Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド

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17.1.5 例外のマッピング

ルートリソースクラスのリソースメソッドのパラメタ,コンストラクタのパラメタ,フィールド,beanプロパティ,およびサブリソースクラスのリソースメソッドのパラメタへのインジェクションで例外がスローされた場合,JAX-RSエンジンは次の表に示すように処理します。サポートされるJava型とアノテーションについては,「17.1.4 パラメタ型」を参照してください。

表17-9 インジェクションで発生した例外に対するJAX-RSエンジンの対応

項番 アノテーション インジェクションで発生した例外
WebApplicationException その他
1 MatrixParam 17.1.8 例外ハンドリング」で説明するようにWebApplicationExceptionを処理します。 スローされた例外を,エンティティがなく,HTTPステータスコード404であるWebApplicationExceptionでラップします。さらに,「17.1.8 例外ハンドリング」で説明するように処理します。
2 QueryParam
3 PathParam
4 CookieParam スローされた例外を,エンティティがなく,HTTPステータスコード400であるWebApplicationExceptionでラップします。さらに,「17.1.8 例外ハンドリング」で説明するように処理します。
5 FormParam
6 HeaderParam
注意
WebApplicationExceptionは,「17.1.4 パラメタ型」の「各アノテーションをサポートしているパラメタの型」を説明している表の各パラメタ型のうち,項番17〜21,項番31〜36,項番45〜50,項番59〜64だけで発生します。