J2SEのプロパティファイル形式です。
次のようにキーを指定します。
<キー名称> = <値>
J2EEサーバを実行するJavaVMのシステムプロパティを指定します。
usrconf.propertiesとusrconf.cfgのadd.jvm.argの-Dに同じキーが指定されている場合は,usrconf.propertiesの値が優先されます。
J2EEサーバの稼働中に,このファイルの内容を変更した場合,変更した内容は次にJ2EEサーバを起動したときに反映されます。
J2EEサーバでは,次に示す接頭子で始まるキーを内部的に利用します。このため,アプリケーションでこれらの接頭子で始まるキーを利用してはいけません。
J2EEサーバでは,次に示すシステムプロパティのキーに値を設定することで,J2EEサーバの動作をカスタマイズできます。
ここでは,キーを次の分類に分けて説明します。
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
cosminexus.jpa.logging.level.operation.<category> | J2EEサーバのJPA機能を利用する場合に,JPAプロバイダ稼働ログのカテゴリごとのログレベルを指定します。カテゴリ名,およびログレベルは大文字と小文字を区別します。 未設定の場合,稼働ログには出力されません。セキュリティや性能面に対する影響があるため,出力レベルの設定には注意してください。
| Off | 08-00 |
cosminexus.jpa.exception.logging.sql※ | JPAプロバイダがSQL文を実行してデータベースから例外を受け取った場合に,例外メッセージに例外が発生した原因となったSQL文を含むどうかを指定します。
| Off | 08-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.application.InitTermProcessClasses | コンテナ拡張ライブラリを使用する場合に,サーバ起動・停止フックのクラス名を指定します。複数のクラスを指定する場合は,","で区切って指定してください。なお,","とクラス名の間には,空白を入れないでください。J2EEサーバ起動時には,指定した順で,サーバ起動・停止フック機能のサーバ起動フックメソッドが呼び出されます。J2EEサーバ終了時には,指定した逆順にサーバ起動・停止フック機能のサーバ停止フックメソッドが呼び出されます。 | なし | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.appname | AppNameのフィールドに出力するデフォルトのアプリケーション名を0~16バイトの半角文字セットで指定します。プログラム上で,AppNameのフィールドの値が指定されていない場合,このプロパティの値がAppNameのフィールドに出力されます。 使用できる文字セットの定義を満たしているが,値の長さが制限を超えている場合,警告メッセージが出力されて,制限の長さより大きい部分のデータが切り捨てられ,制限の長さまでのデータが使用されます。 "null"という文字列が指定された場合は,空文字列""の指定として扱われ,appnameフィールドには何も表示されません。また,このプロパティからappnameに"null"という文字列の出力指定はできません。 | user_app | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.count | ログファイルの面数を次の範囲の整数で指定します。
同名の旧ログファイル,または同名のユーザファイルがあった場合は上書きされます。 | 2 | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.encoding | 出力する文字列のエンコーディングを0~1024バイトで指定します。省略した場合は,デフォルトのエンコーディングが使用されます。 指定された値が範囲を超えた場合,および"null"という文字列が指定された場合は,encodingの指定なし(encodingにはデフォルト値を使用する)と扱われます。nullという名称のエンコーダは使用できません。 JavaVM上でjava.nio.charset.Charset.isSupported(String charsetName)がtrueとなる文字セットで指定してください。エンコーディングに指定できる文字セットと指定する文字列については,Java標準APIのjava.nio.charset.Charsetなどの仕様に従ってください。次に指定値の例を示します。
| null | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.filter | 使用するフィルタを,パッケージ名を含むフルネームで指定します。値は0~4096バイトのクラス文字セットで指定してください。 指定されたハンドラ名称のハンドラは,ここで指定されたフィルタをReflection機能で作成して利用します。 指定された値が範囲を超えた場合,フィルタの指定はなしとみなされます。また,"null"という文字列が指定された場合は,フィルタなし(フィルタは使わない)として扱われます。 "null"という名前のフィルタを作成しないでください。 | null | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.formatter | 使用するフォーマッタを,パッケージ名を含むフルネームで指定します。値は0~4096バイトのクラス文字セットで指定してください。 指定できる値を次に示します。
指定された値が範囲を超えた場合,フォーマッタの指定はなしとみなされます。また,"null"という文字列が指定された場合は,フォーマッタなし(フォーマッタは使わない)として扱われます。"null"という名前のフォーマッタを作成しないでください。 | null | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.level | ログの取得レベルの上限を半角英字で指定します。指定は,Javaの定数で定義されている値で指定します。大文字と小文字は区別されます。 ここで指定した値よりも低いレベルのメッセージだけがログへ出力されます。指定できるレベルを次に示します。
| SEVERE | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.limit | ログファイルの容量(単位:バイト)を次の範囲の整数で指定します。
トレース共通ライブラリの場合,容量チェックがメッセージの書き込み前であるため,実際の最大容量が設定値より,最大で約4200バイト超えることがあります(1バイトでも指定した容量に満たなければ,メッセージが書き込まれてしまうため)。 例えば,このキーに8192を指定した場合でout1.logの現在使用中の領域が8000バイト,空き容量が192バイトのときに4000バイトのメッセージが出力されると,メッセージはout1.logに出力されます。このため,out1.logは上限値を超えたサイズになります。 | 1048576 | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.msgid | MsgIDのフィールドに出力するデフォルトのメッセージIDを0~21バイトの半角文字セットで指定します。プログラム上で,MsgIDの値が指定されていない場合,このプロパティの値がMsgIDのフィールドに出力されます。 使用できる文字セットの定義を満たしているが,値の長さが制限を超えている場合,警告メッセージが出力されて,制限の長さより大きい部分のデータが切り捨てられ,制限の長さまでのデータが使用されます。 "null"という文字列が指定された場合は,空文字列""の指定として扱われ,msgidフィールドには何も表示されません。また,このプロパティからmsgidに"null"という文字列の出力指定はできません。 | 0001 | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.path | ログファイル名のプリフィックスを1~255バイトの範囲で指定します。パスは,相対パスで指定します※2。なお,パス名の終端に,半角数値を指定しないでください。 ここで指定したプリフィックスに"xx(1~16の整数).log"が付加された値が,トレース情報ファイルの名称になります。 パスに指定された半角英文字の大文字と小文字は区別されません。また,パス値の長さは,次のA+B+C値の合計が値の範囲に収まるよう指定してください。
このほか,パスを指定するときには次の点に注意してください。
| user_log | - |
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.separator | CJSimpleFormatterを利用して,1文でメッセージを出力するためのセパレータを0~1024バイトの半角文字セットで指定します。セパレータは文字列で指定できます。 使用できる文字セットの定義を満たしているが,値の長さが制限を超えている場合,警告メッセージが出力されて,制限の長さより大きい部分のデータが切り捨てられ,制限の長さまでのデータが使用されます。 トレース共通ライブラリ形式の出力の場合,メッセージ内に次の制御文字を指定しないでください。
| ストローク「|」 | - |
ejbserver.application.userlog.loggers | 使用するロガーの名称を宣言するプロパティです。0~65535バイトで指定します。","で区切ることで,複数のロガー名称を指定できます。また,ロガー名称のすぐ後ろに,";"で区切ってそのロガーで使用する地域対応化用リソースバンドル名称を指定できます。 なお,ロガー名称には,java.netまたはjavax.swingのように"."で区切られ,サブシステムのパッケージ名またはクラス名に基づいた名前が推奨されています。※3また,ロガーの名称には","や";"を使用しないでください。 複数のクラス名を定義しており,指定された値の長さが範囲を超えた場合は,長さの範囲内に収まり,値の規則を満たしたクラス名だけが設定されます。 ここで宣言された名称のロガーは,CJLogManagerクラスのロガー構築対象として処理されます(J2EEサーバの起動時にロガーが構築されます)。 ここで指定しなかったロガーについては,自動生成されないため,コード上でロガーを作成してください。 | なし | - |
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>※3.filter | ロガーで使用するフィルタを,パッケージ名を含むフルネームで指定するプロパティです。値は0~4096バイトのクラス文字セットで指定してください。 指定されたロガー名称のロガーは,ここで指定されたフィルタをReflection機能で作成してメッセージの取捨選択に利用します。 指定された値が範囲を超えた場合,フィルタの指定はなしとみなされます。また,"null"という文字列が指定された場合は,フィルタなし(フィルタを使わない)として扱われます。"null"という名前のフィルタを作成しないでください。 | null | - |
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>※3.handlers | 指定のロガー名称に対して,ハンドラクラスを接続(addHandler(Handler))するためのプロパティです。ハンドラクラスは,Reflection機能で作成するため,0~65535バイトのパッケージ名を含むフルネームで指定してください。","で区切ることで複数のハンドラクラスを指定できます。 指定できるハンドラクラスを次に示します。
ハンドラ名称は,半角英数字で始まる1~1024バイトのクラス文字セットで指定してください。 複数のクラス名を定義しており,指定された値の長さが範囲を超えた場合は,長さの範囲内に収まり,値の規則を満たしたクラス名だけが設定されます。 ejbserver.application.userlog.loggersでロガー名称が指定されていない場合,ロガーは作成されません。 | なし | - |
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>※3.level | ロガーのログ出力レベルまたは"null"を半角英字で指定します。大文字と小文字は区別されます。ログメッセージを出力するためには,ロガーのログ出力レベルと出力に利用するハンドラの出力レベルをクリアしている必要があります。指定できる値を次に示します。
| SEVERE | - |
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>※3.useParentHandlers | ログレコードを受け取ったロガーから,親ロガーの接続しているハンドラへログレコードを伝播させるかどうかを半角英字で指定します。伝播させる場合はtrueを,伝播させない場合はfalseを指定してください。 このロガーを通過したログの出力レベルは,親ロガーの接続しているハンドラのレベルにだけ影響されます(親ロガーのレベルがOFF,親ロガーが接続しているハンドラのレベルがALLの場合,すべてのメッセージは表示されます)。 | true | - |
<ejb.server.log.directoryの値>¥user,または<ejb.server.log.directoryの値>/user
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.client.ctm.RequestPriority | CTM内のキューに滞留したリクエストを引き出す時のプライオリティ(優先順位)を1~8の整数で指定します。指定値が小さいほどプライオリティは高くなります。指定値が誤っている場合,または省略した場合は,4が設定されます。 | 4 | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.commonj.WorkManager.non_daemon_work_threads | WorkManagerで短寿命Workの実行を行うスレッドプールの最大プールサイズを指定します1~65535の整数で指定します。 | 10 | 08-50 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.compiler.jvm.maxHeapSize | J2EEアプリケーション開始時に起動されるjavacコマンドのヒープサイズの最大値を指定します。 指定する値は,javaコマンドの-Xmx,-Xmsオプションが受け付ける形式で指定してください。それ以外の形式で指定された場合の動作は保証されません。 次のように指定してください。
| 256m | - |
ejbserver.compiler.jvm.minHeapSize | J2EEアプリケーション開始時に起動されるjavacコマンドのヒープサイズの初期値を指定します。 指定する値は,javaコマンドの-Xmx,-Xmsオプションが受け付ける形式で指定してください。それ以外の形式で指定された場合の動作は保証されません。 次のように指定してください。
| 32m | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.connectionpool.applicationAuthentication.disabled | コンテナ管理のサインオンの最適化機能を有効にするかどうかを指定します。
| false | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.14.8 DB Connectorのコンテナ管理でのサインオンの最適化」 |
ejbserver.connectionpool.association.enabled | 1.4モードの場合に,コネクションアソシエーション機能を有効にするかどうかを指定します。
| false | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.14 パフォーマンスチューニングのための機能」 |
ejbserver.connectionpool.association.enabledDespiteUnshareableSetting | サーブレットやEnterprise Beanの標準DDの<res-sharing-scope>にUnshareableを指定している場合に,コネクションアソシエーションを行うかどうかを指定します。
アプリケーションが,<res-sharing-scope>にUnshareableを指定している場合でも,コネクションアソシエーション機能が動作することを期待している場合(具体的には,ローカルトランザクション内でコネクションを2本以上取得する場合など)には,trueを指定する必要があります。 なお,アプリケーションを新規に開発する場合には,このキーは指定しないでください。 | false | - | |
ejbserver.connectionpool.sharingOutsideTransactionScope.enabled | 1.4モードの場合に,アプリケーションサーバが管理するトランザクションの外で複数回コネクションの取得を行ったときのコネクションシェアリングの動作を指定します。なお,リソースアダプタのトランザクションサポートレベルにNoTransactionを指定した場合は,コネクションシェアリングは行われません。
| false | - | |
ejbserver.connectionpool.validation.timeout | コネクション障害検知機能のタイムアウト時間およびコネクション数調節機能によるコネクション削除処理のタイムアウト時間(単位:秒)を1~2147483647の整数で指定します。 | 5 | 08-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.connector.logwriter.filenum | リソースアダプタ用ログファイルの面数を1~16の整数で指定します。 | 4 | - |
ejbserver.connector.logwriter.filesize | リソースアダプタ用ログファイルのサイズ(単位:バイト)を4096~2147483647の整数で指定します。 | 2097152 | - |
ejbserver.connector.statementpool.clear.backcompat | ステートメントプーリング機能で,ステートメントを再利用する際にステートメントを初期化する内容を指定します。
| true | 08-70 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.container.audit_trail.enabled | データベース監査証跡連携機能を有効にするかどうかを指定します。
| false | - | |
ejbserver.container.bmp.backcompatible | Entity Bean(BMP)のロック制御の動作を指定します。
| false | - | |
ejbserver.container.ejbhome.sessionbean.reconnect.enabled | EJBホームオブジェクトへの再接続機能を有効にするかどうかを指定します。
| false | - | |
ejbserver.container.passivate.scan.interval | Enterprise Beanのタイムアウトやプールの状態を監視するスレッドの起動間隔を,0~2147483の整数(単位:秒)で指定します。 0を指定した場合は監視しません。 Enterprise Beanのタイムアウトやプールの状態を監視するスレッドはここに指定した間隔で,次の処理を実行します。
| 0 | - | 「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.11 EJBコンテナでのタイムアウトの設定」 |
ejbserver.container.rebindpolicy | EJBメソッドの呼び出し時に通信障害が発生した場合の,EJBクライアント側でのコネクションの再接続動作とリクエストの再送動作を指定します。
| VB_TRANSPARENT | - | 「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.13 EJBのリモートインタフェースの呼び出し」 |
ejbserver.container.security.disabled | Enterprise Beanのアクセス制御機能を有効にするかどうかを指定します。Enterprise Beanのアクセス制御機能の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.10 Enterprise Beanへのアクセス制御」を参照してください。 このプロパティはserver.policy(J2EEサーバ用セキュリティポリシーファイル)で指定するセキュリティポリシーとは関係ありません。
| false | - | |
ejbserver.container.remove.scan.interval | 活性化状態のStateful Session Beanのタイムアウトを監視するスレッドの起動間隔を,0~153722867280912の整数(単位:分)で指定します。 0を指定した場合または0未満を指定した場合,監視しません。 153722867280912より大きい値を指定した場合,153722867280912が設定されます。 数値以外を指定した場合,デフォルト値が設定されます。 | 5 | - | 「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.11.2 Stateful Session Beanのタイムアウト」 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.ctm.ActivateTimeOut | CTM機能を使用する場合に必要なプロパティです。CTM機能を使用するJ2EEアプリケーションのデプロイ時,J2EEサーバはスケジュールキューを活性化します。このときの待ち時間(単位:秒)を0~2147483647で指定します。0を指定した場合,無限に待ち続け,省略した場合は,180(秒)が設定されます。 | 180 | - | |
