39.3.1 ログの種類

出力されるログの種類,および概要を次の表に示します。

表39-1 ログの種類

項番分類概要
1稼働ログ稼働状態が出力されます。発生した問題の現象を確認して,問題を取り除くために使用します。
2例外ログ例外のスタックトレースが出力されます。発生した例外の詳細を確認するために使用します。
3保守ログ保守情報が出力されます。
4通信ログ送受信したメッセージが出力されます。アプリケーション開発時や障害調査時に,送受信した内容を確認するために使用します。
注※
JAX-WS機能の場合,通信ログを有効にするには,動作定義ファイルのcom.cosminexus.jaxws.logger.runtime.transport.client_dumpプロパティ(通信ログの出力(Webサービスクライアント側)),およびcom.cosminexus.jaxws.logger.runtime.transport.server_dumpプロパティ(通信ログの出力(Webサービス側))に値を設定してください。
プロパティについては,「10.1.2 共通定義ファイルの設定項目」を参照してください。
JAX-RS機能の場合,通信ログを有効にするには,動作定義ファイルのcom.cosminexus.jaxrs.logger.runtime.transport.server.levelプロパティ(通信ログの出力レベル)に値を設定してください。
プロパティについては,「13.1.2 共通定義ファイルの設定項目」を参照してください。

ログが出力される機能と出力されるログの対応を次の表に示します。

表39-2 機能と出力されるログの対応

項番機能出力されるログ
稼働ログ例外ログ保守ログ通信ログ
1WebサービスおよびWebリソース
2Webサービスクライアント
3cjwsimportコマンド
4cjaptコマンド
5cjwsgenコマンド
(凡例)
○:ログが出力されます。
-:ログが出力されません。