コンパイル済みのWebサービス実装クラスから,cjwsgenコマンドでJavaソースを生成する場合の,SEIを起点としたWebサービスの開発の流れを次の図に示します。
図2-4 SEIを起点としたWebサービスの開発の流れ(cjwsgenコマンドを使用する場合)
![[図データ]](figure/zu020400.gif)
- cjwsgenコマンドを実行する
Webサービス実装クラスは,POJOとして作成する場合とEJBを基に作成する場合があります。どちらの場合も,cjwsgenコマンドを実行するとき,-wsdlオプションを指定すると,WSDLの生成,およびアノテーションなどのエラーチェックができます。この場合,生成したWSDLは変更しないでください。
cjwsgenコマンドについては,「14.3 cjwsgenコマンド」を参照してください。
- DDを作成する
web.xmlおよびapplication.xmlを作成します。web.xmlには,Webサービス固有の情報を記述します。web.xmlの作成については,「3.4 web.xmlの作成」を参照してください。
- EARファイルを作成する
作成したファイルを含むEARファイルを作成します。EARファイルの作成については,「3.5.3 EARファイルの作成」を参照してください。
- EARファイルをデプロイし,開始する
作成したEARファイルをデプロイし,J2EEアプリケーション(Webサービス)として開始します。J2EEアプリケーションのインポートおよび開始コマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjimportapp(J2EEアプリケーションのインポート)」および「cjstartapp(J2EEアプリケーションの開始)」を参照してください。
運用管理ポータルを使用して,J2EEアプリケーションをデプロイ(インポート)する方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「12.3.3 J2EEアプリケーションのインポート」を参照してください。
運用管理ポータルを使用して,J2EEアプリケーションを開始する方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「12.3.1 J2EEアプリケーションの開始」を参照してください。
JavaBeansクラス(スタブ)は,J2EEアプリケーション(Webサービス)を開始するときにJAX-WSエンジンが動的に生成します。
SEIを起点としたWebサービスの開発例については,次に示す個所を参照してください。