
128 異常終了 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
129 退避・回復の基になる情報の不正
130 退避・回復の後処理で障害発生
131 退避・回復用の情報の不正 インストールしている製品のバージョンが,構築済み実行環境の切り替えに対応しているバージョンかどうかを確認してください。
それでも解決しない場合は,出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
133 ディスクアクセスエラー 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
135 ファイルオープンエラー 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
138 引数指定の不正 コマンドのシンタックスを確認してください。
139 未サポート機能の要求 インストールしている製品を確認してください。
140 コマンドの二重実行要求 コマンドが実行中でないかを確認してください。
141 稼働環境の不正 回復機能を実行する前に,次の内容を確認してください。
  • アプリケーションサーバがアンインストールされていること
  • インストール先に不要なファイルが残っていないこと
142 実行権限なし コマンド発行時の権限を確認してください。
143 構成ソフトウェアの処理で障害発生 メッセージに表示された構成ソフトウェアの保守コード(bb....bb[,cc....cc]のcc....cc)を確認してください。保守コードについては,次の表を参照してください。
なお,障害が発生した構成ソフトウェアについては,cosmienvコマンドのログで確認します。

表15-2 構成ソフトウェアの保守コード

構成ソフトウェア 保守コード 意味 対処
Component Container 145 HNTRLibのインストールに失敗 Component Containerを再インストールしてください。
146 退避に失敗 次のどちらかの方法で対処してください。
  • 指定した退避先のディレクトリを作成する。
  • 存在するディレクトリパスを指定する。
147 異常終了 /opt/Cosminexus/env/log以下のファイルを採取して,保守員に連絡してください。
Component Transaction Monitor 129 退避・回復の基になる情報の不正 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
130 退避・回復の後処理エラー
131 退避・回復用の情報の不正
138 引数指定の不正
142 実行ユーザの不正 rootで実行しているかどうかを確認してください。
146 退避先のディレクトリが存在しない 次のどちらかの方法で対処してください。
  • 指定した退避先のディレクトリを作成する。
  • 存在するディレクトリパスを指定する。
147 そのほかのエラー 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
148 ファイル・ディレクトリの削除の失敗
DABroker Library 128 異常終了 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
131 退避・回復用の情報の不正
138 引数指定の不正 コマンドの引数を確認して,再度実行してください。
144 DABroker Libraryが稼働中 DABroker Libraryにアクセス中のプログラムをすべて終了してから再度実行してください。
Developer's Kit for Java 131 退避・削除用の情報の不正 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
138 引数指定の不正 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
144 回復に失敗 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
145 /opt/Cosminexus/jdkがシンボリックリンクファイル /opt/Cosminexus/jdkがシンボリックリンクファイルの場合はサポートしていません。実体のファイルを置いてください。
146 そのほかのエラー 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
Performance Tracer 129 退避・回復の基になる情報の不正 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
130 退避・回復の後処理エラー
131 退避・回復用の情報の不正
138 引数指定の不正
142 実行ユーザの不正 rootで実行しているかどうかを確認してください。
145 HccLibのインストールに失敗 再インストールしてください。
146 退避先のディレクトリが存在しない 次のどちらかの方法で対処してください。
  • 指定した退避先のディレクトリを作成する。
  • 存在するディレクトリパスを指定する。
147 そのほかのエラー 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
148 ファイル・ディレクトリの削除の失敗
Reliable Messaging 129 退避・回復の基になる情報の不正 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
130 退避・回復の後処理で障害発生
144 HNTRLib2のインストールに失敗 再インストールしてください。
145 退避先のディレクトリが存在しない 次のどちらかの方法で対処してください。
  • 指定した退避先のディレクトリを作成する。
  • 存在するディレクトリパスを指定する。
146 そのほかのエラー 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
TPBroker 129 退避・回復の基になる情報の不正 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
130 退避・回復の後処理で障害発生
131 退避・回復用の情報の不正
133 ディスクアクセスエラー
135 ファイルオープンエラー
144 HCCLibのインストールに失敗 TPBrokerを再インストールしてください。
145 HNTRLib2のインストールに失敗
146 退避に失敗 次のどちらかの方法で対処してください。
  • 指定した退避先のディレクトリを作成する。
  • 存在するディレクトリパスを指定する。
147 PPインストーラ情報の取得・設定に失敗 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
Web Services - Security 129 退避・回復の基になる情報の不正 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
130 退避・回復の後処理で障害発生 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
131 退避・回復用の情報の不正
138 引数指定の不正
146 退避に失敗 次のどちらかの方法で対処してください。
  • 指定した退避先のディレクトリを作成する。
  • 存在するディレクトリパスを指定する。
147 そのほかのエラー 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
148 ファイル・ディレクトリの削除の失敗
XML Processor 128 異常終了 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
138 引数指定の不正 コマンドの引数を確認して,再度実行してください。
144 退避に失敗 次の手順で対処してください。
  1. 指定した退避先のディレクトリを作成する。または存在するディレクトリパスを指定する。
  2. XML Processorの使用を終了する。
145 HNTRLib2のインストールに失敗 XML Processorを再インストールしてください。
HTTP Server 128 異常終了 出力メッセージとログを取得して,保守員に連絡してください。
138 引数指定の不正
144 退避に失敗 次のどちらかの方法で対処してください。
  • 指定した退避先のディレクトリを作成する。
  • 存在するディレクトリパスを指定する。