9.1 バッチアプリケーションの開発の流れ

Eclipseを使用したバッチアプリケーションの開発の流れを,次の図に示します。

図9-1 Eclipseを使用したバッチアプリケーションの開発の流れ

[図データ]

それぞれの作業の概要を説明します。

  1. バッチサーバの環境構築
    運用管理ポータルやSmart Composer機能を使用して,バッチアプリケーションを実行するバッチサーバを構築します。詳細は,「9.2 バッチサーバの環境構築」を参照してください。
  2. Javaプロジェクトの作成
    Eclipseの機能を使用して,バッチアプリケーションを開発するためのJavaプロジェクトを作成します。詳細は,「9.3 Javaプロジェクトの作成」を参照してください。
  3. Javaプロジェクトへのバッチライブラリの追加
    バッチアプリケーションの開発で使うJavaプロジェクトにバッチライブラリを追加します。詳細は,「9.4 Javaプロジェクトへのバッチライブラリの追加と削除」を参照してください。
  4. バッチアプリケーションの作成
    Eclipseの機能を使用して,バッチアプリケーションを作成します。Java EE機能など外部のライブラリを使用する場合は,コンパイル時のオプションに,クラスパス(ビルドパス)を設定します。詳細は,「9.5 バッチアプリケーションの作成」を参照してください。
  5. バッチアプリケーションのデバッグ
    バッチアプリケーションに対して,デバッグを実行します。詳細は,「9.6 バッチアプリケーションのデバッグ」を参照してください。
  6. バッチアプリケーションの実行
    バッチアプリケーションを実行します。詳細は,「9.7 バッチアプリケーションの実行」を参照してください。
  7. バッチアプリケーションの強制停止
    必要に応じてバッチアプリケーションを強制的に停止します。詳細は,「9.8 バッチアプリケーションの強制停止」を参照してください。
  8. バッチサーバの停止
    バッチアプリケーションを実行したバッチサーバを停止します。詳細は,「9.9 バッチサーバの停止」を参照してください。

以降の節では,この流れに沿ってバッチアプリケーションの開発手順を説明します。

<この節の構成>
9.1.1 バッチアプリケーション開発時の注意事項