ejbserver.ctm.CTMDomain | CTM機能を使用する場合に必要なプロパティです。J2EEサーバが属するCTMドメイン名称を1~31文字の英数字またはアンダースコア(_)で指定します。"CTM"または"ctm"で始まるCTMドメイン名称は指定できません。省略した場合,"CTMDOMAIN"が設定されます。 | CTMDOMAIN | - | 「機能解説 拡張編」の「3.3.5 CTMドメインとCTMドメインマネジャ」 |
ejbserver.ctm.CTMID | CTM機能を使用する場合に必要なプロパティです。J2EEサーバを制御するCTMデーモンのCTM識別子を1~31文字の英数字,アンダースコア(_)またはピリオド(.)で指定します。ただし,IPアドレスで識別子を指定する場合にだけピリオドが使用できます。 "CTM"または"ctm"で始まるCTM識別子は指定できません。またCTMドメイン名称と同じ名称を指定できません。省略した場合,IPアドレスが設定されます。 | <IPアドレス> | - | |
ejbserver.ctm.CTMMyHost | CTM機能を使用する場合に必要なプロパティです。マルチホームまたはIPアドレスを引き継ぐ系切り替え環境でCTMが使用するホスト名称またはIPアドレスを1~64文字の文字列で指定します。 省略した場合は,hostnameコマンドで取得できるホスト名称が設定されます。 ejbserver.ctm.CTMIDプロパティを省略してこのプロパティを指定した場合,デフォルトのCTM識別子は,このプロパティで指定したIPアドレスになります。 | <hostnameコマンドで取得されるホスト名称> | - | |
ejbserver.ctm.DeactivateTimeOut | CTM機能を使用するJ2EEアプリケーションのアンデプロイ時,J2EEサーバはスケジュールキューを非活性化します。このときの待ち時間(実行中のリクエストの完了待ち)を0~2147483647(単位:秒)で指定します。0を指定した場合,無限に待ち続け,省略した場合は,180(秒)が設定されます。 CTM経由で仕掛かり中のリクエストがある状態でアプリケーションを停止しようとした場合に,強制停止できなくなるため,0は指定しないでください。 | 180 | - | |
ejbserver.ctm.enabled | CTM機能の使用の有無を指定します。
|
| - | |
ejbserver.ctm.QueueLength | CTM機能を使用するJ2EEアプリケーションのデプロイ時,J2EEサーバはCTMキューを生成します。このときのCTMキューの長さを,1~32767で指定します。省略した場合,CTMデーモンで保持しているCTMキューの生成時の長さ(-CTMMaxRequestCountオプションで指定した長さ)が有効となります。CTMキューを共有する場合,CTMキューはすでに作成されているため,指定された値ではなく作成済みの長さが有効となります。 | なし | - | |
ejbserver.ctm.useGlobalJNDI | CTM機能を使用する構成で,Enterprise Beanに別名を指定しなかった場合に使用する,デフォルトのルックアップ名称を切り替えます。
| false | 09-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.deploy.annotations.load_libjars.enabled | J2EEアプリケーションのデプロイで,ライブラリJARのアノテーションの情報を読み込むかどうかを指定します。
| true | 09-50 | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「12.3 ロード対象のクラスとロード時に必要なクラスパス」 |
ejbserver.deploy.app.stopforcibly.disabled | J2EEアプリケーションの強制停止を無効にするかどうかを指定します。
| false | - | |
ejbserver.deploy.annotations.load_check.enabled | アノテーションの情報取得のためのクラスロードで例外が発生した場合に無視するかどうかを指定します。
|
| 08-00 | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「12.3 ロード対象のクラスとロード時に必要なクラスパス」 |
ejbserver.deploy.context.check_interval | アプリケーション構成ファイルの更新を検知する間隔を,0~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。 0や1~2147483647以外の数字を指定した場合は,自動リロードしません。コマンドリロードだけ受け付けます。 | 0 | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「13.8.6 J2EEアプリケーションの更新検知インターバル」 |
ejbserver.deploy.context.reload_scope |
| app | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「13.8.2 リロードの適用範囲」 |
ejbserver.deploy.context.update.interval | アプリケーション構成ファイルの更新を待つ時間を,0~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。 0や1~2147483647以外の数字を指定した場合は,待ち時間なしとなります。 | 0 | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「13.8.7 J2EEアプリケーションの構成ファイル更新用インターバル」 |
ejbserver.deploy.exclusive.lockAliveInterval | サーバ処理終了後,コマンドから送信された次のレスポンスを受け取るまでの最大待ち時間を,1~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。 このプロパティの影響を受けるコマンドは,J2EEサーバで使用するコマンドのうち,更新,参照,特権に分類されているコマンドです。更新,参照,特権に分類されるコマンドは,J2EEサーバで使用するコマンドの一覧で確認できます。J2EEサーバで使用するコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2. J2EEサーバで使用するコマンド」を参照してください。 不正な値を指定した場合は,警告メッセージを出力して,デフォルト値が設定されます。 指定した時間以上コマンド側からの通信がない場合,サーバはコマンドが不正終了したと見なし,コマンド排他を強制解除します。 待ち時間とは,コマンドがサーバ間を往復する時間とコマンドの処理時間の合計時間です。 | 60 | - | |
ejbserver.deploy.resourcefile.scramble.enabled | 作業ディレクトリ以下に展開されるDataSource,JavaMail,ResourceAdapterに関するDDファイルをスクランブルするかどうかを設定します。なお,このプロパティの値を切り替えてJ2EEサーバを起動してもすでにインポート・デプロイされているリソースのDDファイルは定義情報の更新を行わないかぎり状態は変化しません。
| false | - | |
ejbserver.deploy.session.work.directory | Webアプリケーションのセッション情報ファイルを設定した<ejbserver.deploy.session.work.directoryプロパティ値>¥web¥<コンテキストルート名>配下ディレクトリに出力します。 |
| - | |
ejbserver.deploy.stub.generation.scope | スタブなどの通信に必要なクラスを生成する対象範囲を指定します。新規インストール時はejb,アップグレードインストール時はappを指定します。
| ejb | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.distributedtx.ots.recoverFailMessageCount | 未決着トランザクションの走査をリトライする時に,何回リトライを実行したらKFCB40139-Wメッセージを出力するかを指定します。0~2147483647の整数で指定します。 J2EEサーバを開始する際のトランザクションリカバリ実行時,またはトランザクション決着処理中の通信障害発生時に,アプリケーションサーバはトランザクションに参加しているリソースマネジャに対して,未決着トランザクションの走査を実行します。走査が失敗した場合,アプリケーションサーバは成功するまで無限にリトライを続けますが,リソースアダプタ単位で実行される未決着トランザクションの走査が連続してこのプロパティで指定した回数分失敗したときには,KFCB40139-Wメッセージを出力します。 なお,未決着トランザクションの走査は,5秒ごとにリトライされます。 0を指定した場合,未決着トランザクションの走査に何度失敗してもKFCB40139-Wメッセージは出力されません。1を指定した場合,走査が1回失敗したらKFCB40139-Wメッセージが出力されます(2回目以降の失敗時にKFCB40139-Wメッセージは出力されません。ただし,一度走査に成功するか,またはJ2EEサーバが停止すると,回数はリセットされます。この場合は,次に1回失敗した時にKFCB40139-Wメッセージが出力されます)。 このプロパティに1以上を指定すると,参加しているリソースマネジャに接続できない状態となったことを早期に知ることができます。しかし,アプリケーションサーバを起動したあとでリソースを起動する運用をしている場合,通常の運用でもKFCB40139-Wメッセージが出力されることがあります。 | 0 | 08-70 | |
ejbserver.distributedtx.ots.status.directory1※1 | インプロセストランザクションサービスのステータスファイルおよび保守資料としてのステータスファイルのバックアップを格納するディレクトリを指定します。パス区切り文字は”/”を使用してください。相対パスを指定した場合は,次のディレクトリからのパスとなります。
| otsstatus | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.4 トランザクション管理」 |
ejbserver.distributedtx.ots.status.directory2※1 | インプロセストランザクションサービスのステータスファイルを二重化する場合,予備ステータスファイルおよび保守資料としての予備ステータスファイルのバックアップを格納するディレクトリを指定します。パス区切り文字は”/”を使用してください。 相対パスを指定した場合,J2EEアプリケーションの実行ディレクトリからのパスとなります。 同一マシン内で稼働するほかのJ2EEサーバやJ2EEアプリケーションのプロセスと重ならないように,別のディレクトリを指定する必要があります。 このプロパティを指定しない場合,予備ステータスファイルは作成されないため,二重化されません。 | なし | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.4 トランザクション管理」 |
ejbserver.distributedtx.recovery.completionCheckOnStopping.timeout | グローバルトランザクションを使用する場合のJ2EEサーバ停止時,およびTransacted Delivery機能を使用する際のJ2EEアプリケーション停止時に行われるトランザクション仕掛かり完了確認のタイムアウトを,-1~2147483647の数値(単位:秒)で指定します。ただし,次の場合はタイムアウトしません。
0以上2147483647までの整数が指定された場合には,指定された時間(秒)が経過した時点でトランザクション仕掛かり完了確認をタイムアウトし,未決着トランザクションが存在しないことが確認できていなくても,J2EEサーバまたはJ2EEアプリケーションを停止します。 アプリケーションの運用時には,トランザクションのACIDを保証するために,タイムアウトしない設定にする必要があります。また,アプリケーションの開発時の,トランザクションのACIDよりも利便性を優先する場合には,タイムアウトする設定にできます。 | -1(タイムアウトしません) | - | |
ejbserver.distributedtx.recovery.port | 1.4モードの場合に,グローバルトランザクションを使用するとき,トランザクションリカバリで使用する固定ポート番号を1~65535の整数で指定します。無効な値を指定した場合や,指定したポートがすでに使用されていた場合には,起動が中断されます。なお,ライトトランザクションを有効として起動した場合は,このプロパティは無視されます。 | 20302 | - | |
ejbserver.distributedtx.rollbackClientTxOnSystemException | システム例外が発生した場合に,呼び出したクライアントトランザクションをロールバックにマークするかどうかを指定します。
J2EEサーバが1.4モードで稼働時に,クライアントのトランザクションを開始してJ2EEサーバにあるリモートインタフェースを実装したEJBを,ローカル呼び出し最適化で呼び出し,呼ばれたEJBで新たなトランザクションを開始するかトランザクションを開始しない場合にだけ,このプロパティが有効になります。 | false※2 | - | |
ejbserver.distributedtx.XATransaction.enabled | 1.4モードの場合に,グローバルトランザクションを使用するかどうかを指定します。
| false | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.4.2 ローカルトランザクションとグローバルトランザクション」 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.DynamicStubLoading.Enabled | ダイナミッククラスローディングを使用するかどうかを指定します。
| false | - | 「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「3.7.3 ダイナミッククラスローディング」 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.ejb.cmp20.cmr.use.existing_table | デプロイ時に既存のCMR表を使用するオプションです。通常はデプロイ時にCMR表を生成するので既存のCMR表を使用する必要はありませんが,障害から回復する場合に一時的に指定します。
| false | - |
ejbserver.ejb.timerservice.maxCallbackThreads | J2EEサーバ全体で,TimerServiceでのタイムアウトメソッドをコールバックする最大スレッド数を,1~100の整数で指定します。 | 1 | - |
ejbserver.ejb.timerservice.retryCount | TimerServiceでの,タイムアウトメソッドのコールバックをリトライする最大回数を,0~2147483646の整数で指定します。 | 1 | - |
ejbserver.ejb.timerservice.retryInterval | TimerServiceでの,タイムアウトメソッドのコールバックをリトライする間隔を,1~604800の整数(単位:秒)で指定します。 | 5 | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.ext.method_observation.interval | このプロパティの設定には,次の二つの意味があります。
| 0 | - | 「機能解説 運用/監視/連携編」の「5. J2EEアプリケーションの運用」 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.http.port | 簡易Webサーバのポート番号を1~65535の整数で指定します。 すでにほかのアプリケーションで使用または確保されているポート番号は指定できません。また,複数のJ2EEサーバでWebサーバとの通信に使用するポートのポート番号に同じ値を設定しないでください。同一のポート番号を指定したJ2EEサーバはcjstartsvコマンドで複数起動できません。 | 8080 | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.instrumentation.enabled | Management Serverと連携するかどうかを指定します。
| true | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.jca.adapter.tp1.bind_host | TP1インバウンド連携機能の通信(受信および送信)で使用するIPアドレスまたはホスト名を指定します。ただし,ホスト名を指定した場合で,アドレスを解決できないときは,省略値を使用します。 | システムによって自動選択された有効なローカルアドレス | 08-50 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.jndi.cache | ネーミングでのキャッシングをするかどうかを指定します。 キャッシングをする場合はonを,キャッシングをしない場合はoffを指定します。 | on | - | |
ejbserver.jndi.cache.interval | ネーミングでのキャッシングをする場合,キャッシュをクリアする間隔(単位:秒)を指定します。 ただし,1~2147483647以外の値を指定した場合,クリアしません。 | 0 | - | |
ejbserver.jndi.cache.interval.clear.option | インターバル経過後のネーミングでのキャッシュ領域に対する動作を決定します。
| refresh | - | |
ejbserver.jndi.cache.reference | DataSourceオブジェクトのキャッシング機能を使用するかどうかを指定します。
| off | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.14.7 DataSourceオブジェクトのキャッシング」 |
ejbserver.jndi.global.enabled | アプリケーション開始時に,ネーミングサービスに対してPortable Global JNDI名でオブジェクトを登録するかどうかを指定します。
| true | 09-00 | |
ejbserver.jndi.namingservice.group.<Specify group name>.providerurls | 各グループに属するネーミングサービスのルート位置をプロバイダURLで指定します。 <Specify group name>には,ejbserver.jndi.namingservice.group.list内に指定したグループ名を指定します。 プロバイダURLは,URLスキーマ"corbaname"を使用して記述します。
| なし | - | |
ejbserver.jndi.namingservice.group.list | ラウンドロビン検索をする場合に,検索対象になる論理ネーミングサービスのグループを定義します。指定するグループ名は,英数字(A~Z,a~z,0~9)またはアンダースコア(_)で構成される,ejbserver.jndi.namingservice.group.list内で一意に識別できる名前にします。
<Specify group name>[;<Specify group name>]* なお,*は繰り返しを示します。 | なし | - | |
ejbserver.jndi.request.timeout | ネーミングサービスとの通信タイムアウト時間(単位:秒)を0~86400の整数で指定します。0を指定した場合,またはこのプロパティを指定しない場合,タイムアウトしません。また,86400を超える値を設定した場合,警告メッセージを出力して,タイムアウトしません。 | 0 | - | 「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.11.5 RMI-IIOP通信のタイムアウト」 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.jpa.defaultJtaDsName | デフォルトのJTAデータソースの参照を指定します。このプロパティはpersistence.xmlのjta-data-sourceを指定しなかった場合,または空白文字を指定した場合に使用されます。 | なし | 08-00 |
ejbserver.jpa.defaultNonJtaDsName | デフォルトの非JTAデータソースの参照を指定します。このプロパティはpersistence.xmlのnon-jta-data-sourceを指定しなかった場合または空白文字を指定した場合に使用されます。 | なし | 08-00 |
