Cosminexus V9 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)

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KEOS29712-E(C/F)

仮想サーバの反映に失敗しました。 (管理ユニット名 = aa....aa, 仮想サーバ識別子 = bb....bb, 詳細情報 = cc....cc)

aa....aa:管理ユニット名
bb....bb:仮想サーバ識別子
cc....cc:詳細情報
説明
仮想サーバの反映に失敗しました。要因として,仮想サーバの反映処理で問題が発生したか,反映処理を実行できる条件を満たしていないことが考えられます。
ほかの仮想サーバへの処理を継続します。
対処
詳細情報を基に対処してください。
論理ステータスが障害になった仮想サーバを再度反映したい場合は,vmiunit detachコマンドで管理ユニットから外し,vmiunit attachコマンドで再度管理ユニットに登録したあと,再度コマンドを実行してください。

表13-20 KEOS29712-Eに示されるエラーの詳細情報一覧

詳細情報 説明 対処
運用管理エージェントの起動に失敗しました。 運用管理エージェントの起動に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 定義ファイルにある運用管理エージェントの設定に問題があります。
仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • 運用管理エージェントのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
Management Serverの起動に失敗しました。 Management Serverの起動に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 定義ファイルにあるManagement Serverの設定に問題があります。
仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • Management Serverのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
Webシステムの起動に失敗しました。 Webシステムの起動に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 定義ファイルにある簡易構築定義ファイルの設定に問題があります。
仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • Management Serverのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
運用管理エージェントの停止に失敗しました。 運用管理エージェントの停止に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 運用管理エージェントのプロセスが異常です。
仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • 運用管理エージェントのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
Management Serverの停止に失敗しました。 Management Serverの停止に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • Management Serverのプロセスが異常です。
仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • Management Serverのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
Webシステムの停止に失敗しました。 Webシステムの停止に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • Webシステムの設定に問題があります。
仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • Management Serverのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
論理ステータスが障害状態です。 仮想サーバの論理ステータスが障害状態のため操作できません。 vmiunit statusコマンドで,仮想サーバの論理ステータスを確認してください。
この仮想サーバを復旧したい場合は,vmiunit detachコマンドで管理ユニットから登録を解除し,vmiunit attachコマンドで管理ユニットに再度登録してください。
処理を実行できない論理ステータスです。 (論理ステータス = aa....aa)

aa....aa:論理ステータス
仮想サーバの論理ステータスが,"起動中","停止中",または"反映中"のため,処理を実行できません。 vmiunit statusコマンドで,仮想サーバの論理ステータスを確認してください。
この仮想サーバを復旧したい場合は,vmiunit detachコマンドで管理ユニットから登録を解除し,vmiunit attachコマンドで管理ユニットに再度登録してください。
仮想サーバに接続できません。 仮想サーバに接続できません。要因として,サーバ通信エージェントとの通信に問題があることが考えられます。 仮想サーバの電源状態を確認してください。
  • 電源がONの場合:仮想サーバ側のサーバ通信エージェントのログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • 仮想サーバの電源がOFFの場合:電源をONにしてください。
ステータスが不一致です。 (論理ステータス = aa....aa, 実ステータス = bb....bb)

aa....aa:論理ステータス

bb....bb:実ステータス
仮想サーバの論理ステータスと実ステータスが不一致です。 vmiunit statusコマンドで,仮想サーバの論理ステータスと実ステータスを確認してください。
この仮想サーバに対して,vmiunit startコマンドまたはvmiunit stopコマンドを実行し,ステータスを合わせてください。
一時ファイル作成時に障害が発生しました。 (詳細情報 = aa....aa)
aa....aa:詳細情報
一時ファイル作成時に障害が発生しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 作成しようとしたファイルまたはディレクトリの親ディレクトリにアクセス権がありません。
詳細情報,または仮想サーバのサーバ通信エージェントのログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
論理ステータスが稼働状態です。 仮想サーバの論理ステータスが稼働状態のため操作できません。 vmiunit statusコマンドで,仮想サーバの論理ステータスを確認してください。
この仮想サーバを反映したい場合は,vmiunit stopコマンドで停止してください。
定義ディレクトリのアップロードに失敗しました。 (詳細情報 = aa....aa)

