Cosminexus V9 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)

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KDJE34206-W

An attempt to connect with the SFO server has failed. (J2EE application = aa....aa, context root = bb....bb, SFO server = cc....cc, naming service = dd....dd)

aa....aa:J2EEアプリケーション名
bb....bb:コンテキストルート名
cc....cc:SFOサーバ名
dd....dd:SFOサーバ上のネーミングサービスのアドレスおよびポート番号
説明
SFOサーバとの接続ができません。
接続できない要因として,次のことが考えられます。
  • SFOサーバが稼働していない。
  • SFOサーバとの通信路に障害が発生している。
  • ユーザプロパティファイルに設定した,SFOサーバで起動するCORBAネーミングサービスのIPアドレスまたはポート番号の指定に誤りがある。
  • SFOサーバ起動時のcjstartsvコマンドに,"-nosecurity"オプションが指定されていない。
  • SFOサーバのメモリが不足している。
  • ネゴシエーション処理が時間内に完了できなかった。
対処
J2EEサーバまたはSFOサーバが出力したエラーメッセージと,SFOサーバの稼働状況を確認して,接続に失敗した要因を突き止めてください。
要因に応じた対処を次に示します。
SFOサーバが稼働していない場合
SFOサーバを起動してから,J2EEアプリケーションを開始してください。
SFOサーバとの通信路に問題が生じている場合
問題を取り除いたあと,再度J2EEアプリケーションを開始してください。
SFOサーバで起動するCORBAネーミングサービスのIPアドレスまたはポート番号の指定に誤りがあった場合
J2EEサーバをいったん停止し,ユーザプロパティファイルに正しい情報を設定したあと,J2EEサーバを起動してください。
SFOサーバとのネゴシエーションに失敗した場合
J2EEサーバがメッセージログに出力した「KDJE34207-E」または「KDJE34246-E」のメッセージと,SFOサーバがメッセージログに出力した「KDJE34008-E」,「KDJE34026-E」または「KDJE34003-I」のメッセージの情報を基に正しい設定を行ってください。Webアプリケーションの設定を変更した場合はJ2EEアプリケーションの再起動,サーバIDを変更した場合はJ2EEサーバの再起動が必要となります。
SFOサーバ起動時のcjstartsvコマンドに"-nosecurity"オプションが指定されていなかった場合
"-nosecurity"オプションを指定してSFOサーバを再起動し,J2EEアプリケーションを開始してください。
SFOサーバで必要なメモリが不足している場合
SFOサーバで必要なメモリの見積もりを見直してください。
ネゴシエーションがタイムアウトになった場合
SFOサーバの稼働状況およびSFOサーバが稼働するマシンのメモリ使用量,CPU使用状況を確認してください。問題が発生している場合,要因を取り除いてからJ2EEアプリケーションを再起動してください。