ejbserver.jpa.defaultProviderClassName | デフォルトのJPAプロバイダクラス名を指定するプロパティです。このプロパティは,persistence.xmlのproviderを指定しなかった場合または空白文字が指定した場合に使用されます。 | com.hitachi.software.jpa.PersistenceProvider | 08-00 |
ejbserver.jpa.disable※ | アプリケーションサーバのJPA機能を使用する場合に指定します。
| false | 08-20 |
ejbserver.jpa.overrideJtaDsName | persistence.xmlのjta-data-sourceに指定した値,およびejbserver.jpa.defaultJtaDsNameに指定した値より優先して使用するJTAデータソースの参照を指定します。 | なし | 08-00 |
ejbserver.jpa.overrideNonJtaDsName | persistence.xmlのnon-jta-data-sourceに指定した値,およびejbserver.jpa.defaultNonJtaDsNameに指定した値より優先して使用する非JTAデータソースの参照を指定します。 | なし | 08-00 |
ejbserver.jpa.overrideProvider | persistence.xmlのproviderに指定した値,およびejbserver.jpa.defaultProviderClassNameに指定した値より優先して使用するJPAプロバイダクラス名を指定します。 | なし | 08-00 |
ejbserver.jpa.emfprop.<property key> | JPAプロバイダ独自のプロパティのキーを指定します。すべての永続化ユニットのデプロイ時に,「ejbserver.jpa.emfprop.」プリフィックスを除去したプロパティがJPAプロバイダに渡されます。 | なし | 08-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.jta.TransactionManager.defaultTimeOut | J2EEサーバ上で開始されるトランザクションのトランザクションタイムアウトのデフォルト値(単位:秒)を次の範囲で指定します。
| 180 | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.15.8 トランザクションタイムアウトとステートメントキャンセル」 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.logger.channels.define.DevelopmentLogFile.filenum | J2EEサーバの開発調査ログ機能で出力するログファイルの面数を,1~6の整数で指定します。 | 4 | 09-00 | |
ejbserver.logger.channels.define.DevelopmentLogFile.filesize | J2EEサーバの開発調査ログ機能で出力するログファイルのサイズ(単位:バイト)を,4096~2147483647の整数で指定します。 | 1048576 | 09-00 | |
ejbserver.logger.DevelopmentLogFile.level | J2EEサーバの開発調査ログ機能のログの出力レベルを指定します。 開発時にはINFOレベルを設定することを推奨します。開発しているアプリケーションの障害調査のためにINFOレベルよりさらに詳細な情報が必要な場合は,より詳細なログを出力するレベルを指定してください。 指定できる値は次のとおりです。出力情報はこの順番で多くなります。
| OFF | 09-00 | |
ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>※.filenum | J2EEサーバのログファイルの面数を,1~16の整数で指定します。 |
| - | |
ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>※.filesize | J2EEサーバのログファイルのサイズ(単位:バイト)を,4096~2147483647の整数で指定します。 |
| - | |
ejbserver.logger.enabled.* | J2EEサーバのログレベルを指定します。Error,Warning,Information,Debugのうち,一つまたは複数を指定します。一つだけ指定した場合は,該当するログレベルのログだけが出力されます。複数指定する場合は,レベル名の文字列の間をコンマ(,)で区切ります。通常はデフォルトのまま利用してください。 | Error | - | |
ejbserver.logger.systemlog.enabled | J2EEサーバの起動,停止および異常終了に関するメッセージを,イベントログ(UNIXの場合は,syslog)へ出力するかどうかを指定します。
| true | - | |
ejbserver.logger.rotationTime | J2EEサーバのログの出力先ファイルを切り替える時刻をHHMMSSの形式で指定します。 指定がない場合は,ログのファイルサイズで出力先を切り替えます。 なお,このキーを指定した場合も,ファイルサイズの指定は有効になります。このキーに指定した時刻になったとき,または出力先ファイルが指定したファイルサイズになったときに,出力先ファイルが切り替わります。 | なし | 09-00 | 「機能解説 保守/移行編」の「3. トラブルシューティングのための準備」 |
ejbserver.logger.rotationStyle | J2EEサーバのログの出力先ファイル切り替え時のファイル名付与規則を指定します。
| WRAP | 09-00 | 「機能解説 保守/移行編」の「3. トラブルシューティングのための準備」 |
資料の取得については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「2.3 資料の取得」を参照してください。
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.enabled | FullGC回数の監視を有効にするかどうかを指定します。
| true | - | 「機能解説 運用/監視/連携編」の「3.4 イベントの発行機能」 |
ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.threshold | FullGC回数の監視でのしきい値となる回数を,1~2147483647の整数で指定します。 | 10 | - | 「機能解説 運用/監視/連携編」の「3.4 イベントの発行機能」 |
ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.interval | FullGC回数の監視でのしきい値監視間隔を,1~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。 | 600 | - | 「機能解説 運用/監視/連携編」の「3.4 イベントの発行機能」 |
ejbserver.management.statistics.interval | 稼働情報収集間隔を,1~86400の整数(単位:秒)で指定します。 | 60 | - | 「機能解説 運用/監視/連携編」の「3.3 稼働情報ファイルの出力機能」 |
ejbserver.management.stats_file.base_time | 稼働情報ファイルの時間切り替え運用での基点時刻を,ローカルタイムの1970年1月1日0時0分0秒からの増分として0~1439の整数(単位:分)で指定します。 ローカルタイムの1970年1月1日h時m分を基点にする場合には,h×60+mを指定します。 | 0 | - | |
ejbserver.management.stats_file.dir | 稼働情報ファイルの出力先ディレクトリを指定します。出力先ディレクトリを変更する場合は,J2EEサーバごとに別々のディレクトリを指定してください。 |
| - | |
ejbserver.management.stats_file.enabled | 稼働情報ファイル出力機能を有効にするかどうかを指定します。
| true | - | 「機能解説 運用/監視/連携編」の「3.3 稼働情報ファイルの出力機能」 |
ejbserver.management.stats_file.num | 稼働情報ファイルの面数を,2~168の整数で指定します。 | 7 | - | 「機能解説 運用/監視/連携編」の「3.3 稼働情報ファイルの出力機能」 |
ejbserver.management.stats_file.period | 稼働情報ファイルの時間切り替え運用での切り替え時間を,1~744の整数(単位:時)で指定します。 | 24 | - | |
ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.whole_waiting_request_count.enabled | Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の監視を有効にするかどうかを指定します。
| true | 09-00 | |
ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.whole_waiting_request_count.high_threshold | Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の割合が警告域に達したことを知らせるメッセージを出力する際の割合を1~100の整数(単位:%)で指定します。ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.whole_waiting_request_count.low_threshold以上の値を指定してください。 Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の割合が指定した値以上になると,メッセージが出力されます。 100を指定した場合,Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の格納率が100%になると,アラートメッセージが出力されます。 | 80 | 09-00 | |
ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.whole_waiting_request_count.low_threshold | Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の割合が正常域に達したことを知らせるメッセージを出力する際の割合を0~99の整数(単位:%)で指定します。ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.whole_waiting_request_count.high_threshold以下の値を指定してください。 Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の割合が指定した値以下になると,メッセージが出力されます。 0を指定した場合,Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の格納率が0%になると,アラートメッセージが出力されます。 | 0 | 09-00 | |
ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.waiting_request_count.enabled | Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の監視を有効にするかどうかを指定します。
| true | 09-00 | |
ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.waiting_request_count.high_threshold | Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の割合が警告域に達したことを知らせるメッセージを出力する際の割合を1~100の整数(単位:%)で指定します。ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.waiting_request_count.low_threshold以上の値を指定してください。 Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の割合が指定した値以上になると,メッセージが出力されます。 100を指定した場合,Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の格納率が100%になると,アラートメッセージが出力されます。 | 80 | 09-00 | |
ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.waiting_request_count.low_threshold | Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の割合が正常域に達したことを知らせるメッセージを出力する際の割合を0~99の整数(単位:%)で指定します。ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.waiting_request_count.high_threshold以下の値を指定してください。 Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の割合が指定した値以下になると,メッセージが出力されます。 0を指定した場合,Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の格納率が0%になると,アラートメッセージが出力されます。 | 0 | 09-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.manager.agent.Agent.conf | Management Serverとの連携に必要な設定をします。なお,この内容はManagement ServerがJ2EEサーバに自動で設定します。Management ServerがJ2EEサーバに自動で設定する内容については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「付録E.5 Management ServerがJ2EEサーバに自動で設定する内容」を参照してください。 | なし | - |
ejbserver.manager.agent.Agent.enabled | Management Serverとの連携に必要な設定をします。なお,この内容はManagement ServerがJ2EEサーバに自動で設定します。Management ServerがJ2EEサーバに自動で設定する内容については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「付録E.5 Management ServerがJ2EEサーバに自動で設定する内容」を参照してください。 | false | - |
ejbserver.manager.agent.JP1EventAgent.conf | JP1連携に関する設定ファイルのパスを指定します。 | なし | - |
ejbserver.manager.agent.JP1EventAgent.enabled | JP1と連携するかどうかを指定します。 | false | - |
ejbserver.manager.jp1event.event_server_name | 使用するJP1/Baseのイベントサービスのイベントサーバ設定ファイル(conf)に指定した,portsパラメタのアドレスと同じ値を指定します。portsパラメタに複数のアドレスを指定している場合は,指定したアドレスのうちのどれか一つを指定します。なお,portsパラメタのアドレスに「0.0.0.0」(デフォルト値)を指定したイベントサービスを使用する場合は,このキーを省略するか,自マシンのホスト名またはlocalhostを指定します。 | localhost | - |
ejbserver.manager.agent.MEventAgent.conf | Managementイベント発行用プロパティファイルを絶対パスで指定します。指定がない場合,または指定したファイルが存在しない場合はManagementイベントを発行しません。 Managementイベント発行用プロパティファイルの詳細は,「10.12 Managementイベント発行用プロパティファイル」を参照してください。 | なし | - |
ejbserver.manager.agent.MEventAgent.enabled | Managementイベント発行機能を有効にするかどうかを指定します。
| false | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.naming.exec.args | CORBAネーミングサービスを自動起動モード(ejbserver.naming.startupMode=automaticまたはinprocess)で使用する場合に,起動させるCORBAネーミングサービスに付加する実行時オプションを指定します。通常はこのプロパティに値を設定する必要はありません。CORBAネーミングサービス自動起動モード使用時にCORBAネーミングサービスで障害などが発生した場合に,その調査,対策および回避をするために使用します。 実行時オプションは,nameservのコマンドライン引数に指定する形式と同じ文字列を指定します(各プロパティの先頭に"-J"を付加して,スペース区切りで指定します。なお,実際は一行で指定します)。 (指定例) ejbserver.naming.exec.args=-J-Dvbroker.se.iiop_tp.scm.iiop_tp.listener.port=900
CORBAネーミングサービスの実行時に指定できるプロパティについては,マニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド」,およびマニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス」を参照してください。 | なし | - |
ejbserver.naming.host | J2EEサーバがネーミングサービスとして利用するCORBAネーミングサービスが起動しているホスト名称またはIPアドレスを指定します。 ネーミングの切り替え機能を使用する場合,ホスト名称として"localhost"は使用しないでください。CORBAネーミングサービスが起動しているホスト名称またはIPアドレスを指定してください。 CORBAネーミングサービスを自動起動モード(ejbserver.naming.startupMode=automaticまたはinprocess)で使用する場合,デフォルト値("localhost"),またはJ2EEサーバを起動させるホスト名称もしくはIPアドレスを指定してください。 | localhost | - |
ejbserver.naming.nameroot | CORBAネーミングサービスを自動起動モード(ejbserver.naming.startupMode=automaticまたはinprocess)で使用する場合に,起動させるCORBAネーミングサービスに名称を付加するときに指定します。英数字(A~Z,a~z,0~9)またはアンダースコア(_)で構成される文字列で指定します。この名称は,VisiBrokerのnsutilコマンドのパラメタなどに使用されます。 省略した場合,VisiBrokerで自動的に"NameService"という名称が設定されます。 なお,nsutilコマンドの使用方法,使用条件などについては,マニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド」を参照してください。 | なし | - |
ejbserver.naming.port | J2EEサーバがネーミングサービスとして利用するCORBAネーミングサービスのポート番号を1~65535の整数で指定します。ポート番号には,すでにほかのアプリケーションで使用されているポート番号は指定できません。ほかのアプリケーションで使用されているポート番号を指定してJ2EEサーバを起動した場合,起動処理が完了しないことがあります。 | 900 | - |
ejbserver.naming.protocol | J2EEサーバがネーミングサービスとして利用するCORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコルを指定します。現状,corbanameだけサポートしています。ただし,旧バージョンで使用されていたプロトコル(iioplocまたはiiopname)でも動作できます。 | corbaname | - |
ejbserver.naming.startupMode※ | CORBAネーミングサービスの起動モードを指定します。
|
| - |
ejbserver.naming.startupRetryCount | ejbserver.naming.startupWaitTimeで指定したCORBAネーミングサービスの起動待ち時間経過後,CORBAネーミングサービスがまだ起動していない場合に,ejbserver.naming.startupWaitTimeで指定された秒数だけ起動待ちを繰り返す回数を0~2147483647の整数で指定します。 0が指定された場合はCORBAネーミングサービス起動状態チェック処理のリトライをしません。 なお,ejbserver.naming.startupWaitTimeに0が指定されている場合は,このプロパティ値は無効です。 |
