2.2 SOAPアプリケーションの前提環境

SOAPアプリケーションの開発および実行時に必要な前提環境について示します。

また,SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤を利用する前に注意が必要なコネクションプーリングについて説明します。

<この節の構成>
(1) 開発時および実行時の前提環境
(2) .NET Frameworkを使用する場合の前提環境
(3) コネクションプーリング利用時の注意事項

(1) 開発時および実行時の前提環境

SOAPアプリケーションはDeveloperを利用して開発し,Application Serverを利用して実行します。

Developerの前提OSおよび前提ソフトウェアについては,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド」を参照してください。

Application Serverの前提OSおよび前提ソフトウェアについては,マニュアル「アプリケーションサーバ & BPM/ESB基盤 概説」を参照してください。

また,次の場合にはWSDL4Jが必要になります。Application ServerまたはDeveloperをインストールしたあとに,WSDL4Jをインストールしてください。

次の場合にはWSDL4Jをインストールする必要はありません。

(2) .NET Frameworkを使用する場合の前提環境

Application Serverで動作するSOAPサービスは,.NET Frameworkを使用して開発したクライアントアプリケーションから利用できます。

(3) コネクションプーリング利用時の注意事項

Application Server 08-00およびDeveloper 08-00から,コネクションプーリングのデフォルト設定を無効(使用しない)に変更しています。

コネクションプーリングを使用する場合,「7.4 コネクションプーリング」を参照し,その内容を十分に理解した上で使用してください。