Application ServerのJAX-WS機能とJAX-RS機能では,ログを複数のファイルへローテーションして出力します。ここでは,ログファイルのローテーションについて説明します。
Application ServerのJAX-WS機能とJAX-RS機能では,WebサービスまたはWebリソースがJ2EEサーバ上で動作する場合に,出力するログの種類ごとにローテーションの切り替え方式を設定できます。ログの種類とローテーションの切り替えの設定可否を次の表に示します。
表39-3 ログの種類とローテーションの切り替えの設定可否
項番 | ログの種類 | ローテーションの切り替えの設定可否 |
---|---|---|
1 | 稼働ログ | ○ |
2 | 例外ログ | × |
3 | 保守ログ | ○ |
4 | 通信ログ | × |
Javaアプリケーションの開始コマンド(cjclstartapコマンド)で起動するWebサービスクライアントのログ,またはコマンドラインインタフェースを実行する場合のログでは,ローテーションの切り替え方式を設定できません。