| - |
ejbserver.naming.startupWaitTime | J2EEサーバ起動時にCORBAネーミングサービスが利用可能になるまで待つ時間(単位:秒)を0~2147483647の整数で指定します。0を指定した場合は,CORBAネーミングサービスの起動待ちをしません。 ejbserver.naming.startupModeにinprocessを設定している場合には,0を指定しないでください。 |
| - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.rmi.localinvocation.scope | ローカル呼び出し最適化機能の適用範囲を指定します。
| app | - | 「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.13 EJBのリモートインタフェースの呼び出し」 |
ejbserver.rmi.logger.filenum | J2EEサーバのRMI通信ログの面数を,2~16の整数で指定します。 数値以外の文字列や範囲外の数値が指定された場合,または文字列が何も指定されていない場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 4 | - | |
ejbserver.rmi.logger.filesize | J2EEサーバのRMI通信ログのサイズ(単位:バイト)を,8192~2147483647の整数で指定します。 | 1048576 | - | |
ejbserver.rmi.naming.host | マルチホームドホスト環境で,J2EEサーバが使用するRMIレジストリやMBeanサーバのホスト名称,またはIPアドレスを指定します。指定した半角英文字の大文字,小文字の区別はしません。 | なし | - | |
ejbserver.rmi.naming.port | J2EEサーバが利用するRMIレジストリのポート番号を,1~65535の整数で指定します。ポート番号には,すでにほかのアプリケーションで使用されているポート番号は指定できません。ほかのアプリケーションで使用されているポート番号を指定してJ2EEサーバを起動した場合,起動処理が完了しないことがあります。 | 23152 | - | |
ejbserver.rmi.passbyreference※ | trueを指定した場合,リモートインタフェースを持つEJBのメソッド呼び出しで,引数および戻り値を値渡し(pass by value)ではなく参照渡し(pass by reference)にします。ただし,ejbserver.rmi.localinvocation.scopeで設定された範囲を超えた呼び出しをした場合,参照渡しの機能は無効になります。 参照渡しでは,値をコピーして生成するコストを削減できますが,渡された参照を用いて元の値を変更できるため注意が必要です。 | false | - | |
ejbserver.rmi.remote.listener.port | 任意の値を指定して,JMXクライアント(運用管理エージェント,JP1/Performance Management - Agent Option for uCosminexus Application Serverなど)による稼働情報取得時のリクエスト受付ポートを固定できます。0~65535の整数を指定します。 ポート番号には,すでにほかのアプリケーションで使用されているポート番号は指定できません。ほかのアプリケーションで使用されているポート番号を指定してJ2EEサーバを起動した場合,起動処理が完了しないことがあります。 このプロパティを設定しない場合,または値に0を指定した場合,ランダムな値が設定されます。 | 0 | - | |
ejbserver.rmi.request.timeout | クライアントとサーバ間の通信タイムアウト時間(単位:秒)を0~86400の整数で指定します。 0を指定した場合,またはこのプロパティを指定しない場合,タイムアウトしません。なお,86400を超える値を設定した場合,警告メッセージを出力して,タイムアウトしません。 | 0(秒) | - | 「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.11.5 RMI-IIOP通信のタイムアウト」 |
ejbserver.rmi.stateless.unique_id.enabled | Stateless Session Beanのremoveメソッドの呼び出しに対して,呼び出しを不要とするか,必要とするかを指定します。
| false | - | 「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「4.3.1 Stateless Session Bean実装時の注意事項」 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.security.digest.algorithm | セキュリティ管理機能での認証に使用するメッセージダイジェストアルゴリズムを指定します。指定可能値はMD5,SHA-1,SHA-256,またはその他のJDKがサポートしているMessageDigestアルゴリズムです。Java SEのAPIリファレンスのjava.security.MessageDigestを参照してください。不正な値を指定した場合,デフォルト値が設定されます。 プロパティの値を変更した場合は,ユーザを削除し再作成する必要があります。この機能では,文字列が異なれば別のメッセージダイジェストアルゴリズムとみなします。 SHA-1以外のアルゴリズムを使用し,かつEJBクライアントでセキュリティの実装をする場合,EJBクライアントは09-70以降の必要があります。09-70より前のEJBクライアントの場合,認証に失敗します。 09-70より前のEJBクライアントを使用してセキュリティの実装をする場合,認証先のJ2EEサーバのダイジェストアルゴリズムをSHA-1にする必要があります。 | SHA-1 | 09-70 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
ejbserver.server.eheap.ajp13.enabled | リダイレクタとの通信用オブジェクトをExplicitヒープに配置するかどうかを指定します。
| true | 08-00 | |
ejbserver.server.eheap.httpsession.enabled | HTTPセッションに格納するオブジェクトをExplicitヒープに配置するかどうかを指定します。
| true | 08-00 | |
ejbserver.server.j2ee.feature | Component Containerの動作モードを指定します。
| 1.4 | - | |
ejbserver.server.mutex.invocation.timeout | 同時に同一プライマリキーのEntity Beanにアクセスした場合に掛かる排他のタイムアウト時間(単位:秒)を,45~92233720368547758の整数で指定します。タイムアウト時間は,デフォルト値(45秒)以上java.lang.Long.MAX_VALUE/1000(秒)以下の範囲で指定してください。デフォルト値未満の値を指定した場合,タイムアウト時間は45(秒)で動作します。 java.lang.Long.MAX_VALUE/1000(秒)を超える値を指定した場合,タイムアウト時間はjava.lang.Long.MAX_VALUE(ミリ秒)で動作します。さらに,java.lang.Long.MAX_VALUEを超える値を指定した場合は,デフォルト値になります。 | 45 | - | |
ejbserver.server.prf.PRFID | PRF識別子を指定します。 PRFデーモン起動時にPRF識別子を指定した場合に,同じPRF識別子を指定します。 PRFデーモン起動時にPRF識別子を省略した場合は,指定しないでください。PRF識別子が一致しないと,性能解析トレースが取得されません。 | PRF_ID | - | |
ejbserver.server.threaddump.filenum | J2EEサーバが障害を検知して自発的にスレッドダンプを出力する場合のスレッドダンプのファイル数の上限を,1~2147483647の整数で指定します。 範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。 環境変数JAVACOREDIRを指定している場合,環境変数JAVACOREDIRで指定したディレクトリとデフォルトの出力先ディレクトリ(Windowsの場合:<製品の作業ディレクトリ>¥ejb¥<サーバ名称>,UNIXの場合:<製品の作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名称>)の両方のスレッドダンプのファイルの個数の合計が上限になります。 また,外部からのスレッドダンプ出力要求に対しては,このオプションの設定に関係なくスレッドダンプのファイルが出力されます。外部からのスレッドダンプ出力要求の例を次に示します。
| 256 | - | 「機能解説 運用/監視/連携編」の「4. リソースの枯渇監視」 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.stateful.passivate.switch | Stateful Session Beanの非活性化,活性化の機能を使用するかどうかを指定します。
| false | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.stdoutlog.autoflush | ユーザ出力ログおよびユーザエラーログの自動フラッシュ機能を有効にするかどうかを指定します。 自動フラッシュ機能とは,ユーザ出力ログ(user_out[n]log),ユーザエラーログ(user_err[n].log)の出力に使用しているjava.io.PrintStreamの自動フラッシュオプションのことです。
| false | 08-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.watch.defaultRequestQueue.enabled | デフォルトの実行待ちキューの場合のHTTPリクエスト実行待ちキュー監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。
| true | - |
ejbserver.watch.defaultRequestQueue.interval | デフォルトの実行待ちキューの場合のHTTPリクエスト実行待ちキュー監視間隔を,1~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。 | 30 | - |
ejbserver.watch.defaultRequestQueue.threshold | アラートメッセージを出力するしきい値を,1~100の整数(単位:%)で指定します。監視対象のリクエストのデフォルトの実行待ちキューの格納率が,このキーで指定された値以上になるとアラートメッセージを出力します。 | 80 | - |
ejbserver.watch.defaultRequestQueue.writefile.enabled | デフォルトの実行待ちキューの場合のHTTPリクエスト実行待ちキュー監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。
| true | - |
ejbserver.watch.enabled | すべてのリソース枯渇監視を有効にするかどうかを指定します。
| true(06-00以前からのバージョンアップの場合は,false) | - |
ejbserver.watch.fileDescriptor.enabled | ファイルディスクリプタ監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。なお,ファイルディスクリプタ監視は,Windowsの場合,およびAIXの場合は使用できません。
| true | - |
ejbserver.watch.fileDescriptor.interval | ファイルディスクリプタ監視間隔を1~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。なお,ファイルディスクリプタ監視は,Windowsの場合,およびAIXの場合は使用できません。 | 60 | - |
ejbserver.watch.fileDescriptor.threshold | ファイルディスクリプタの使用状態を監視するしきい値を,1~2147483647の整数で指定します。使用中のファイルディスクリプタ数がしきい値以上になった場合にアラートを出力します。指定するしきい値は次のように設定してください。 OSのプロセスに割り当て可能なファイルディスクリプタ数※>ファイルディスクリプタ見積もり式から求めた値>ファイルディスクリプタしきい値 注※ プラットフォームによってシステムの上限が存在しない場合があります。 なお,ファイルディスクリプタ監視は,Windowsの場合,およびAIXの場合は使用できません。 | 2147483647 | - |
ejbserver.watch.fileDescriptor.writefile.enabled | ファイルディスクリプタ監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。なお,ファイルディスクリプタ監視は,Windowsの場合,およびAIXの場合は使用できません。
| true | - |
ejbserver.watch.memory.enabled | メモリ監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。
| true | - |
ejbserver.watch.memory.interval | メモリ監視間隔を1~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。 | 60 | - |
ejbserver.watch.memory.threshold | メモリの使用状態を監視するしきい値を,1~100の整数(単位:%)で指定します。次の条件のどれかで,FullGCの予兆を検知した場合に,アラートを出力します。 SerialGC有効時:
| 80 | - |
ejbserver.watch.memory.writefile.enabled | メモリ監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。
| true | - |
ejbserver.watch.thread.enabled | スレッド監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。なお,Linuxではスレッド数を監視できません。
| true | - |
ejbserver.watch.thread.interval | スレッド監視間隔を,1~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。なお,Linuxではスレッド数を監視できません。 | 60 | - |
ejbserver.watch.thread.threshold | スレッドの使用状態を監視するしきい値を,1~2147483647の整数で指定します。生成済みのスレッド数がしきい値以上になった場合にアラートを出力します。指定するしきい値は次のように設定してください。 OSのプロセスに割り当て可能なスレッド数※>スレッド見積もり式より求めた値>スレッドしきい値 注※ プラットフォームによってシステムの上限が存在しない場合があります。 なお,Linuxではスレッド数を監視できません。 | 2147483647 | - |
ejbserver.watch.thread.writefile.enabled | スレッド監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。なお,Linuxではスレッド数を監視できません。
| true | - |
ejbserver.watch.threaddump.enabled | スレッドダンプ監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。
| true | - |
ejbserver.watch.threaddump.interval | スレッドダンプ監視時間間隔を,1~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。 | 30 | - |
ejbserver.watch.threaddump.threshold | スレッドダンプ監視のしきい値を,上限値に対する割合1~100の整数(単位:%)で指定します。 スレッドダンプのファイル数の上限値に対する現在値の割合がしきい値以上になった場合にアラートを出力します。 環境変数JAVACOREDIRを指定している場合,環境変数JAVACOREDIRで指定したディレクトリとデフォルトの出力先ディレクトリの両方のスレッドダンプのファイルの個数の合計が現在値となります。 | 80 | - |
ejbserver.watch.threaddump.writefile.enabled | スレッドダンプ監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。
| true | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
ejbserver.webj2ee.connectionAutoClose.enabled | J2EEサーバの動作モードが1.4モードの場合に,自動クローズ機能を使用するかどうかを指定します。動作モードがベーシックモード(互換機能)の場合,このプロパティは無視され,自動クローズ機能は無効となります。
| true | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
https.cipherSuites | HttpsURLConnectionで使用する推奨暗号スイートを設定します。※ | ※ | 09-00 |
https.protocols | HttpsURLConnectionで使用するプロトコルを設定します。※ | ※ | 09-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
java.naming.factory.initial | JNDIのInitialContextがデレゲートするコンテキストの実装クラスのファクトリクラスを指定します。各設定値での動作を次に示します。
| com.hitachi.software.ejb.jndi.InsContextFactory | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
vbj.java2iiop.jvm.maxHeapSize | J2EEアプリケーション開始時に起動されるjava2iiopコマンドのヒープサイズの最大値を指定します。 指定する値は,javaコマンドの-Xmx,-Xmsオプションが受け付ける形式で指定してください。それ以外の形式で指定された場合の動作は保証されません。 次のように指定してください。
| 128m | - |
vbj.java2iiop.jvm.minHeapSize | J2EEアプリケーション開始時に起動されるjava2iiopコマンドのヒープサイズの初期値を指定します。 指定する値は,javaコマンドの-Xmx,-Xmsオプションが受け付ける形式で指定してください。それ以外の形式で指定された場合の動作は保証されません。 次のように指定してください。
| 16m | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
vbroker.agent.enableLocator | スマートエージェントを使用するかどうかを指定します。 通常は設定不要のプロパティです。デフォルトのままご使用ください。 また,CTM連携機能を有効(ejbserver.ctm.enabledキーにtrueを指定)にした場合は,J2EEサーバの起動時に自動的にtrueが設定されます。 この目的以外でスマートエージェントが必要な場合は,trueを設定してください。 なお,このプロパティにtrueを指定した場合は,スマートエージェントを先に起動する必要があります。 スマートエージェントの詳細については,マニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス」を参照してください。 | false | - | |
vbroker.agent.port | スマートエージェントのポート番号を指定します。詳細については,マニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス」を参照してください。 | 14000 | - | |
vbroker.ce.iiop.ccm.htc.readerPerConnection | リモートインタフェースとして定義されたEJBメソッドの呼び出しでタイムアウトが発生した場合に,コネクションのクローズを抑止するかどうかを設定します。
| false | 09-50 | |
vbroker.ce.iiop.ccm.htc.threadStarter | リプライ受信専用スレッドを管理するスレッドを起動するかどうかを設定します。vbroker.ce.iiop.ccm.htc.readerPerConnection=trueを設定する場合に,"true"を設定してください。 | false | 09-50 | |
