20.1.21 soap:body要素
soap:body要素のサポート範囲を説明します。
- wsdl:binding要素の孫要素となるwsdl:input要素およびwsdl:outputの子要素として1個だけ記述できます。省略できません。省略または2個以上記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51156-E)。
- 子要素は記述できません。子要素を記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
- 次の属性を指定できます。次の属性以外を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。ただし,namespace属性を指定した場合は,標準エラー出力とログに異なるエラーメッセージが出力されます(KDJW51208-E)。
- <この項の構成>
- (1) use属性(soap:body要素)
- (2) parts属性(soap:body要素)
(1) use属性(soap:body要素)
soap:body要素に含まれるuse属性のサポート範囲を説明します。
- 0個または1個記述できます。2個以上記述した場合は,XML Processorのエラーになります。
- 値には"literal"を記述してください。"literal"以外を記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
(2) parts属性(soap:body要素)
soap:body要素に含まれるparts属性のサポート範囲を説明します。
- 0個または1個記述できます。2個以上記述した場合は,XML Processorのエラーになります。
- soap:body要素に参照されるwsdl:message要素以下に宣言されているwsdl:part要素を0個または1個指定してください。2個以上記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
- parts属性を指定するときの注意事項については,「20.2(2) SOAPボディおよびSOAPヘッダと参照先のwsdl:part要素の記述について」を参照してください。