20.1.29 soap12:fault要素
soap12:fault要素のサポート範囲を説明します。
- wsdl:binding要素の孫要素となるwsdl:fault要素の子要素として1個だけ記述できます。省略または2個以上記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51051-E)。
- 子要素は記述できません。子要素を記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
- 次の属性を指定できます。次の属性以外を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
- <この項の構成>
- (1) name属性(soap12:fault要素)
- (2) use属性(soap12:fault要素)
(1) name属性(soap12:fault要素)
soap12:fault要素に含まれるname属性のサポート範囲を説明します。
- 1個だけ記述できます。省略できません。省略した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。2個以上記述した場合は,XML Processorのエラーになります。
- 親要素であるwsdl:fault要素のname属性と同じ値を記述してください。異なる値を記述した場合は,標準エラー出力とログに警告メッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理は続行されます(KDJW51027-W)。
- 指定できる値については,「20.2(1) NCName型に指定できる値」を参照してください。
(2) use属性(soap12:fault要素)
soap12:fault要素に含まれるuse属性のサポート範囲を説明します。
- 0個または1個記述できます。2個以上記述した場合は,XML Processorのエラーになります。
- 値には"literal"を記述してください。"literal"以外を記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。