付録J.1 移行対象となるプロジェクト

WTPのプロジェクトへの移行の可否と,対応するWTPのプロジェクトについて次の表に示します。

表J-1 プロジェクトの移行可否

移行前のプロジェクト移行可否対応するWTPのプロジェクト
EARプロジェクト(アーカイブ形式)エンタープライズアプリケーションプロジェクト
EARプロジェクト(展開ディレクトリ形式)
WARプロジェクト動的Webプロジェクト
EJB-JARプロジェクトEJBプロジェクト

(凡例)○:移行できる


各プロジェクトの内容の比較について,以降の表に示します。

表J-2 EARプロジェクトとエンタープライズアプリケーションプロジェクトの比較

項目移行前WTP
EARプロジェクト(アーカイブ形式)EARプロジェクト(展開ディレクトリ形式)エンタープライズアプリケーションプロジェクト
ベースとなるEclipseプロジェクトJavaプロジェクトJavaプロジェクトシンプルプロジェクト
デプロイするアプリケーションの形式アーカイブ形式展開ディレクトリ形式デバッグ環境がどこにあるかで次のように形式が決まる。
  • ローカルにある場合
    展開ディレクトリ形式
  • リモートにある場合
    アーカイブ形式
EARのルートフォルダプロジェクト作成時に指定する。プロジェクト作成時に指定する。プロジェクト作成時に指定する。
J2EEアプリケーションの作成ビルド時にプロジェクト内にEARファイルを作成する。ビルド時にプロジェクト内にアプリケーションディレクトリを作成する。次のどちらかの方法で作成する。
  • デプロイ時にプロジェクト外(デプロイディレクトリ)に作成する。
  • EARファイルのエクスポート機能で作成する。

表J-3 WARプロジェクトとWebプロジェクトの比較

項目移行前WTP
WARプロジェクトWebプロジェクト
ベースとなるEclipseプロジェクトJavaプロジェクトJavaプロジェクト
WARのルートフォルダプロジェクト作成時に指定する。プロジェクト作成時に指定する。
WARファイルの作成ビルド時にプロジェクト内に作成する。次のどちらかの方法で作成する。
  • デプロイ時にプロジェクト外(デプロイディレクトリ)に作成
  • WARファイルのエクスポート機能で作成

表J-4  EJB-JARプロジェクトとEJBプロジェクトの比較

項目移行前WTP
EJB-JARプロジェクトEJBプロジェクト
ベースとなるEclipseプロジェクトJavaプロジェクトJavaプロジェクト
EJB-JARのルートフォルダプロジェクト作成時に指定する(プロジェクトの出力フォルダとなる)。プロジェクト作成時に指定する(プロジェクトの出力フォルダとなる)。
EJB-JARファイルの作成ビルド時にプロジェクト内に作成する。次のどちらかの方法で作成する。
  • デプロイ時にプロジェクト外(デプロイディレクトリ)に作成する。
  • JARのエクスポート機能で作成する。