付録H Developer Version 8からの移行(WTPからの移行の場合)

Developer Version 8のWTPで作成したWTPプロジェクトをDeveloper Version 9のWTPに移行する手順を説明します。なお,バージョンアップ時の注意事項については,「付録I.1 バージョンアップ時の注意事項」を参照してください。

<この節の構成>
(1) Developer Version 8で作成したワークスペースを使用する場合に必要な作業
(2) 移行前のWTPの環境で必要な作業
(3) 移行後のWTPの環境で必要な作業

(1) Developer Version 8で作成したワークスペースを使用する場合に必要な作業

Developer Version 8で作成したワークスペースを使用する場合は,次の作業をしてください。

(2) 移行前のWTPの環境で必要な作業

エクスポートの手順を次に示します。なお,WTPプロジェクトのエクスポートは,WTPの機能を使用して実施します。

  1. Eclipseのメニューから[ファイル]-[エクスポート]を選択します。
    [エクスポート]ダイアログが表示されます。
  2. [一般]-[アーカイブ・ファイル]を選択し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [アーカイブ・ファイル]ページが表示されます。
  3. エクスポート対象のリソースを選択して,アーカイブファイルを出力します。

(3) 移行後のWTPの環境で必要な作業

インポートの手順を次に示します。

  1. Eclipseのメニューから[ファイル]-[インポート]を選択します。
    [インポート]ダイアログが表示されます。
  2. [一般]-[既存プロジェクトをワークスペースへ]を選択し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [プロジェクトのインポート]ページで,プロジェクトをインポートします。
  3. プロジェクトのターゲット・ランタイムに,Cosminexus J2EE サーバランタイムを指定します。
    Cosminexus J2EE サーバランタイムが存在しない場合は作成してください。サーバランタイムの作成については,「4.3 サーバランタイムの作成」を参照してください。
    Cosminexus J2EE サーバランタイムが存在する場合は,プロジェクトを選択し,メニューの[プロジェクト]-[プロパティ]を選択します。プロパティダイアログで[ターゲット・ランタイム]を選択し,Cosminexus J2EE サーバランタイムをチェックして,[OK]ボタンをクリックします。