21.2.3 er:system要素
- systemId属性に指定したWSDLまたはXMLスキーマのロケーションを示すURIを,uri属性に指定した別のWSDLまたはXMLスキーマのロケーションを示すURIにマッピングします。
- er:catalog要素の子要素として,0個から255個まで記述できます。256個以上記述した場合の動作は保証されません。
- <この項の構成>
- (1) systemId属性
- (2) uri属性
(1) systemId属性
- er:system要素の属性として,1個だけ記述できます。省略できません。省略した場合は警告メッセージ※が出力され,カタログ機能が無効な状態で処理が続行されます。
- 指定できる属性値の条件を次に示します。
- マッピングされるWSDLまたはXMLスキーマのURLを,絶対URLで指定してください。相対URLおよび相対パスは指定できません。相対URLおよび相対パスは,絶対URLに変換して指定してください。
- RFC 2396で規定されたxsd:anyURIを満たす文字で指定してください。また,RFC 2732(IPv6アドレス)の規則に従った文字列も使用できます。
- 大文字と小文字は区別されません。
- 指定できる文字列の最大長の制限はありません。ただし,OSの制限を超えた場合は,エラーとなります。
- 注※
- カタログ機能を使用する場所によって,出力先と警告メッセージは次のように異なります。
- Webサービスクライアントの実行時:ログファイル(KDJW30023-W)
- Webサービスクライアントの開発時:標準エラー出力(KDJW51221-W)
(2) uri属性
- er:system要素の属性として,1個だけ記述できます。省略できません。省略した場合は警告メッセージ※1が出力され,カタログ機能が無効な状態で処理が続行されます。
- 指定できる値の条件を次に示します。
- マッピングするWSDLまたはXMLスキーマの相対パス※2またはURLを指定してください。
- RFC 2396で規定されたxsd:anyURIを満たす文字で指定してください。また,RFC 2732(IPv6アドレス)の規則に従った文字列も使用できます。
- 大文字と小文字は区別されません。
- 指定できる文字列の最大長の制限はありません。ただし,OSの制限を超えた場合は,エラーとなります。
- 注意
- 存在しない,またはアクセス権限のないWSDLまたはXMLスキーマを指定した場合は警告メッセージ(KDJW30024-W)が出力され,カタログ機能が無効な状態で処理が続行されます。
- 注※1
- カタログ機能を使用する場所によって,出力先と警告メッセージは次のように異なります。
- Webサービスクライアントの実行時:ログファイル(KDJW30023-W)
- Webサービスクライアントの開発時:標準エラー出力(KDJW51221-W)
- 注※2
- カタログファイルを配置したディレクトリからの相対パスを示します。