DOMパーサの動作の差異を次の表に示します。
表A-2 DOMパーサの動作の差異
項番 | 条件 | XML Processorの動作 | |
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バージョン06-00の場合 | バージョン07-00以降の場合 | ||
1 | 同一名のNOTATION宣言があり,かつ,妥当性検証が有効な場合 | 重複したNOTATION宣言を破棄します。 | 重複したNOTATION宣言を破棄し,さらにエラーになります。 |
2 | あるノードに対して,そのノードまたは祖先ノードを引数newChildとして,appendChildメソッドまたはinsertBeforeメソッドを実行した場合 | DOMException例外のコードはWRONG_DOCUMENT_ERRです。 | DOMException例外のコードはHIERARCHY_REQUEST_ERRです。 |
3 | DocumentインタフェースのcreateElementNS(String namespaceURI, String qualifiedName)メソッドの引数qualifiedNameにnullを指定した場合 | DOMException例外のコードはINVALID_CHARACTER_ERRです。 | DOMException例外のコードはNAMESPACE_ERRです。 |
4 | DocumentBuilderFactoryクラスのsetAttribute()メソッドで,http://java.sun.com/xml/jaxp/properties/schemaLanguageプロパティを指定しないでhttp://java.sun.com/xml/jaxp/properties/schemaSourceプロパティを指定した場合 | KECX01603-Eのエラーを通知します。 | KECX01338-Eのエラーを通知します。 |