付録A.6 バージョン07-60から移行する場合の注意事項

バージョン07-60から移行する場合の注意事項を示します。

<この項の構成>
(1) 移行時の設定
(2) コネクションプーリングを有効にしている場合の注意

(1) 移行時の設定

SOAPアプリケーション開発支援機能/SOAP通信基盤で開発したSOAPアプリケーションおよびSOAPクライアントは,バージョンアップインストールして同じ環境で利用できます。バージョンアップインストールしたあとに,「2.3 SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤の設定」に記載されている設定は不要です。

なお,SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤と,JAX-WS機能の間に互換性はありません。JAX-WS機能を利用してWebサービスを開発する方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド」を参照してください。

(2) コネクションプーリングを有効にしている場合の注意

バージョン08-00からコネクションプーリングのデフォルト設定を無効(使用しない)に変更しています。

バージョン07-60では,コネクションプーリングのデフォルト設定が有効になっていたため,バージョン08-00でも引き続きコネクションプーリングを使用する場合は,動作定義ファイルの設定を変更する必要があります。

ただし,コネクションプーリングを使用する場合には注意事項があります。「7.4 コネクションプーリング」に記載された注意事項の内容を十分に理解した上で使用してください。