wsdl:operation要素のサポート範囲を説明します。
- wsdl:binding要素の子要素として,1個から255個まで記述できます。省略できません。省略または256個以上記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
- 子要素として次に示す要素を指定できます。次に示すWSDL要素以外の要素を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。cjwsimportコマンドで無視しない拡張要素のうち,次に示す要素以外の拡張要素を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51108-E)。
- wsdl:documentation要素
- soap:operation要素(SOAP 1.1仕様のSOAPバインディングのための拡張要素)※
- soap12: operation要素(SOAP 1.2仕様のSOAPバインディングのための拡張要素)※
- jaxws:bindings要素(JAX-WS 2.2仕様のバインディング宣言)
- wsaw:Anonymous要素(WS-Addressing 1.0仕様の拡張要素)
- wsdl:input要素
- wsdl:output要素
- wsdl:fault要素
- 注※
- soap: operation要素とsoap12: operation要素は,どちらかを選択して指定してください。両方の要素を指定することはできません。
- wsdl:operation要素(wsdl:binding要素の子要素の場合)の子要素は,上記の順序で指定してください。指定順序を誤った場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。ただし,次に示す要素の順序は入れ替わってもかまいません。
- soap:operation要素またはsoap12: operation要素
- jaxws:bindings要素
- wsaw:Anonymous要素
- name属性を指定できます。name属性以外の属性は指定できません。name属性以外の属性を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
- wsdl:binding要素のwsdl:operation要素は,wsdl:portType要素で定義されているwsdl:operation要素に対応するように定義してください。対応するように定義していない場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51112-E)。
- 子要素としてwsdl:output要素を指定する場合は,wsdl:portType要素のwsdl:operation要素で定義されているwsdl:output要素に対応するように定義してください。
- wsdl:portType要素のwsdl:operation要素にwsdl:output要素を1個記述し,wsdl:binding要素のwsdl:operation要素からwsdl:output要素を省略したときは,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51222-E)。
- wsdl:portType要素のwsdl:operation要素からwsdl:output要素を省略し,wsdl:binding要素のwsdl:operation要素にwsdl:output要素を1個記述したときは,wsdl:output要素が無視され,cjwsimportコマンドの処理が続行されます。
- <この項の構成>
- (1) name属性(wsdl:operation要素)