作成したEclipseのプロジェクトをJ2EEサーバにデプロイして,J2EEアプリケーションをデバッグ環境で実行します。
J2EEアプリケーションのテストの流れを次の図に示します。
図6-1 J2EEアプリケーションのテストの流れ図
![[図データ]](figure/zu080100.gif)
それぞれの手順の概要を説明します。
- 組み込みデータベースの開始
組み込みデータベースを使用する場合は,開発環境インスタントセットアップ機能が提供するショートカットを使用して組み込みデータベースを開始します。詳細は,「6.2 組み込みデータベースの開始および停止」を参照してください。
- サーバの作成
EclipseでJ2EEサーバを操作するためには,J2EEサーバ名やランタイム環境などの構成情報を作成する必要があります。この構成情報をサーバといいます。このサーバを作成することで,EclipseでJ2EEサーバを操作できるようになります。詳細は,「6.3 サーバの作成」を参照してください。
- サーバの構成変更
サーバの構成は,サーバエディタを使用して変更できます。詳細は,「6.4 サーバの構成変更」を参照してください。
- ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルの作成および設定
J2EEアプリケーションに対して,性能解析トレースを利用した性能解析を実施したい場合は,ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルを作成します。詳細は,「6.5 ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルの作成および設定」を参照してください。
- J2EEサーバの起動
J2EEサーバをデバッグモードで起動します。詳細は,「6.6 J2EEサーバの起動と停止」を参照してください。
- J2EEサーバへのプロジェクトの公開
Eclipseのプロジェクトで開発したJ2EEアプリケーションをJ2EEサーバへ公開(デプロイ)して,デバッグおよびテストができる状態にします。詳細は,「6.7 J2EEサーバへのプロジェクトの公開」を参照してください。
- J2EEアプリケーションのデバッグと実行
J2EEアプリケーションをデバッグしたり,実行したりします。詳細は,「6.8 J2EEアプリケーションのデバッグと実行」を参照してください。
以降の節では,この流れに沿ってJ2EEアプリケーションのテストの手順を説明します。