ログの設定などは動作定義ファイルに記述します。動作定義ファイルは，次の2種類があります。

• 共通定義ファイル
  システム共通の動作を設定するための定義ファイルです。一つだけあります。
  
• プロセス別の定義ファイル
  プロセス固有の動作を設定する場合に作成する定義ファイルです。固有の設定が必要なプロセスごとに作成します。例えば，J2EEサーバごとに設定を変更したい場合や，Webサービスクライアントごとに設定を変更したい場合に作成します。
  

なお，Webリソース側の一部の定義については，web.xmlのフィルタの定義や初期化パラメタで上書きできます。web.xmlについては，「11.2　web.xmlの作成」を参照してください。また，クライアント側の一部の定義はクライアントAPIで上書きできます。クライアントAPIで上書きできる定義については，「25.1.1　サポートするプロパティとフィーチャ」を参照してください。

ここでは，動作定義ファイルの記述規則，および各定義ファイルの設定について説明します。

＜この節の構成＞

13.1.1　動作定義ファイルの記述規則

13.1.2　共通定義ファイルの設定項目

13.1.3　プロセス別の定義ファイルの設定（JAX-RS）