クライアントからサーバ側のSOAPサービスを呼び出す場合に利用するソケットの接続・書き込み・読み込みタイムアウト値を設定できます。タイムアウト値は,動作定義ファイルに「socket_write_timeout」,「socket_read_timeout」,「socket_connect_timeout」キーを追加して設定します。このキーには0~86,400の数値を指定できます。デフォルトの動作では「socket_write_timeout」と「socket_connect_timeout」が60秒(1分),「socket_read_timeout」が300秒(5分)を仮定します。
0を指定すると,タイムアウト値は無制限となります。J2EEサーバの同時実行スレッド数を超えて無制限の待ちが発生する場合などには,デッドロックになることがありますので,0を指定する場合は注意してください。また,このオプションに極端に小さい値を設定すると,タイムアウトが頻繁に発生することがあります。この場合は,タイムアウトが発生しない十分な値を設定してください。