SOAPアプリケーションの動作定義ファイルには,次の種類があります。
- サーバ定義ファイル
- サーバ側の動作を制御します。
- クライアント定義ファイル
- クライアント側の動作を制御します。
- 共通定義ファイル
- サーバ側およびクライアント側の共通の動作を制御します。
これらの動作定義ファイルの記述規則を示します。
- J2SEのプロパティ形式に従い,「キー名称=値」の形式で記述します。
- 1行の終わりは必ず改行されていなければなりません。
- 「#」で始まる行はコメントとみなされます。
- 値が存在しない行を設定した場合,空文字として処理されます。
- キー名称と=の間,および=と値の間にスペースを入れてはいけません。
- 値に2バイト文字を使用する場合は,Application Serverで提供されているJava 2 SDKのnative2asciiコマンドで動作定義ファイルを変換してから使用しなければなりません。
- 設定できるキー名称以外のキー名称を設定した場合,その行は無視されます。
- 識別子以外のキー名称はすべて小文字で設定しなければなりません。大文字が混在した場合,その行は無視されます。
- 値には半角スペースも設定できます。
- (例)
- c4web.logger.log_file_prefix=File Prefix