ここでは,J2EEアプリケーションを開発するために必要な,Eclipse上でのJDKの設定を確認する手順を示します。また,J2EEアプリケーションが持つローカル変数情報を出力する場合の設定手順を示します。
Eclipse上で開発するときに使用するJDKがDeveloperで提供されているJDKかどうかを確認します。確認手順を次に示します。
Eclipseのコンパイラの設定によって,例外発生時にJ2EEアプリケーションが持つローカル変数の情報をスタックトレース上に出力できます。ローカル変数情報の出力については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「5.10 JavaVMスタックトレース情報」を参照してください。
ローカル変数情報を出力する場合のコンパイラの設定手順を次に示します。
項目名 | 指定値 | |
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JDK準拠 | コンパイラー準拠レベル | 「1.8」を選択します。 Webサービスを開発するときは「1.7」を選択してください。 |
クラス・ファイル生成 | [生成されたクラス・ファイルに変数属性を追加(デバッガーによって使用される)]をチェックします。 なお,それ以外の項目については,出力したい内容に合わせてチェックしてください。 |
項目名 | 指定値 | |
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JDK準拠 | デフォルトの準拠設定の使用 | コンパイラに使用する設定を指定します。
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プロジェクト単位で設定を変更する場合は,Eclipseのメニューの[プロジェクト]-[プロパティ]-[Java コンパイラー]を選択することで,同様の設定ができます。