4.2.1 JavaBeansリソース属性ファイルの指定内容

JavaBeansリソース属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-javabeans-resource-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD JavaBeans Resource Property 7.0//EN' 'file:///<Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-javabeans-resource-property_7_0.dtd'>

JavaBeansリソース属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。なお,属性ファイルのバージョンは,以前のバージョンのものでも使用できます。

タグ名出現パターン説明
<hitachi-javabeans-resource-property>1回ルートタグ。


<description>0または1回JavaBeansリソースの説明を記述。

















<display-name>1回JavaBeansリソースの表示名。
1≦文字列長≦240
変更する場合,英数字(0~9,A~Z,a~z),および次の特殊文字を使用できます。
スペース( ),エクスクラメーションマーク(!),シャープ(#),ドル記号($),パーセント(%),アンパサンド(&),バーレン(()()),プラス(+),ハイフン(-),ピリオド(.),セミコロン(;),レスザン(<),グレーターザン(>),単価記号(@),ブラケット([)(]),円マーク(¥),キャレット(^),アンダースコア(_),バッククォート(`),ブレイス({)(}),ストローク(|),チルダ(~)
ただし,次に示す名前は指定できません。
  • 先頭または末尾にピリオド(.)を付けた名前
  • ピリオド(.)だけの名前
また,先頭または末尾に半角スペースがある場合,エラーとならないで取り除かれて設定されます。



<res-type>0または1回リソースのタイプ。
JavaBeansリソースのクラス名を指定します。<class-name>と同じ名称の場合は省略できます。


<class-name>1回実装クラス名。
JavaBeansリソースの実装クラス名を指定します。
<runtime>1回
 



<property>0回以上<property>の指定が複数あり,<property-name>の設定値が同じ場合,一つにマージされます。その場合,警告メッセージ(KDJE37600-W)が出力され,後ろに定義された<property>の<property-value>の値が有効になります。
 



<property-name>1回プロパティ名。
JavaBeansリソースのsetメソッド名やgetメソッド名を指定します。
 









































<property-type>1回プロパティ値のJavaの型。
指定できる型を次に示します。
  • int
  • long
  • short
  • byte
  • double
  • float
  • boolean
  • char
  • java.lang.Integer
  • java.lang.Long
  • java.lang.Short
  • java.lang.Byte
  • java.lang.Double
  • java.lang.Float
  • java.lang.Boolean
  • java.lang.Character
  • java.lang.String
 

<property-value>0または1回プロパティの値。
 <resource-env-external-property>0回以上
  

<description>0または1回リソース環境の別名の説明。
  <optional-name>1回リソース環境の別名。
設定する場合,英数字(0~9,A~Z,a~z),および次の特殊文字を使用できます。
スペース( ),エクスクラメーションマーク(!),ダブルクォーテーション("),シャープ(#),ドル記号($),パーセント(%),アンパサンド(&),シングルクォーテーション('),バーレン(()()),アスタリスク(*),プラス(+),コンマ(,),ハイフン(-),ピリオド(.),スラッシュ(/),コロン(:),セミコロン(;),レスザン(<),イコール(=),グレーターザン(>),クエスチョン(?),単価記号(@),ブラケット([)(]),円マーク(¥),キャレット(^),アンダースコア(_),バッククォート(`),ブレイス({)(}),ストローク(|),チルダ(~)
ただし,次の名前は指定できません。
  • 予約語である”HITACHI_EJB”(大文字・小文字を区別します)で始まる名前
  • 先頭または末尾に,スラッシュ(/)またはピリオド(.)を指定した名前
  • スラッシュ(/)だけ,またはピリオド(.)だけの名前
  • スラッシュ(/)が連続している名前
文字列の前後に空白,改行がある場合はエラーとなりませんが,取り除かれます。文字列の途中に空白,改行がある場合はエラーとなります。
同一リソース内に<resource-external-property>の指定が複数あり,<optional-name>の指定値がほかの<optional-name>の指定値の下位階層となるような関係の場合は,警告メッセージ(KDJE37602-W)が出力されます。
(例)
別名1:AAA
別名2:AAA/BBB
1≦文字列長≦255