Cosminexus V9 アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

createCall

インタフェース名:Service

機能
指定したポートとオペレーションに関連づけられたCallオブジェクトを生成します。このメソッドは,ServiceオブジェクトがWSDLの情報を保持している状態で,初期化されたCallオブジェクトを生成するために使用されます。生成されたCallオブジェクトを初期化する必要はありません。

構文
public Call createCall(javax.xml.namespace.QName portName
                       javax.xml.namespace.QName operationName)
                throws ServiceException

引数

表13-29 createCallメソッドの引数

仮引数名 名称 in/out 説明
portName ポートのQName in ポートのQNameを指定します。
operationName オペレーションのQName in オペレーションのQNameを指定します。

戻り値
Callオブジェクトを返します。

例外
ServiceオブジェクトがWSDLを読み込んでポートの情報を保持している状態では,次の場合にServiceException例外がスローされます。
  • portNameまたはoperationNameにnullを指定した場合
  • 指定したportNameをServiceオブジェクトが保持していない場合
  • 指定したoperationNameをServiceオブジェクトが保持していない場合
また,Callオブジェクトの生成でエラーが発生した場合もServiceException例外がスローされます。