3.8.1 フィルタ属性ファイルの指定内容

フィルタ属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-filter-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD Filter Property 7.0//EN' 'file:///<Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-filter-property_7_0.dtd'>

フィルタ属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。なお,属性ファイルのバージョンは,以前のバージョンのものでも使用できます。

タグ名出現パターン説明
<hitachi-filter-property>1回ルートタグ。
<description>※10回以上※2フィルタの説明。

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<display-name>※11回以上※2フィルタの表示名。
xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを必ず指定します。該当するリソースの表示名をコマンドの引数で指定する場合も,xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを指定します。
1≦文字列長
文字の制限はありません。
複数のフィルタが存在する場合,それぞれに一意となる文字列を指定します。
<icon>※10回以上※2Deployツール上に表示されるフィルタのアイコンの定義。
<small-icon>0または1回スモールアイコン(16×16)のファイル名。
<large-icon>0または1回ラージアイコン(32×32)のファイル名。


<filter-name>1回フィルタ名称。※3
複数のフィルタが存在する場合,それぞれ一意となる文字列を指定します。


<filter-class>1回フィルタのクラス名。※3
パッケージが定義されている場合,パッケージ名から指定します。
<init-param>0回以上初期化パラメタについての定義。
<description>※10回以上※2パラメタの説明。




<param-name>1回初期化パラメタ名称。
複数のフィルタ名が存在する場合,それぞれに一意な文字列を指定します。
<param-value>1回初期化パラメタの値。
<method-observation-timeout>0または1回フィルタ内のメソッド共通の仕掛かり中メソッド監視用タイムアウト時間。
指定できる値は,0~86400(単位:秒)です。0を指定した場合,タイムアウトしません。デフォルト値は0です。
注※1
xml:lang属性を指定できます。xml:lang属性を指定しない場合は,「en(英語)」が仮定されます。なお,xml:lang属性が同じタグを複数指定できません。
注※2
Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを複数指定できません。
注※3
cjgetappprop,cjgetrespropコマンドで出力されたものに対して,タグ名の変更,タグの追加・削除,または値の変更をしてはいけません。