Eclipseでは,サーバ管理コマンドを使って,デバッグ起動しているJ2EEサーバにあるJ2EEアプリケーションをデバッグできます。
ここでは,サーバ管理コマンドを使用したJ2EEサーバのデバッグ起動からEclipseを使用したデバッグまでの手順を説明します。
サーバ管理コマンドを使用してJ2EEサーバをデバッグ起動します。
add.jvm.arg=-agentlib:jdwp=transport=dt_socket,server=y,address=<デバッグ・ポート番号>,suspend=n |
cjstartsv [<デバッグするJ2EEサーバの名称※>] |
cjstartsvコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjstartsv(J2EEサーバの開始)」を参照してください。
デバッグに必要な起動構成を作成します。
項目名 | 指定値 | |
---|---|---|
名前 | 任意の名称を指定します。 | |
プロジェクト | デバッグするプロジェクトのプロジェクト名を指定します。※ | |
接続タイプ | 「標準(ソケット接続)」を選択します。 | |
接続プロパティ | ホスト | 接続するJ2EEサーバのホスト名を指定します。 開発環境インスタントセットアップ機能で構築した環境を使用する場合は,「localhost」を指定します。 |
ポート | usrconf.cfgファイルに指定したデバッグ・ポート番号を指定します。 開発環境インスタントセットアップ機能で構築した環境を使用する場合は,セットアップ時または設定変更時に設定したデバッグ接続のためのポート番号を指定します。 なお,開発環境インスタントセットアップ機能の標準セットアップを実行した場合は,「3999」を指定します。 |
Eclipseからデバッグを実行します。