vbroker.orb.htc.comt.entryCount | TPBroker通信トレースファイル1個当たりのエントリ数の上限値を100~30000000の範囲で指定します。 | 120000 | - | |
vbroker.orb.htc.comt.fileCount | TPBroker通信トレースファイルの個数の上限値を1~256の範囲で指定します。 | 3 | - | |
vbroker.orb.htc.tracePath | TPBrokerのトレースファイル出力先のパスを1~210バイトの範囲で指定します。指定したパスのサブディレクトリとしてcomtrcとmdltrcをあらかじめ作成しておく必要があります。デフォルトの出力先の場合,サブディレクトリcomtrcとmdltrcはサーバ初回起動時に自動作成されます。ディレクトリのパスの区切り記号には,"/"を使用してください。 例えば,Windowsの場合,workディレクトリとしてC:¥temp¥workを設定するときは,次のように指定します。 (指定例) vbroker.orb.htc.tracePath=c:/temp/work |
| - | |
vbroker.se.iiop_tp.host | 任意の値を指定して,J2EEサーバ単位でEJBコンテナのIPアドレスを固定します。 | なし | - | 「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.14 EJBコンテナの通信ポートとIPアドレスの固定(TPBrokerのオプション)」 |
vbroker.se.iiop_tp.proxyHost※ | J2EEサーバおよびCORBAネーミングサービスが配置してあるホスト名を指定します。ここで指定するホスト名は,EJBクライアントではNATのIPアドレスとして解決されるように設定してください。また,NATを経由しないEJBクライアントがある場合は,そのホストではJ2EEサーバのIPアドレスとして解決されるように設定してください。 | なし | 09-50 | |
vbroker.se.iiop_tp.scm.iiop_tp.listener.port | 任意の値を指定して,J2EEサーバ単位で通信ポートを固定できます。ポート番号は,ほかのプログラムなどと重複しないようにしてください。 このプロパティを設定しない場合は,TPBrokerによってランダムな値が設定されます。 また,ejbserver.container.ejbhome.sessionbean.reconnect.enabledにtrueを指定した場合は,必ず値を指定して,ポート番号を固定にしてください。 | 0 | - | |
vbroker.se.iiop_ts.proxyHost※ | J2EEサーバおよびCORBAネーミングサービスが配置してあるホスト名を指定します。ここで指定するホスト名は,EJBクライアントではNATのIPアドレスとして解決されるように設定してください。また,NATを経由しないEJBクライアントがある場合は,そのホストではJ2EEサーバのIPアドレスとして解決されるように設定してください。 | なし | 09-50 |
# CORBAネーミングサービス起動モード設定 |
CORBAネーミングサービスをアウトプロセスで自動起動するモードの場合,J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルおよびJ2EEサーバ用ユーザプロパティejbserver.naming.exec.argsの両方にこれらのキーを指定します。J2EEサーバを配置したマシンのホスト名が「MyJ2EEHost」の場合の設定例を示します。なお,ejbserver.naming.exec.argsの設定は-Jごとにスペースで区切って一行で指定してください。また,既存のシステムでejbserver.naming.exec.argsに設定値がある場合は,そのコマンドに追加で指定してください。
# CORBAネーミングサービス起動モード設定 |
CORABネーミングサービスをアウトプロセスで手動起動するモードの場合,J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルおよびnameservコマンド起動オプションの両方にこれらのキーを指定します。J2EEサーバを配置したマシンのホスト名が「MyJ2EEHost」の場合の設定例を示します。
# CORBAネーミングサービス起動モード設定 |
nameservコマンドの実行例を示します。なお,nameservコマンドの実行の際は-Jごとのスペース区切りによって一行で設定してください。また,既存のシステムでnameservコマンドを実行している場合は,そのコマンドに追記してください。
nameserv -J-Dvbroker.agent.enableLocator=false |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.application.lower_version | Webアプリケーションのバージョン設定機能で設定したいWebアプリケーションのバージョンを指定します。 2.4を指定した場合は,web.xmlで定義されたWebアプリケーションバージョンが2.4以下のWebアプリケーションをバージョン2.4のWebアプリケーションとして実行します。 2.5を指定した場合は,web.xmlで定義されたWebアプリケーションバージョンが2.5以下のWebアプリケーションをバージョン2.5のWebアプリケーションとして実行します。 | なし | 08-20 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
webserver.connector.ajp12.backlog | 旧バージョンとの互換性を保つためのキーです。 webserver.connector.ajp13.backlogとして使用されます。指定できる値については,webserver.connector.ajp13.backlogキーの説明を参照してください。 このキーとwebserver.connector.ajp13.backlogの両方が指定されていた場合,このキーの値が使用されます。 | なし | - | |
webserver.connector.ajp12.max_threads | 旧バージョンとの互換性を保つためのキーです。 webserver.connector.ajp13.max_threadsとして使用されます。指定できる値については,webserver.connector.ajp13.max_threadsキーの説明を参照してください。 このキーとwebserver.connector.ajp13.max_threadsの両方が指定されていた場合,このキーの値が使用されます。 1025以上の値が設定されていた場合,webserver.connector.ajp13.max_threadsのデフォルト値の100が使用されます。 | なし | - | |
webserver.connector.ajp12.port | 旧バージョンとの互換性を保つためのキーです。 webserver.connector.ajp13.portとして使用されます。指定できる値については,webserver.connector.ajp13.portキーの説明を参照してください。 このキーとwebserver.connector.ajp13.portの両方が指定されていた場合,このキーの値が使用されます。 | なし | - | |
webserver.connector.ajp13.backlog | リダイレクタからの接続要求の最大の待ち行列数を指定します。1~2147483647の整数で指定します。 有効な最大値は実行するプラットフォームで指定できるSocketのListenキューの最大値となります。実際のListenキューの最大値はOSによって異なるため,詳細は各OSのlisten関数についてのマニュアルを参照してください。 このキーに指定した値は,java.net.ServerSocketクラスのコンストラクタのbacklog引数に設定されます。ただし,この指定値がOSの制限値を超えた場合は,OSの制限値が設定されたものと解釈され,エラーにはなりません。制限値はOSによって異なります。制限値を拡張する方法については,OSのマニュアルを参照してください。 | 100 | - | |
webserver.connector.ajp13.bind_host | Webサーバ連携で使用するIPアドレスまたはホスト名称を指定します。 IPアドレス,またはホスト名称の前後の半角スペースは無視されます。値を指定しない場合は,ワイルドカードアドレスが使用されます。 このプロパティを指定するときは,ワーカホスト名称にもローカルホスト名称またはIPアドレスを指定する必要があります。 同一ホストで実行しているWebサーバとWebサーバ連携をしている構成で,次のどちらかの設定をしている場合,WebコンテナはWebサーバからのリクエストを受信できません。
| なし | - | 「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「4.7 IPアドレス指定(Webサーバ連携)」 |
webserver.connector.ajp13.max_threads | Webコンテナがリクエストを処理する同時実行数を指定します。※1 1~1024の整数で指定します。 指定されたリクエストの同時実行数分のスレッドがサーバ起動時に生成されます。 | 10 | - | 「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「2.16 Webコンテナ単位での同時実行スレッド数の制御」 |
webserver.connector.ajp13.port | Webサーバとの通信に使用するポート番号を指定します。 1~65535の整数で指定します。 すでにほかのアプリケーションで使用または確保されているポート番号は指定できません。また,複数のJ2EEサーバでWebサーバとの通信に使用するポートのポート番号に同じ値を設定しないでください。同一のポート番号を指定したJ2EEサーバはcjstartsvコマンドで複数起動できません。 | 8007 | - | |
webserver.connector.ajp13.receive_timeout | リクエスト受信処理のリダイレクタへのデータ要求処理で,リダイレクタからの応答を待つ時間(通信タイムアウト値)を0~3600の整数(単位:秒)で指定します。 0を指定した場合は,リダイレクタからの応答を受け取るまで待ち続け,タイムアウトは発生しません。 | 600(秒) | - | |
webserver.connector.ajp13.send_timeout | レスポンス送信処理のタイムアウト値を0~3600の整数(単位:秒)で指定します。 数値以外の文字列や範囲外の数値を指定した場合は,メッセージを出力し,デフォルト値を使用します。 タイムアウト値に0,またはTCPの持つデータ送信の再送タイマより長い時間を設定した場合,タイムアウト値はTCPの持つタイムアウト値になります。その場合,不正なタイムアウト値が指定されたことを示すメッセージは出力されません。 | 600 | - | |
webserver.connector.http.bind_host | 簡易Webサーバで使用するローカルIPアドレス,または解決できるローカルホスト名称を指定します。 IPアドレスまたはホスト名称の前後の半角スペースは無視されます。値を指定しない場合は,ワイルドカードアドレスが使用されます。 | なし | - | 「機能解説 互換編」の「5.2.1 簡易WebサーバでのIPアドレス指定(バインド先アドレス設定機能)」 |
webserver.connector.http.permitted.hosts | 簡易Webサーバへのアクセスを許可するホストのIPアドレス(10進表記)またはホスト名を指定します。 なお,ローカルホストは明記しなくても常にアクセスできます。したがって,このキーの指定を省略した場合,アクセスできるのはローカルホストだけになります。 複数指定する場合にはIPアドレスまたはホスト名の間をコンマ(,)で区切ります。アクセス制限をしない場合はアスタリスク(*)だけを指定します。IPアドレスまたはホスト名の前後の半角スペースは無視されます。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.backlog | Webクライアントからの接続要求を格納するTCPリスンキューの長さを1~2147483647の整数で指定します。 有効な指定値の最大値や実際に設定されるTCPリスンキューの長さはOSによって異なります。 数値以外の文字列,範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 511 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.bind_host | インプロセスHTTPサーバで使用するIPアドレスまたはホスト名を指定します。 IPアドレスまたはホスト名の前後の半角スペースは無視されます。値を指定しない場合は,ワイルドカードアドレスが使用されます。 指定されたホスト名またはIPアドレスが解決できない場合,ローカルではないホストのホスト名またはIPアドレスを指定した場合はメッセージが出力され,ワイルドカードアドレスが使用されます。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.enabled | インプロセスHTTPサーバ機能を有効にするかどうかを指定します。
なお,インプロセスHTTPサーバ機能が有効の場合は,Webサーバ連携は使用できません。 | false | - | |
webserver.connector.inprocess_http.enabled_methods | アクセスを許可するHTTPメソッドを指定します。 複数のメソッドを指定する場合は,コンマ(,)で区切ります。メソッド名にはHTTP/1.1で定義されたメソッドを指定します。 また,アスタリスク(*)を指定した場合は,すべてのメソッドが許可されます。 HTTPメソッドでは大文字,小文字が区別されるため,このプロパティに指定する値も区別されます。 メソッド名にはRFC2616で規定されている値を使用する必要があります。ただし,文字列"*"をメソッド名として指定できません。 各メソッド名の前後の空白文字※2は無視されます。不正な値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | GET,HEAD,POST,PUT,DELETE,OPTIONS | - | |
webserver.connector.inprocess_http.error_custom.list | エラーページカスタマイズ機能で使用するエラーページカスタマイズ定義名を指定します。 指定できる値の最大長は1024文字で,英数字(A~Z,a~z,0~9)またはアンダースコア(_)で構成される文字列で指定します。定義名一つの文字列長は1~32文字です。 定義名を複数指定する場合は,コンマ(,)で区切ります。コンマの前後の空白文字※2は無視されます。また,同じエラーページカスタマイズ定義名を複数回指定できません。 不正な値を指定した場合,メッセージが出力され,すべてのエラーページカスタマイズ定義は無効となります。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.file | エラーページカスタマイズ機能で,エラーページカスタマイズ時のレスポンスボディとして使用するファイルを絶対パスで指定します。 パスの区切り記号には”/”を使用します。 webserver.connector.inprocess_http.error_custom.listで設定されていないエラーページカスタマイズ定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,プロパティは無効になります。 webserver.connector.inprocess_http.error_custom.listで指定したエラーページカスタマイズ定義名について,このプロパティ,またはwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.redirect_urlのどちらか一方だけを必ず指定してください。両方のプロパティを指定した場合,どちらも指定しなかった場合,絶対パスで指定しなかった場合,または存在しないファイルや読み取り権限のないファイルを指定した場合は,メッセージが出力され,このエラーページカスタマイズ定義は無効となります。 空文字列または空白文字※2を指定した場合,プロパティは無効になります。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.file.content_type | エラーページカスタマイズ機能で,エラーページカスタマイズ時のレスポンスのContent-Typeヘッダの値を指定します。 webserver.connector.inprocess_http.error_custom.listで設定されていないエラーページカスタマイズ定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,プロパティは無効となります。 webserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.fileが設定されていない場合,プロパティは無効になります。 | text/html | - | |
webserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.redirect_url | エラーページカスタマイズ機能で,リダイレクトURLを絶対パスで指定します。 webserver.connector.inprocess_http.error_custom.listで設定されていないエラーページカスタマイズ定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,プロパティは無効となります。 webserver.connector.inprocess_http.error_custom.listで指定したエラーページカスタマイズ定義名について,このプロパティ,またはwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.fileのどちらか一方だけを必ず指定してください。 値が正しいかどうかのチェックは行われないため,実際に動作させて確認する必要があります。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.request_url | エラーページカスタマイズ機能で,エラーページカスタマイズを適用するリクエストURLをスラッシュ(/)で始まる絶対パスで指定します。ワイルドカード(*)はスラッシュの直後に1回だけ指定できます。"*"は必ずワイルドカードと解釈されるため,通常の文字としては使用できません。 また,このプロパティで指定した値とwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.statusで指定した値は,ほかのエラーページカスタマイズ定義と完全に一致してはいけません。 webserver.connector.inprocess_http.error_custom.listで設定されていないエラーページカスタマイズ定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,プロパティは無効となります。 不正な値を指定した場合,メッセージが出力され,このエラーページカスタマイズ定義は無効となります。 | /* | - | |
webserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.status | エラーページカスタマイズ機能で,エラーページのカスタマイズを行うレスポンスのステータスコードを400~599の整数で指定します。 このプロパティで指定した値,およびwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.request_urlで指定した値は,ほかのエラーページカスタマイズ定義と完全に一致してはいけません。 webserver.connector.inprocess_http.error_custom.listで設定されていないエラーページカスタマイズ定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,プロパティは無効となります。 webserver.connector.inprocess_http.error_custom.listで指定したエラーページカスタマイズ定義名について,このプロパティは必ず指定してください。指定しなかった場合,または不正な値を指定した場合,メッセージが出力され,このエラーページカスタマイズ定義は無効となります。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.gateway.host | ゲートウェイのホスト名またはIPアドレスを指定します。Hostヘッダのないリクエストに対してwelcomeファイルなどにリダイレクトするとき,Locationヘッダに指定するURLのホスト名部分が指定値となります。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.gateway.port | ゲートウェイのポート番号を1~65535の整数で指定します。 Hostヘッダのないリクエストに対してwelcomeファイルなどにリダイレクトするとき,Locationヘッダに指定するURLのポート番号部分が指定値となります。 webserver.connector.inprocess_http.gateway.hostが指定されていない場合は,このプロパティの指定は無視されます。 また,webserver.connector.inprocess_http.gateway.hostを指定し,このプロパティを省略した場合は下記の値が設定されます。
| なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.gateway.https_scheme | クライアントからのリクエストのスキームはhttpsで,SSLアクセラレータなどによってWebサーバへのスキームがhttpとなる場合にtrueを指定します。
| false | - | |
webserver.connector.inprocess_http.hostname_lookups | インプロセスHTTPサーバで受信したリクエストに対して,Webコンテナがホスト名のルックアップの逆引きをしてクライアントのIPアドレスをホスト名に変換するかどうかを指定します。 ただし,ホスト名の逆引きをすると,スループットが低下します。 ホスト名を解決しなかった場合,javax.servlet.ServletRequestインタフェースのgetRemoteHost()メソッドの結果や,ログファイルに出力するクライアントのIPアドレスは,ドット(.)で区切られた書式のIPアドレスとなります。
| false | - | |
webserver.connector.inprocess_http.init_threads | サーバ起動時に生成するインプロセスHTTPサーバのリクエスト処理スレッド数を1~1024の整数で指定します。 指定する値は,Webクライアントとの最大接続数(webserver.connector.inprocess_http.max_connectionsに指定した値)以下である必要があります。これを超える値を指定した場合,メッセージが出力され,Webクライアントとの最大接続数が値として設定されます。 また,有効な最大値は実行するOSによって異なります。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 10 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.keep_start_threads | サーバ起動時に作成したスレッド数を維持するかどうかを指定します。
このプロパティにfalseを指定した場合,サーバ起動時に作成したスレッドは予備スレッド数の最大数以下になるように調整されます。サーバ起動時に予備スレッドの最大数より大きい数のリクエスト処理スレッドを作成した場合,予備スレッドの最大数を超えたスレッドは,サーバ起動後に1秒間隔で一つずつ破棄されます。 trueまたはfalse以外の文字列を指定した場合,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | false | - | |
webserver.connector.inprocess_http.limit.max_headers | HTTPリクエストに含まれるHTTPヘッダの個数の上限を0~32767の整数で指定します。上限値を設定しない場合は,0を指定してください。 このプロパティで指定したHTTPヘッダの個数に満たない場合でも,webserver.connector.inprocess_http.limit.max_request_headerで指定したサイズを超えた場合はエラーとなります。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 100 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.limit.max_request_body | HTTPリクエストのリクエストボディの最大サイズ(単位:バイト)を-1~2147483647の整数で指定します。上限値を設定しない場合は,-1を指定してください。また,リクエストボディがチャンク形式で送信された場合,チャンクヘッダのサイズも指定するサイズに含める必要があります。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | -1 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.limit.max_request_header | HTTPリクエストのリクエストヘッダの最大サイズ(単位:バイト)を7~65536の整数で指定します。 このプロパティで設定したリクエストヘッダの最大サイズに満たない場合でも,webserver.connector.inprocess_http.limit.max_headersで指定したHTTPヘッダを超えた場合はエラーとなります。 また,HTTPヘッダの終わりを示す改行文字(CR(0x0d)+LF(0x0a)の2バイト)も指定するサイズに含める必要があります。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 16384 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.limit.max_request_line | リクエストラインの最大長(単位:バイト)を-1または7~8190の整数で指定します。上限値を指定しない場合は,-1を指定してください。リクエストラインは,HTTPメソッドやクエリ文字列を含む,URIおよびHTTPバージョンを含みます。 指定する値は,リクエストヘッダの最大サイズ(webserver.connector.inprocess_http.limit.max_request_headerに指定した値)以下である必要があります。これを超える値を指定した場合は,メッセージが出力され,リクエストヘッダの最大サイズがリクエストラインの最大長として設定されます。 また,リクエストラインの終わりを示す改行文字(CR(0x0d)+LF(0x0a)の2バイト)も指定するサイズに含める必要があります。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 8190 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.max_connections | Webクライアントとの最大接続数を1~1024の整数で指定します。有効な最大値は実行するOSによって異なります。 このパラメタに指定した値がリクエスト処理スレッドの最大値になります。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 100 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.max_execute_threads | Webコンテナがリクエストを処理する同時実行数を1~1024の整数で指定します。 指定する値は,Webクライアントとの最大接続数(webserver.connector.inprocess_http.max_connectionsに指定した値)以下である必要があります。これを超える値を指定した場合は,メッセージが出力され,Webクライアントとの最大接続数が値に設定されます。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または,空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 10 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.max_spare_threads | プールに保存する予備スレッドの最大数を1~1024の整数で指定します。 指定する値は,Webクライアントとの最大接続数(webserver.connector.inprocess_http.max_connectionsに指定した値)以下である必要があります。これを超える値を指定した場合は,メッセージが出力され,Webクライアントとの最大接続数が値に設定されます。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 20 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.min_spare_threads | プールに保持する予備スレッドの最小数を1~1024の整数で指定します。 設定する値はプールに保持する予備スレッドの最大数(webserver.connector.inprocess_http.max_spare_threadsに指定した値)以下である必要があります。プールに保持する予備スレッドの最大数を超える値を設定した場合は,メッセージが出力され,プールに保持する予備スレッドの最大数がプールに保持する予備スレッドの最小数として設定されます。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列,または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力されデフォルト値が設定されます。 | 5 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.permitted.hosts | インプロセスHTTPサーバへのアクセスを許可するホストのIPアドレス(10進表記),またはホスト名を指定します。複数指定する場合は,IPアドレスまたはホスト名の間をコンマ(,)で区切ります。アクセス制限をしない場合はアスタリスク(*)だけを指定します。 なお,ローカルホストは明記しなくても常にアクセスが許可されます。 空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 指定されたホスト名が解決できない場合は,メッセージが出力され,ローカルホストからのアクセスだけが許可されます。 なお,IPアドレスまたはホスト名の前後の半角スペースは無視されます。 | * | - | |
webserver.connector.inprocess_http.persistent_connection.max_connections | Persistent Connectionで保持するTCPコネクションの最大数を0~1024の整数で指定します。 設定する値はWebクライアントとの最大接続数(webserver.connector.inprocess_http.max_connectionsに指定した値)以下である必要があります。Webクライアントとの最大接続数を超える値を設定した場合は,メッセージが出力され,Webクライアントとの最大接続数がPersistent Connectionで保持するTCPコネクションの最大数として設定されます。 数値以外の文字列や範囲外の数値を指定した場合は,メッセージが出力され,webserver.connector.inprocess_http.max_connectionsに指定した値がデフォルト値として設定されます。また,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,webserver.connector.inprocess_http.max_connectionsに指定した値がデフォルト値として設定されます。 | webserver.connector.inprocess_http.max_connectionsに指定した値 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.persistent_connection.max_requests | Persistent ConnectionによるTCPコネクションを持続したままの連続接続回数の上限を0~2147483647の整数で指定します。上限値を設定しない場合は,0を指定してください。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 100 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.persistent_connection.timeout | Persistent ConnectionでTCPコネクションを持続した状態での,リクエスト待ち時間(単位:秒)を0~3600の整数で指定します。0を指定した場合,タイムアウトしません。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 3 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.port | インプロセスHTTPサーバが使用するポート番号を1~65535の整数で指定します。すでにほかのアプリケーションで使用されているポート番号は指定できません。ほかのアプリケーションで使用されているポート番号や確保されているポート番号を指定した場合,メッセージが出力され,J2EEサーバが起動されません。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 80 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.receive_timeout | Webクライアントからのリクエスト受信で,タイムアウトするまでの時間(単位:秒)を0~3600の整数で指定します。0を指定した場合,タイムアウトしません。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 300 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.file | リダイレクト機能で,リダイレクト時のレスポンスボディとして使用するファイルを絶対パスで指定します。パスの区切り記号には”/”を使用します。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.statusに200を指定した場合,必ずこのプロパティを指定します。webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.statusに200を指定し,このプロパティが指定されていない場合,メッセージが出力され,このリダイレクト定義は無効となります。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.listで設定されていないリダイレクト定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,空文字列または空白文字※2を指定した場合,プロパティは無効となります。 絶対パスでない値を指定した場合は,メッセージが出力され,このリダイレクト定義は無効となります。存在しないファイルや読み取り権限のないファイルを指定した場合は,J2EEサーバ起動時にメッセージが出力され,このリダイレクト定義は無効となります。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.file.content_type | リダイレクト機能で,リダイレクト時のレスポンスのContent-Typeヘッダの値を指定します。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.listで設定されていないリダイレクト定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,プロパティは無効となります。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.fileを設定していない場合,プロパティは無効となります。 | text/html | - | |
webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.redirect_url | リダイレクト機能で,リダイレクトURLを絶対URLで指定します。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.status に 200を指定した場合,このプロパティは設定できません。webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.statusに200を指定し,このプロパティを指定した場合,メッセージが出力され,リダイレクト定義は無効となります。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.statusに200以外を指定した場合,必ずこのプロパティを指定します。webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.status に 200以外を指定し,このプロパティを指定しなかった場合,メッセージが出力され,そのリダイレクト定義は無効となります。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.listで設定されていないリダイレクト定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,プロパティは無効となります。 値が正しいかどうかのチェックは行われないため,実際に動作させて確認する必要があります。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.request_url | リダイレクト機能で,リダイレクトを行うリクエストURLをスラッシュ(/)で始まる絶対パスで指定します。ワイルドカード(*)はスラッシュの直後に1回だけ指定できます。ワイルドカードは0文字以上の任意の文字列を表します。"*"は必ずワイルドカードと解釈されるため,通常の文字としては使用できません。また,ほかのリダイレクト定義で指定した値と同じ値は指定できません。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.listで指定したリダイレクト定義名について,必ずこのプロパティを指定する必要があります。指定しなかった場合,メッセージが出力され,そのリダイレクト定義は無効となります。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.listで設定されていないリダイレクト定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,プロパティは無効となります。 不正な値を指定した場合は,メッセージが出力され,そのリダイレクト定義は無効となります。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.redirect.<リダイレクト定義名>.status | リダイレクト機能で,リダイレクト時のレスポンスのステータスコード(200,300,301,302,303,305,307)を指定します。 webserver.connector.inprocess_http.redirect.listで設定されていないリダイレクト定義名を使用してこのプロパティを設定した場合,プロパティは無効となります。 不正な値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 302 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.redirect.list | リダイレクト機能で使用するリダイレクト定義名を指定します。 このプロパティに指定できる値の最大長は1024文字です。リダイレクト定義名は,英数字(A~Z,a~z,0~9)またはアンダースコア(_)で構成される文字列で指定します。また,リダイレクト定義名一つの文字列長は1文字~32文字です。 リダイレクト定義名を複数指定する場合は,コンマ(,)で区切ります。コンマの前後の空白文字※2は無視されます。同じリダイレクト定義名は複数回指定できません。 不正な値を指定した場合は,メッセージが出力され,すべてのリダイレクト定義は無効となります。 | なし | - | |
webserver.connector.inprocess_http.rejection_threads | アクセスを拒否するリクエスト処理スレッドの数を0~1023の整数で指定します。指定する値は,リクエスト処理スレッドの最大数(webserver.connector.inprocess_http. max_connectionsに指定した値)よりも小さくする必要があります。Webクライアントとの最大接続数以上の値を設定した場合は,メッセージが出力され,Webクライアントとの最大接続数よりも1小さい値がアクセスを拒否するリクエスト処理スレッド数として設定されます。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 1 | - | |
webserver.connector.inprocess_http.response.header.server | レスポンスに自動的に付加するServerヘッダの値を指定します。 空文字列または空白文字※2を指定した場合,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | CosminexusComponentContainer | - | |
webserver.connector.inprocess_http.send_timeout | Webクライアントへのレスポンス送信で,タイムアウトするまでの時間(単位:秒)を0~3600の整数で指定します。0を指定した場合,タイムアウトは有効になりません。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字※2を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 300 | - | |
