javax.jws.soap.SOAPBindingアノテーションは,SOAPメッセージのプロトコルのマッピングをカスタマイズするときに使用できます。
Application ServerのJAX-WS機能が提供するアノテーションプロセッサでは,DOCUMENT/LITERALスタイルだけ使用できます。したがって,style要素にSOAPBinding.Style.RPCを指定した場合,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力されます(KDJW61063-E)。また,SOAPBinding.Style.DOCUMENTおよびSOAPBinding.Style.RPC以外の値を指定した場合,cjaptコマンドを実行するときにコンパイルエラーになります。
javax.jws.soap.SOAPBindingアノテーションを,クラスまたはインタフェース宣言とメソッド宣言で同時に指定した場合,メソッド宣言で指定した値が優先されます。
Application ServerのJAX-WS機能が提供するアノテーションプロセッサでは,DOCUMENT/LITERALスタイルだけ使用できます。したがって,use要素にSOAPBinding.Use.ENCODEDを指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力されます(KDJW61063-E)。また,SOAPBinding.Use.LITERAL,SOAPBinding.Use.ENCODED以外の値を指定した場合,cjaptコマンドを実行するときにコンパイルエラーになります。
wrapperスタイルの場合,parameterStyle要素にSOAPBinding.ParameterStyle.WRAPPEDを指定します。また,non-wrapperスタイルの場合,parameterStyle要素にSOAPBinding.ParameterStyle.BAREを指定します。
parameterStyle要素に,SOAPBinding.ParameterStyle.WRAPPED,およびSOAPBinding.ParameterStyle.BARE以外の値を指定した場合,cjaptコマンドを実行するときにコンパイルエラーになります。