aa....aa:詳細情報
定義ディレクトリのアップロードに失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • アップロード先の親ディレクトリにアクセス権がありません。
  • 仮想サーバのディスク容量が枯渇しています。
詳細情報,または仮想サーバのサーバ通信エージェントのログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
Webシステムの構築に失敗しました。 Webシステムの構築に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • 管理ユニットに設定した定義ディレクトリの内容に問題があります。
また,フックスクリプトでJP1自動設定をしている場合は,ログファイルトラップ機能が起動した状態のため,ファイルの削除に失敗しています。
詳細情報,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • rasetup -vmコマンドが出力するログ
  • Management Serverのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
また,フックスクリプトでJP1自動設定をしている場合は,仮想サーバでログファイルトラップ機能が起動していないか確認してください。
アプリケーションのインポートに失敗しました。 (J2EEサーバ名 = aa....aa, ポート番号 = bb....bb, ファイル名 = cc....cc)

aa....aa:J2EEサーバ名

bb....bb:ネーミングサービスのポート番号

cc....cc:ファイル名
アプリケーションのインポートに失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • アプリケーションに問題があります。
詳細情報,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • サーバ管理コマンドのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
アプリケーションの開始に失敗しました。 (J2EEサーバ名 = aa....aa, ポート番号 = bb....bb, アプリケーション名 = cc....cc)

aa....aa:J2EEサーバ名

bb....bb:ネーミングサービスのポート番号

cc....cc:アプリケーション名
アプリケーションの開始に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • アプリケーションに問題があります。
詳細情報,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • サーバ管理コマンドのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
アプリケーションの削除に失敗しました。 (J2EEサーバ名 = aa....aa, ポート番号 = bb....bb, J2EEアプリケーション名 = cc....cc)

aa....aa:J2EEサーバ名

bb....bb:ネーミングサービスのポート番号

cc....cc:J2EEアプリケーション名
アプリケーションの削除に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • J2EEサーバの環境またはアプリケーションに問題があります。
詳細情報,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • サーバ管理コマンドのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
アプリケーションの停止に失敗しました。 (J2EEサーバ名 = aa....aa, ポート番号 = bb....bb, J2EEアプリケーション名 = cc....cc)

aa....aa:J2EEサーバ名

bb....bb:ネーミングサービスのポート番号

cc....cc:J2EEアプリケーション名
アプリケーションの停止に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • J2EEサーバの環境またはアプリケーションに問題があります。
詳細情報,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • サーバ管理コマンドのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
フックスクリプトの実行に失敗しました。 (リターンコード = aa....aa)

aa....aa:フックスクリプトのリターンコード
フックスクリプトの実行に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • フックスクリプトの内容に問題があります。
リターンコード,または仮想サーバのサーバ通信エージェントのログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
アプリケーションの状態取得に失敗しました。 (J2EEサーバ名 = aa....aa, ポート番号 = bb....bb)

aa....aa:J2EEサーバ名

bb....bb:ネーミングサービスのポート番号
アプリケーションの状態取得に失敗しました。要因として次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • 仮想サーバのディスク容量が枯渇しています。
  • cjlistappコマンドの実行に失敗しました。
リターンコード,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • サーバ管理コマンドのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
簡易構築定義ファイルの作成に失敗しました。 (詳細情報 = aa....aa)

aa....aa:詳細情報
簡易構築定義ファイルの作成に失敗しました。
仮想サーバマネージャの処理データ格納ディレクトリに問題があります。要因として次のことが考えられます。
  • アクセス権限がありません。
  • ディスク容量が枯渇しています。
  • ディスク障害が発生しています。
メッセージの詳細情報を確認してください。エラーの要因を取り除いて,再度実行してください。