開発環境インスタントセットアップ機能でデバッグ環境を構築する際の注意事項を説明します。
開発環境インスタントセットアップ機能の実行中に,[Windowsセキュリティの重要な警告]ダイアログが表示された場合は,直ちに[ブロックを解除する]ボタンまたは[アクセスを許可する]ボタンをクリックする必要があります。
開発環境インスタントセットアップ機能の実行中に,<Developerのインストールディレクトリ>¥ADP以下のディレクトリおよびファイルを削除または名称変更しないでください。
開発環境インスタントセットアップ機能でセットアップしたデバッグ環境を,ほかのPC(リモートホスト)から使用する場合は,Management Serverの管理ユーザの設定で管理ユーザの認証を[認証あり]にしてください。[認証なし]にすると,デバッグ環境の使用はローカルホストだけに制限されます。
デバッグ環境をlocalhost指定で構築すると,IPアドレスやホスト名を変更しても構築したデバッグ環境をそのまま利用できます。localhost指定で構築する場合の注意事項を説明します。
PC(ローカルホスト)のホストコンピュータ名やIPアドレスを変更した場合,リモート管理機能との交信ができなくなります。リモート管理機能との接続情報をリセットするため,OSを再起動してください。
localhost指定で構築した環境に,運用管理ポータルなどでカスタマイズを加えた場合は,IPアドレスやホスト名を変更しないでください。
EclipseのワークスペースやDeveloperで提供する以外のプラグインをコピーした場合の動作については,Developerではサポートしていません。
組み込みデータベースのホスト名をlocalhostとするため,localhostは必ずループバックアドレスに対応させておいてください。
Webシステムのホスト名およびエージェントホスト名をlocalhost固定で構築します。この場合,運用管理ポータル[論理サーバの環境設定]でSFOサーバまたはJ2EEサーバの設定読み込みを実施すると,デフォルト値で更新される項目があり,読み込み実施後に再設定する必要があります。詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」を参照してください。
標準のデバッグ環境への切り替えはできません。標準のデバッグ環境へ切り替える場合,デバッグ環境を再セットアップしてください。