Cosminexus V9 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)

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KDJE37607-E

A memory shortage has occurred. Check, and if necessary, revise aa....aa. (error details = [bb....bb])

aa....aa:オプション定義ファイル名
bb....bb:エラー詳細情報
説明
サーバ管理コマンドでメモリ不足が発生したため,使用できるメモリを確保できません。エラー詳細情報を基にJavaヒープサイズやMetaspace領域の最大サイズなどの設定を変更して,再度コマンドを実行してください。
対処
オプション定義ファイル名がusrconf.batまたはusrconfの場合
  • Javaヒープ不足のとき
    サーバ管理コマンド用のオプション定義ファイル中のUSRCONF_JVM_ARGSキーにJavaVMのオプション-Xmx<size>を指定して,Javaヒープメモリ割り当てプールの最大サイズを拡張してください。
  • Metaspace領域不足のとき
    サーバ管理コマンド用のオプション定義ファイル中のUSRCONF_JVM_ARGSキーにJavaVMのオプション-XX:MaxMetaspaceSize=<size>を指定して,Metaspace領域の最大サイズを拡張してください。
  • Cヒープ不足のとき
    サーバ管理コマンドを実行しているOS上で,実行している不要なアプリケーションを終了してください。
オプション定義ファイル名がadminagentuser.cfgの場合
  • Javaヒープ不足のとき
    運用管理エージェント用オプション定義ファイル中のadd.jvm.argキーにJavaVMのオプション-Xmx<size>を指定して,Javaヒープメモリ割り当てプールの最大サイズを拡張してください。
  • Metaspace領域不足のとき
    運用管理エージェント用オプション定義ファイル中のadd.jvm.argキーにJavaVMのオプション-XX:MaxMetaspaceSize=<size>を指定して,Metaspace領域の最大サイズを拡張してください。
  • Cヒープ不足のとき
    サーバ管理コマンドのAPIを実行しているOS上で,実行している不要なアプリケーションを終了してください。