javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションは,SEIのサービスメソッドの引数や戻り値に指定します。指定すると,生成されるリクエストbean,またはレスポンスbeanのプロパティのjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションにマッピングされます。
javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションは,wrapperスタイルで指定します。non-wrapperスタイルで指定した場合の動作の保証はされません。
javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションを使用したマッピングの例を次の図に示します。
図16-18 javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションを使用したマッピングの例
name要素は,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティをアノテートするjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションのname要素にマッピングされます。
javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションが,javax.jws.WebParamアノテーションまたはjavax.jws.WebResultアノテーションと同時に存在する場合の注意事項を次に示します。
namespace要素は,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティをアノテートするjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションのnamespace要素にマッピングされます。
javax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションが,javax.jws.WebParamアノテーションまたはjavax.jws.WebResultアノテーションと同時に存在する場合の注意事項を次に示します。
nillable要素は,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティをアノテートするjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションのnillable要素にマッピングされます。
nillable要素には,trueまたはfalseの値を指定できます。falseの値を指定した場合,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティのjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションにnillable要素はマッピングされません。
required要素は,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティをアノテートするjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションのrequired要素にマッピングされます。
required要素には,trueまたはfalseの値を指定できます。falseの値を指定した場合,生成されるリクエストbeanまたはレスポンスbeanのプロパティのjavax.xml.bind.annotation.XmlElementアノテーションにrequired要素はマッピングされません。