HTTP Serverをインストールしたときの,ディレクトリ構成を次に示します。この構成は変更しないでください。
図2-1 ディレクトリ構成
HTTP Serverの動作環境を定義するファイルをコンフィグファイルといいます。なお,コンフィグファイルのコメント行以外に,マルチバイト文字およびUnicodeの補助文字は指定できません。
各ファイルの用途を次に示します。
表2-1 コンフィグファイルの用途
ファイル名 | 用途 | 標準提供 |
---|---|---|
httpsd.conf | HTTP Serverの動作環境を各種ディレクティブで定義します。システム管理者が管理します。 | ○ |
mime.types | コンテンツのファイル拡張子とコンテントタイプ(MIMEタイプ)の関連づけを定義します。システム管理者が管理します。 指定形式は,TypesConfigディレクティブの説明を参照してください。 | ○ |
.htaccess | アクセス制御を定義するアクセスコントロールファイル。必要に応じてエンドユーザがアクセス制御するディレクトリ下に作成します(デフォルトファイル名は.htaccess)。 | × |
Includeディレクティブで指定したファイル | HTTP Serverの動作環境を各種ディレクティブで定義します。システム管理者が管理します。 主なファイルに,mod_jk.conf(HTTP Server用リダイレクタ動作定義ファイル)があります。mod_jk.confについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「9.3 mod_jk.conf(HTTP Server用リダイレクタ動作定義ファイル)」を参照してください。 | × |
コンフィグファイルの関連を次に示します。
図2-2 コンフィグファイルの関連