javaee:handler-name要素のサポート範囲を説明します。
- javaee:handler要素の子要素として,0個または1個記述できます。2個以上記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力されます(KDJW30019-E)※。
- 値には,ハンドラの名称を記述します。ただし,JAX-WSエンジンではこの値は無視されるので,XML Schema仕様のxsd:token型の制限に違反しない範囲で値を記述できます※。
- 子要素は記述できません。子要素を記述した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力されます(KDJW30019-E)。
- XML仕様やXML Schema仕様の標準の属性(xmlns属性など)を除いて,属性を指定できません。XML仕様およびXML Schema仕様の標準の属性以外を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力されます(KDJW30019-E)。
- 注※
- 標準のスキーマでは,javaee:handler-name要素は必須です。動作定義ファイルでcom.cosminexus.jaxws.validation.handlerchain.strictプロパティにtrueを設定すると,この要素の指定有無がJAX-WSエンジンでチェックされます。com.cosminexus.jaxws.validation.handlerchain.strictプロパティでtrueを設定した場合に,javaee:handler要素が省略されているときは,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力されます(KDJW30019-E)。