JSR 222では,スキーマコンパイラおよびスキーマジェネレータの具体的な使用方法を規定していません。XML Processorでは,この節に示すコマンドでスキーマコンパイラおよびスキーマジェネレータを使用できます。
- コマンド文法の説明で使用している記号
- このマニュアルでは,次に示す記号を使用して,コマンドの形式を記述しています。
記号 | 意味 |
---|
[ ] | この記号で囲まれている項目は,省略してもよいことを示します。 |
< > | この記号で囲まれている項目は,サービスロケーションやファイルなどの可変値を指定することを示します。 |
- コマンドのファイル名・ディレクトリ名に指定できる文字,パス区切り文字,パスの指定方法
- コマンドに指定するファイル名・ディレクトリ名の規則について次に示します。
- コマンドのファイル名・ディレクトリ名に指定できる文字は英数字および次に示す記号です。
@ & = + $ , - _ . ! ~ ' ( )
- パス区切り文字として使用できる文字を次に示します。
¥(Windowsの場合)
/(UNIXの場合)
- パスの指定方法は,絶対パスと相対パスのどちらも指定できます。
- XML Processorが提供するコマンド
- スキーマコンパイラ,スキーマジェネレータのコマンドラインインタフェースとしてXML Processorが提供するコマンドを次の表に示します。
表2-4 提供コマンド一覧
コマンドのファイル名 | 機能 |
---|
Windows | UNIX |
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csmxjc.bat | csmxjc | XML SchemaからJavaへバインディングするスキーマコンパイラです。 |
csmschemagen.bat | csmschemagen | JavaからXML Schemaへマッピングするスキーマジェネレータです。 |
- <この節の構成>
- 2.5.1 csmxjcコマンド(XML SchemaからJavaへバインディングする)
- 2.5.2 csmschemagenコマンド(JavaからXML Schemaへマッピングする)