webserver.connector.limit.max_parameter_count | リクエストパラメタ数の上限値を-1~2147483647の整数で指定します。 リクエストパラメタ数の上限値の有効範囲は,リクエストのクエリストリングと,Content-Typeヘッダの値がapplication/x-www-form-urlencodedまたはmultipart/form-dataのフォームデータのパラメタ数の合計とします。 リクエストパラメタ数の上限値を設定しない場合は,-1を指定します。 数値以外の文字列や範囲外の数値,空文字列または空白文字を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 リクエストのパラメタ数が指定した値を超えた場合,APIによって次のように動作し,KDJE39341-W,またはKDJE39342-Eのメッセージが出力されます。
| 10000 | 09-00 | |
webserver.connector.limit.max_post_form_data | POSTリクエストのフォームデータの最大サイズを,-1~2147483647の整数(単位:バイト)で指定します。最大サイズを設定しない場合は,-1を指定します。 次の数値または文字列を指定した場合,メッセージが出力され,デフォルト値が適用されます。
| 2097152 | 08-50 | |
webserver.connector.redirect_https.port | Webサーバが使用しているHTTPSのポート番号を指定します。 1~65535の整数で指定します。 指定しない場合,HTTPSポートにリダイレクトしません。 すでにほかのアプリケーションで使用または確保されているポート番号は指定できません。また,複数のJ2EEサーバでWebサーバとの通信に使用するポートのポート番号に同じ値を設定しないでください。同一のポート番号を指定したJ2EEサーバはcjstartsvコマンドで複数起動できません。 | なし | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
webserver.container.ac.logEnabled | Webコンテナの保守用のトレースログを出力するかどうかを指定します。
| false | - | |
webserver.container.jaxws.webservice.no_webxml.enabled | WebサービスのクライアントからSOAP要求メッセージが到着した際,WARファイルにweb.xmlが完全に,または部分的に含まれていなくても,この製品のJAX-WS機能を利用して開発したWebサービス実装クラスまたはプロバイダ実装クラスが含まれていれば,SOAP要求メッセージを受け付けて,Webサービス実装クラスに振り分けるかどうか指定します。
| none | 08-00 | |
webserver.container.jaxws.webservice.wsee.no_webxml.enabled | WebサービスのクライアントからSOAP要求メッセージが到着した際,設定用のWARファイルにweb.xmlが完全に,または部分的に含まれていなくても,この製品のJAX-WS機能を利用して開発したWebサービス実装クラスが含まれていれば,SOAP要求メッセージを受け付けて,Webサービス実装クラスに振り分けるかどうか指定します。
| lax | 08-70 | |
webserver.container.jaxws.webservice.wsee.warname | EJB-JARファイルに含まれるWebサービス実装クラスに対する,設定用のWARファイルのパス名を指定します※1。 設定用WARファイルは,ユーザが作成する場合とデプロイ時に自動生成する場合があります。デプロイ時に自動生成する場合は設定不要のプロパティです。 | CosminexusWSEE.war | 08-70 | |
webserver.container.server_id.enabled | サーバIDのCookieをHTTPレスポンスに付加するかどうかを指定します。
| false | - | |
webserver.container.server_id.name | サーバIDのCookieをHTTPレスポンスに付加する場合に,Cookieの名前を指定します。1~64文字の文字列で指定します。半角英数字(A~Z,a~z,0~9)またはアンダースコア(_)が使用できます。ただし,次の名前はWebコンテナが使用するため,大文字・小文字の区別なく使用できません。
| ServerID | - | |
webserver.container.server_id.value | サーバIDのCookieをHTTPレスポンスに付加する場合に,Cookieの値を指定します。1~64文字の文字列で指定します。半角英数字(A~Z,a~z,0~9)またはアンダースコア(_)が使用できます。 webserver.container.server_id.enabledにtrueを指定した場合に,このプロパティを省略したとき,または不正な値,空文字列,もしくは空白文字※2を指定したときは,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | ホスト名とJ2EEサーバ名/Webコンテナサーバ名(互換機能)からハッシュ関数を用いて生成されます。生成された値は,64文字の16進数です。 | - | |
webserver.container.servlet.default_mapping.enabled | サーブレットのデフォルトマッピングを有効にするかどうかを指定します。
| false | 08-00 | |
webserver.container.thread_control.enabled | Webアプリケーション単位の同時実行スレッド数の制御機能を使用するかどうかを指定します。J2EEサーバモードでだけ有効です。
| true | - | |
webserver.container.thread_control.queue_size | Webアプリケーション単位の同時実行スレッド数の制御機能を使用する場合に,デフォルトの実行待ちキューサイズを0~2147483647の整数で指定します。J2EEサーバモードでだけ有効です。 ただし,webserver.container.thread_control.enabledにfalseを指定した場合,プロパティは無効になります。 | 8192 | - | 「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「2.17 Webアプリケーション単位での同時実行スレッド数の制御」 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
webserver.context.check_interval | Webアプリケーションの更新検知インターバルを0~2147483647の範囲(単位:秒)の整数で指定します。 0を指定した場合,更新の自動検知は行われません。 J2EEアプリケーションのリロード機能が無効の場合,このプロパティは設定できません。設定した場合無視されます。 数値以外の文字列,範囲外の数値または空文字列を指定した場合はメッセージを出力し,デフォルト値が設定されます。 | ejbserver.deploy.context.check_intervalに設定した値(デフォルト値:0) | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「13.8 J2EEアプリケーションの更新検知とリロード」 |
webserver.context.reload_delay_timeout | Webアプリケーションのリロードの遅延実行機能の最大遅延期間を,負の整数または0~2147483647(単位:秒)で指定します。 0を指定した場合は,リロードの遅延実行機能は使用されません。 J2EEアプリケーションのリロード機能が無効な場合,このプロパティは設定できません。設定した場合無視されます。 負の整数を指定した場合は,最大遅延期間を設定しないで,リロードの遅延実行機能が使用されます。 | 0 | - | |
webserver.context.update.interval | 更新するファイルのコピーに必要な時間のインターバルを0~2147483647の範囲(単位:秒)の整数で指定します。なお,インターバルは余裕のある値にしてください。リソースの更新を検知してから指定したインターバルのあとに,処理中リクエストの監視が開始されます。 JSPのリロード機能が無効の場合,このプロパティは設定できません。設定した場合無視されます。 数値以外の文字列,範囲外の数値または空文字列を指定した場合はメッセージを出力し,デフォルト値が設定されます。 | ejbserver.deploy.context.update.interval(デフォルト値:0) | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.dbsfo.attribute_data_size.max | グローバルセッション情報に含めることができるHTTPセッションの属性情報の最大サイズをバイト単位で設定します。 | 1024 | 08-00 |
webserver.dbsfo.check_size.mode | HTTPセッションの属性情報のサイズ見積もり機能(データベースセッションフェイルオーバ機能)を有効にするかどうかを指定します。
| off | 08-00 |
webserver.dbsfo.connector.name | データベースセッションフェイルオーバ機能で使用するDB Connectorの別名を設定します。 | COSMINEXUS_SFO_DBCONNECTOR | 08-00 |
webserver.dbsfo.enabled | データベースセッションフェイルオーバ機能を有効にするかどうかを指定します。
| false | 08-00 |
webserver.dbsfo.exception_type_backcompat | データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止する対象リクエストのエラーページ内でHttpServletRequest#getSessionメソッドを実行した場合に発生する例外の互換オプションを指定します。
| false | 08-70 |
webserver.dbsfo.exclude.extensions | データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止する拡張子を指定します。 URLのパスが指定した拡張子と合致した場合,該当するリクエストでデータベースセッションフェイルオーバ機能は無効となります。指定した拡張子とURLの比較では大文字,小文字の区別はしません。 また,データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止する拡張子を設定しない場合,空文字列,またはコンマ「,」を指定します。 | txt,htm,html,jpg,gif,js | 08-00 |
webserver.dbsfo.exclude.uris | データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止するURIを指定します。リクエストURIのパスが指定したURIと一致した場合,該当するリクエストはデータベースセッションフェイルオーバ機能が無効となります。 指定したURIとリクエストURIの比較では大文字,小文字が区別されます。 データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止するURIを設定しない場合,空文字列を設定します。 | なし | 08-50 |
webserver.dbsfo.integrity_mode.enabled | データベースセッションフェイルオーバ機能の完全性保障モードを有効にするかどうか指定します。
| false | 08-70 |
webserver.dbsfo.negotiation.high_level | データベースセッションフェイルオーバ機能を使用する場合,Webアプリケーション開始で実施するネゴシエーションが失敗したときに,Webアプリケーションの開始処理を続行するか中止するかを指定します。
| false | 08-70 |
webserver.dbsfo.session_read_only.uris | データベースセッションフェイルオーバ機能の参照専用リクエストとするURIを指定します。指定できるURIを次に示します。
指定したURIとリクエストURIが合致した場合,このリクエストは参照専用リクエストになります。指定したURIとリクエストURIの比較では大文字と小文字を区別します。 | なし | 08-70 |
webserver.dbsfo.thread_control_queue.enabled | Webアプリケーション単位の同時実行スレッド数制御機能の有効時にデータベースセッションフェイルオーバ機能を使用する場合に,実行待ちキューの空きが不足したときの動作を指定します。
| false | 08-70 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
指定できるキーに関する情報は,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「7. EADsセッションフェイルオーバ機能」を参照してください。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.eadssfo.application.cache.name | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するアプリケーション情報キャッシュのキャッシュ名を指定します。 | EADsSFO_APP_INFO | 09-50 |
webserver.eadssfo.check_size.mode | HTTPセッションの属性情報のサイズ見積もり機能(EADsセッションフェイルオーバ機能)を有効にするかどうかを指定します。
| off | 09-50 |
webserver.eadssfo.client.retry.count | EADsセッションフェイルオーバ機能でEADsサーバへのアクセス失敗時にリトライする回数を1から2147483647までの整数値で指定します※1。 | 2 | 09-50 |
webserver.eadssfo.client.retry.interval | EADsセッションフェイルオーバ機能でEADsサーバへのアクセス失敗時にリトライする間隔(単位:ミリ秒)を1から2147483647までの整数値で指定します※1。 | 2000 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.client.<接続先EADsサーバ名>.address | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 Webアプリケーションを開始する際のEADsクライアントの初期設定で接続するEADsサーバのIPアドレスまたはホスト名を指定します。 パラメタの可変部には,eads.client.node.listに定義した名称を指定します。 | なし※2 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.client.<接続先EADsサーバ名>.port | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 Webアプリケーションを開始する際のEADsクライアントの初期設定で接続するEADsサーバのポート番号を指定します。パラメタの可変部には,eads.client.node.listに定義した名称を指定します。 | 24600 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.client.node.list | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 Webアプリケーションを開始する際のEADsクライアントの初期設定で,接続する接続先のEADsサーバを識別するための名称を指定します。 複数指定する場合はコンマ(,)で区切ります。複数指定した場合は,その中の一つのEADsサーバに接続します。接続に失敗した場合,別のEADsサーバへの接続を試みます。 | なし※2 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.connection.buffersize | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 コネクションの読み込み,または書き込みデータの送受信バッファのサイズ(単位:バイト)を指定します。 なお,このプロパティは,EADsサーバに格納するデータのサイズに応じて適切な値を設定する必要があります。詳細については,マニュアル「Elastic Application Data store ユーザーズガイド」を参照してください。 | ※4 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.connection.retry | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 接続確認での通信失敗時のリトライ回数を指定します。 | 1 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.connection.timeout | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 接続確認やデータ送受信の監視時間(単位:ミリ秒)を設定します。 | ※4 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.connectionPool.poolsize | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 同一接続先に対してプールしておくコネクションの最大個数を指定します。 | ※4 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.logger.commDump.enable | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 EADsクライアントによって出力される電文ダンプの出力を有効にするかどうかを指定します。 | ※4 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.logger.commTrace.enable | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 EADsクライアントによって出力される通信トレースの出力を有効にするかどうかを指定します。 | true | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.logger.commTrace.filenum | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 EADsクライアントによって出力される通信トレースのファイル数を指定します。 | ※4 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.logger.commTrace.filesize | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 EADsクライアントによって出力される通信トレースの1ファイル当たりのファイルサイズ(単位:バイト)を指定します。 | ※4 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.logger.dir | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 EADsクライアントによって出力されるメッセージログの出力先ディレクトリを指定します。 | ${ejbserver.log.directory} | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.logger.message.console.enable | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 EADsクライアントによって出力されるメッセージログの標準出力への出力を有効にするかどうかを指定します。 | ※4 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.logger.message.filenum | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 EADsクライアントによって出力されるメッセージログのファイル数を指定します。 | ※4 | 09-50 |
webserver.eadssfo.eads.logger.message.filesize | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するEADsのクライアント定義用のプロパティです※3。 EADsクライアントによって出力されるメッセージログの1ファイル当たりのファイルサイズ(単位:バイト)を指定します。 | ※4 | 09-50 |
webserver.eadssfo.enabled | EADsセッションフェイルオーバ機能を有効にするかどうかを指定します。
| false | 09-50 |
