SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤を利用する場合の設定について説明します。
バージョンアップインストールする場合は,「付録A SOAPアプリケーションの移行」を参照してください。
SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤を利用するには,J2EEサーバ用オプション定義ファイルで定義します。
J2EEサーバ用オプション定義ファイルのadd.class.pathの「hitsaaj.jar」の行を有効にし,「cjjaxws.jar」と「cjjaxrs.jar」の行を無効にします。次の例に従って定義してください。
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J2EEサーバ用オプション定義ファイルの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。
以降では,J2EEサーバ用オプション定義ファイルの編集方法を説明します。
ここで説明するどの方法でも,J2EEサーバ用オプション定義ファイルを編集(保存)したあとに,J2EEサーバを再起動してください。J2EEサーバを再起動しない場合は,編集内容が反映されません。
直接編集する場合,次の場所に格納されたJ2EEサーバ用オプション定義ファイルをテキストエディタで開き,内容を変更します。
<Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/server/usrconf/ejb/<J2EEサーバ名>/usrconf.cfg
Management Serverの運用管理ポータルを利用する場合,[J2EEコンテナの設定]画面の「拡張パラメタ」で設定します。
SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤を利用する場合の設定例を次に示します。
図2-6 運用管理ポータルによるSOAPアプリケーション開発支援機能/SOAP通信基盤の設定例
運用管理ポータルの[J2EEコンテナの設定]画面については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」を参照してください。
Smart Composer機能を利用する場合は,簡易構築定義ファイルに,J2EEの拡張パラメタとして追加します。Smart Composer機能および簡易構築定義ファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」を参照してください。
SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤を利用する場合の設定例を次に示します。
<param> |