SOAP通信基盤はインタフェースおよびクラスを提供します。これらのインタフェースおよびクラスは,使用するJARファイルによって使用できるものと使用できないものとに分類されます。JARファイルごとのインタフェースおよびクラスの対応を次の表に示します。なお,スタブクラスが提供するインタフェースについては,「3.7.1 スタブの使用」を参照してください。
表13-1 JARファイルに対するインタフェースおよびクラスの対応
インタフェース名およびクラス名 | 説明 |
---|---|
C4Fault | SOAP Faultの情報を保持するクラスです。 |
C4Property | 実行時オプションを設定するクラスです。 |
C4QName | 修飾された名前を保持するクラスです。 |
C4Session | セッション管理機能を提供するクラスです。 |
Call(com.cosminexus.cws.xml.rpc.Call) | サービスの呼び出しに必要な情報を取得するためのインタフェースです。 |
Call(javax.xml.rpc.Call) | サービスを呼び出すための機能を提供するインタフェースです。 |
ClientID | クライアント識別子を表すクラスです。 |
JAXRPCException | JAX-RPCランタイムに関連した例外を表す例外クラスです。 |
Management | RPC形態,メッセージング形態の各クラスを使用する前,および終了時に呼び出すクラスです。 |
ReqResListener | リクエスト・レスポンス型のSOAPアプリケーションが実装するメッセージングインタフェースです。 |
Service | Callインスタンスを生成するためのファクトリインタフェースです。 |
ServiceException | ServiceクラスおよびServiceFactoryクラスのメソッドによってスローされる例外クラスです。 |
ServiceFactory | Serviceインスタンスを生成するためのファクトリクラスです。 |
注意事項