Cosminexus V9 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)

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KEOS29676-E(C/F)

仮想サーバの起動に失敗しました。 (管理ユニット名 = aa....aa, 仮想サーバ識別子 = bb....bb, 詳細情報 = cc....cc)

aa....aa:管理ユニット名
bb....bb:仮想サーバ識別子
cc....cc:詳細情報
説明
仮想サーバの起動に失敗しました。要因として,仮想サーバの起動処理で問題が発生したか,起動処理を実行できる条件を満たしていないことが考えられます。
仮想サーバ識別子を指定している場合は処理を中止します。仮想サーバ識別子を指定していない場合は処理を継続します。
対処
詳細情報を基に対処してください。
論理ステータスが障害になった仮想サーバを再起動したい場合は,vmiunit detachコマンドを実行して起動に失敗した仮想サーバを管理ユニットから外し,vmiunit attachコマンドを実行して再度管理ユニットに登録したあと,vmiunit updateコマンドで反映してください。その後,再度コマンドを実行してください。

表13-15 KEOS29676-Eに示されるエラーの詳細情報一覧

詳細情報 説明 対処
論理ステータスが未構築状態です。 論理ステータスが未構築状態です。 vmiunit statusコマンドで論理ステータスを確認してください。
vmiunit updateコマンドで仮想サーバを構築して,再度コマンドを実行してください。
仮想サーバの定義が管理ユニットの定義と異なります。 仮想サーバの定義が管理ユニットの定義と異なります。 vmiunit statusコマンドで定義の変更範囲を確認してください。
vmiunit updateコマンドで定義を最新にしてから再度実行してください。
運用管理エージェントの起動に失敗しました。 運用管理エージェントの起動に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 定義ファイルにある運用管理エージェントの設定に問題があります。
仮想サーバの次のログを確認して,エラーの原因を取り除いてください。
  • 運用管理エージェントのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
Management Serverの起動に失敗しました。 Management Serverの起動に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 定義ファイルにあるManagement Serverの設定に問題があります。
仮想サーバの次のログを確認して,エラーの原因を取り除いてください。
  • Management Serverのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
Webシステムの起動に失敗しました。 Webシステムの起動に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 定義ファイルにある簡易構築定義ファイルの設定に問題があります。
仮想サーバの次のログを確認して,エラーの原因を取り除いてください。
  • Management Serverのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
論理ステータスが障害状態です。 仮想サーバの論理ステータスが障害状態のため操作できません。 vmiunit statusコマンドで,仮想サーバの論理ステータスを確認してください。
この仮想サーバを復旧させたい場合は,一度,vmiunit detachコマンドで管理ユニットから登録を解除し,vmiunit attachコマンドで管理ユニットに再度登録してください。
処理を実行できない論理ステータスです。 (論理ステータス = aa....aa)

aa....aa:論理ステータス
仮想サーバの論理ステータスが,"起動中","停止中",または"反映中"のため,処理を実行できません。 vmiunit statusコマンドで,仮想サーバの論理ステータスを確認してください。
この仮想サーバを復旧させたい場合は,一度,vmiunit detachコマンドで管理ユニットから登録を解除し,vmiunit attachコマンドで管理ユニットに再度登録してください。
仮想サーバに接続できません。 仮想サーバに接続できません。要因として,サーバ通信エージェントとの通信に問題があることが考えられます。 仮想サーバの電源状態を確認してください。
  • 電源がONの場合:仮想サーバ側のサーバ通信エージェントのログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • 仮想サーバの電源がOFFの場合:電源をONにしてください。
一時ファイル作成時に障害が発生しました。 (詳細情報 = aa....aa)

aa....aa:詳細情報
一時ファイル作成時に障害が発生しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 作成しようとしたファイルまたはディレクトリの親ディレクトリにアクセス権がありません。
詳細情報,または仮想サーバのサーバ通信エージェントのログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
アプリケーションの開始に失敗しました。 (J2EEサーバ名 = aa....aa, ポート番号 = bb....bb, アプリケーション名 = cc....cc)

aa....aa:J2EEサーバ名

bb....bb:ネーミングサービスのポート番号

cc....cc:アプリケーション名
アプリケーションの開始に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • アプリケーションに問題があります。
詳細情報,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • サーバ管理コマンドのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
運用管理エージェントの稼働確認に失敗しました。 運用管理エージェントの稼働確認に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • 運用管理エージェントのプロセスに問題があります。
リターンコード,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • 運用管理エージェントのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
Management Serverの稼働確認に失敗しました。 Management Serverの稼働確認に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に障害が発生しています。
  • Management Serverのプロセスに問題があります。
リターンコード,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • Management Serverのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
Webシステムの稼働確認に失敗しました。 (Webシステム名 = aa....aa, サービスユニット名 = bb....bb)

aa....aa:Webシステム名

bb....bb:サービスユニット名
Webシステムの稼働確認に失敗しました。要因として,次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • 仮想サーバのディスク容量が枯渇しています。
  • cmx_list_statusコマンドの実行に失敗しました。
リターンコード,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • Management Serverのログ
  • サーバ通信エージェントのログ
アプリケーションの状態取得に失敗しました。 (J2EEサーバ名 = aa....aa, ポート番号 = bb....bb)

aa....aa:J2EEサーバ名

bb....bb:ネーミングサービスのポート番号
アプリケーションの状態取得に失敗しました。要因として次のことが考えられます。
  • サーバ通信エージェントとの通信に問題があります。
  • 仮想サーバのディスク容量が枯渇しています。
  • cjlistappコマンドの実行に失敗しました。
リターンコード,または仮想サーバの次のログを確認して,エラーの要因を取り除いてください。
  • サーバ管理コマンドのログ
  • サーバ通信エージェントのログ