webserver.eadssfo.exclude.url_patterns | EADsセッションフェイルオーバ機能を抑止するURLパターンを指定(完全一致指定,プリフィックス一致指定,拡張子一致指定)します。 指定したURLパターンとリクエストURIが合致した場合,該当するリクエストでEADsセッションフェイルオーバ機能は無効となります。 完全一致指定,プリフィックス一致指定の比較の際,大文字と小文字は区別されます。 拡張子一致指定の比較の際,大文字と小文字は区別されません。 EADsセッションフェイルオーバ機能を抑止しない場合は,空文字列を指定してください。 複数のURLパターンを指定する場合は,セミコロン(;)で区切ります。 | *.txt;*.htm;*.html;*.jpg;*.gif;*.js | 09-50 |
webserver.eadssfo.session.cache.name | EADsセッションフェイルオーバ機能で使用するセッション情報キャッシュのキャッシュ名を指定します。 | EADsSFO_SESSIONS | 09-50 |
webserver.eadssfo.session_read_only.url_patterns | EADsセッションフェイルオーバ機能での参照専用リクエストとするURLパターンを指定(完全一致指定,プリフィックス一致指定,拡張子一致指定)します。 指定したURLパターンとリクエストURIが合致した場合,該当するリクエストは参照専用リクエストとなります。 完全一致指定,プリフィックス一致指定の比較の際,大文字と小文字は区別されます。 拡張子一致指定の比較の際,大文字と小文字は区別されません。 参照専用リクエストを設定しない場合は,空文字列を指定してください。 複数のURLパターンを指定する場合,セミコロン(;)で区切ります。 | なし | 09-50 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.errorpage.stack_trace.enabled | 例外発生時,デフォルトのエラーページにスタックトレースを出力するかどうかを指定します。
| false | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.http.request.encoding | リクエストボディおよびクエリのデコードに使用する文字エンコーディングを指定します。 デフォルトの文字エンコーディングとして設定できる文字は,JavaVMがサポートしている文字エンコーディングとなります。JavaVMがサポートしている文字エンコーディングについては,JDKのドキュメントのサポートされているエンコーディングに関する説明を参照してください。また,指定できる文字列は,java.nio API用の正準名とjava.lang API用の正準名に記載されている文字エンコーディング,およびそれらの別名になります。 | なし | - |
webserver.http.request.uri_decode.enabled | サーブレットパス,追加のパス情報をデコードするかどうかを指定します。
| false | 08-00 |
webserver.http.response.encoding | レスポンスボディのエンコードに使用する文字エンコーディングを指定します。 デフォルトの文字エンコーディングとして設定できる文字は,JavaVMがサポートしている文字エンコーディングとなります。JavaVMがサポートしている文字エンコーディングについては,JDKのドキュメントのサポートされているエンコーディングに関する説明を参照してください。また,指定できる文字列は,java.nio API用の正準名とjava.lang API用の正準名に記載されている文字エンコーディング,およびそれらの別名になります。 | なし | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
webserver.jsp.additional.import.list | JSPコンパイル時に暗黙にインポートしたいクラス名(完全修飾名のクラス名または,「パッケージ名.*」)を指定します。複数のクラス名を指定する場合は,クラス名とクラス名の間をコンマ(,)で区切ります。存在しないクラス名や,クラスパスの通っていないクラス名など不正な値を指定した場合,メッセージを出力し,コンパイルエラーになります。 | なし | 08-70 | |
webserver.jsp.check_interval | JSPの更新検知インターバルを0~2147483647の範囲(単位:秒)の整数で指定します。 0を指定した場合,更新の自動検知は行われません。 JSPのリロード機能が無効の場合,このプロパティは設定できません。設定した場合無視されます。 数値以外の文字列,範囲外の数値または空文字列を指定した場合はメッセージを出力し,デフォルト値が設定されます。 | ejbserver.deploy.context.check_intervalに設定した値(デフォルト値:0) | - | 「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「13.8 J2EEアプリケーションの更新検知とリロード」 |
webserver.jsp.compile.backcompat | JSPから生成されたサーブレットのjavaソースのコンパイル時に,JavaコンパイラのJava言語仕様のバージョンを指定します。このプロパティは,JSPファイル内のスクリプティングでJava SE 8の言語仕様に反したコーディングをしており,JSPから生成されたサーブレットのソースファイルがコンパイルできない場合に指定します。JSPから生成されたサーブレットのソースファイルのコンパイルが正常にできている場合,このプロパティの指定は不要です。 指定できる値を次に示します。
| false | - | |
webserver.jsp.el2_2.enabled | EL2.1とEL2.2の処理系を切り替えます。
| true | 09-00 | |
webserver.jsp.precompile.jsp_work_dir | JSP事前コンパイル機能によって生成されたJSPファイルのコンパイル結果の格納先ディレクトリ名を指定します。 ディレクトリ名は,半角の英数字(A~Z,a~z,0~9)またはアンダースコア(_)で構成される文字列で指定します。 不正な値を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。また,予約語である次の文字列を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値を使用します。
| cosminexus_jsp_work | - | |
webserver.jsp.keepgenerated | JSPファイル,またはタグファイルのコンパイルで生成されたjavaファイルを保持するかどうかを指定します。 次の値を指定します。
| false | - | |
webserver.jsp.pageEncoding | JSPの文字エンコーディングを指定します。デフォルトの文字エンコーディングとして設定できる文字は,JavaVMがサポートしている文字エンコーディングとなります。JavaVMがサポートしている文字エンコーディングについては,JDKのドキュメントのサポートされているエンコーディングに関する説明を参照してください。また,指定できる文字列は,java.nio API用の正準名とjava.lang API用の正準名に記載されている文字エンコーディング,およびそれらの別名になります。 | なし | - | |
webserver.jsp.translation.backcompat.customAction.declareVariable | 複数のカスタムタグで,スクリプト変数名とスクリプト変数のスコープが重複する場合,JSPファイルから生成されたJavaコードで2回目のカスタムタグに対応するスクリプト変数の変数宣言を出力するかどうかを指定します。
| false | - | |
webserver.jsp.translation.backcompat.tag.noCheckRtexprvalue | Expressionが指定できないタグの属性値にExpressionが指定されているかどうか検証するかどうかを指定します。
| false | - | |
webserver.jsp.translation.backcompat.tag.rtexprvalueTerminate | タグの属性値が,「"<%=」または「'<%=」で開始しており,「%>"」(「'<%」で開始した場合は「%>'」)で終了していない属性値の「"」(または「'」)で囲まれた値を文字列として扱うかどうかを指定します。
| false | - | |
webserver.jsp.translation.backcompat.taglib.noCheckPrefix | taglibディレクティブの前に,taglibディレクティブで指定したprefixを使用したカスタムタグを記述しているかチェックするかどうかを指定します。
| false | - | |
webserver.jsp.translation.backcompat.useBean.noCheckClass | JSPトランスレーション時に<jsp:useBean>タグのクラス属性値のチェック処理を実行するかどうかを指定します。
| false | - | |
webserver.jsp.update.interval | JSPのリロード監視対象ファイルのコピーに必要な時間のインターバルを0~2147483647の範囲(単位:秒)の整数で指定します。なお,インターバルは余裕のある値にしてください。JSPファイルの更新を検知してから指定したインターバルのあとに,JSPのリロードが実行されます。 JSPのリロード機能が無効の場合,このプロパティは設定できません。設定した場合無視されます。 数値以外の文字列,範囲外の数値または空文字列を指定した場合はメッセージを出力し,デフォルト値が設定されます。 | ejbserver.deploy.context.update.intervalに設定した値(デフォルト値:0) | - | |
webserver.jsp.translation.customAction.ignoreCaseAttributeName | カスタムタグで指定された属性が,TLDファイルもしくはタグファイルで定義されているかどうかをチェックする際に,大文字小文字を区別するかどうかを指定します。
| false | 08-00 | |
webserver.jsp.translation.useBean.noCheckDuplicateId | <jsp:useBean>タグのid属性値が重複しているかどうかをチェックします。trueの場合,id属性値が重複してもトランスレーションエラーは発生しません。falseの場合,id属性値が重複している時にトランスレーションエラーが発生します。 | false | 08-00 | |
webserver.jsp.tld.mapping.java_ee_tag_library.enabled | Servlet2.5仕様以降のWebアプリケーションで,Java EE仕様に含まれるタグライブラリ(JSTL,JSF)のTLDとURLのマッピングを自動的に実行するかどうかを指定します。
| true | 08-00 | |
webserver.jsp.jsp_page.bom.enabled | Servlet2.5仕様以降のWebアプリケーションのJSPページで,BOMによる文字エンコーディングの指定を有効にするかどうかを指定します。
| true | 08-00 | |
webserver.jsp.debugging.enabled | JSPデバッグ機能を有効にするかどうかを指定します。なお,このプロパティはJ2EEサーバモードにだけ有効です。
| false | 08-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.logger.access_log.inprocess_http.enabled | インプロセスHTTPサーバのアクセスログ機能の有効・無効を設定します。
| true | - |
webserver.logger.access_log.format_list | インプロセスHTTPサーバのアクセスログ機能で使用するフォーマット名を指定します。 指定できる文字列の最大長は1024文字です。フォーマット名は,英数字(A~Z,a~z,0~9)またはアンダースコア(_)で構成される文字列で指定します。また,一つ当たりのフォーマット名の文字列長は最大32文字です。format_listとmode_listは不正なフォーマット名として扱われるため,フォーマット名に指定できません。フォーマット名を複数指定する場合は,コンマ(,)で区切ります。一つ目に設定されたフォーマット名が指すフォーマット名はデフォルトのフォーマット名として扱われます。また,同じフォーマット名を複数回指定できません。commonとcombinedはアクセスログ機能での予約フォーマットのため指定できません。
| common,combined | - |
webserver.logger.access_log.<フォーマット名> | <フォーマット名>で定義されるアクセスログのフォーマットの形式※2をフォーマット引数で指定します。 指定できる値の最大長は1024文字です。使用できる文字は,アスキーコードの32(10進数)以上127(10進数)未満の文字です。 webserver.logger.access_log.format_listに定義されたすべてのフォーマット名について,webserver.logger.access_log.<フォーマット名>を設定する必要があります。webserver.logger.access_log.format_listに定義されていないフォーマット名でこのプロティを設定した場合,プロパティは無効となります。ただし,commonとcombinedのフォーマット名は指定する必要はありません。commonとcombinedのフォーマット名を指定した場合は,無効となります。 文字列が何も指定されていない場合,フォーマット形式が1024文字を超えた場合,または範囲外の文字を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | %h %l %u %t "%r" %>s %b | - |
webserver.logger.access_log.inprocess_http.filename | インプロセスHTTPサーバのアクセスログ機能で使用するログを出力するファイル名※3を絶対パスで指定します。指定できる値の最大長は210文字です。 210文字を超えた文字列を指定した場合,範囲外の数値や文字を指定した場合,または文字列が何も指定されていない場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 指定したディレクトリが存在しない場合は,ディレクトリが作成されます。ディレクトリが作成されなかった場合は,J2EEサーバの起動に失敗します。 |
| - |
webserver.logger.access_log.inprocess_http.filenum | インプロセスHTTPサーバのWebコンテナのログファイルの面数を1~256の整数で指定します。 数値以外の文字列や範囲外の数値を指定した場合,または文字列が何も指定されていない場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 16 | - |
webserver.logger.access_log.inprocess_http.filesize | インプロセスHTTPサーバのアクセスログファイルのサイズ(単位:バイト)を4096~2147483647の整数で指定します。 数値以外の文字列や範囲外の数値を指定した場合,または文字列が何も指定されていない場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 なお,アクセスログファイルのラップアラウンドの判定はログを書き込む前に行われるため,指定したファイルサイズを超える場合があります。 | 4194304 | - |
webserver.logger.access_log.inprocess_http.usage_format | インプロセスHTTPサーバのアクセスログ機能で使用するフォーマットを選択します。 文字列が何も指定されていない場合,定義されていないフォーマット名を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | common | - |
webserver.logger.communication_trace.inprocess_http.filenum | インプロセスHTTPサーバの通信トレース機能のログファイルの面数を1~256の整数で指定します。 数値以外の文字列や範囲外の数値を指定した場合,または文字列が何も指定されていない場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 16 | - |
webserver.logger.thread_trace.inprocess_http.filenum | インプロセスHTTPサーバのスレッドトレース機能のログファイルの面数を1~256の整数で指定します。数値以外の文字列や範囲外の数値を指定した場合,または文字列が何も指定されていない場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 16 | - |
フォーマット引数 | 出力内容 | 出力例 |
---|---|---|
%% | % 記号。 | % |
%a | WebクライアントのIPアドレス。 | 10.20.30.40 |
%A | J2EEサーバのIPアドレス。 | 10.20.30.100 |
%b | HTTPヘッダを除く送信バイト数。0バイトのときは「-」となります。 | 2048 |
%B | HTTPヘッダを除く送信バイト数。0バイトのときは「0」となります。 | 1024 |
%h | Webクライアントのホスト名またはIPアドレス。ホスト名が得られない場合はIPアドレスとなります。 | 10.20.30.40 |
%H | リクエストプロトコル。 | HTTP/1.1 |
%l | リモートログ名(RFC 1413で規定されているIdentificationプロトコルによって得られるWebクライアント側のユーザ名)。 | - |
%m | リクエストメソッド。 | GET |
%p | Webクライアントからのリクエストを受け付けたポート番号。 | 80 |
%q | クエリ文字列。「?」から始まります。クエリ文字列がない場合は空文字となります。 | ?id=100&page=15 |
%r | リクエストライン。 | GET /index.html HTTP/1.1 |
%>s | 最終ステータスコード(内部リダイレクトされた値は出力しません)。 | 200 |
%S | ユーザのセッションID。セッションIDがない場合は「-」となります。 %Sで表示されるメモリセッションIDはクッキー名JSESSIONIDの値であり,セッションフェイルオーバ機能でのグローバルセッションIDとは異なります。グローバルセッションIDを出力する場合は,%{GSESSIONID}cを指定します。GIDCookieNameを変更した場合は,変更したGIDCookieNameの値を指定します。 | 00455AFE4DA4E7B7789F247B8FE5D605 |
%t | Webクライアントからのリクエストの処理を開始した時刻[dd/MMM/YYYY:HH:mm:ss Z]。 | [18/Jan/2005:13:06:10 +0900] |
%T | Webクライアントのリクエストの処理に要した時間(単位:秒)。 | 2 |
%d | Webクライアントからのリクエストの処理を開始した時刻。次の形式で表示します。[dd/MMM/YYYY:HH:mm:ss.nnn Z](nnnはミリ秒) | [18/Jan/2005:13:06:10.152 +0900] |
%D | Webクライアントのリクエストの処理に要した時間(単位:ミリ秒)。 | 2000 |
%u | ベーシック認証ユーザ名,またはフォーム認証ユーザ名。認証ユーザ名がない場合は「-」となります。 | user |
%U | リクエストファイルパス。 | /index.html |
%v | J2EEサーバのローカルホスト名。 | server |
%{foo}i | リクエストヘッダfooの内容。fooヘッダが存在しない場合は「-」になります。 一度のHTTPリクエストまたはHTTPレスポンスで同じヘッダ名が複数回送信された場合,最初に読み込んだヘッダの内容を出力します。 | %{Host}iの場合 www.example.com:8888 |
%{foo}c | Webクライアントが送信したCookie情報でCookieの名前がfooの内容。Cookieの名前にfooがない場合は「-」になります。 | %{JSESSIONID}cの場合 00455AFE4DA4E7B7789F247B8FE5D605 |
%{foo}o | レスポンスヘッダfooの内容。fooヘッダが存在しない場合は「-」になります。 一度のHTTPリクエストまたはHTTPレスポンスで同じヘッダ名が複数回送信された場合,最初に読み込んだヘッダの内容を出力します。 | %{Server}oの場合 CosminexusComponentContainer |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.servlet_api.exception.getCause.backcompat | javax.servlet.ServletExceptionのコンストラクタServletException(String, Throwable)およびServletException(Throwable)で指定した根本原因の例外をgetCause()により取得できないようにします。 同様にjavax.servlet.jsp.JspExceptionのコンストラクタJspException(String, Throwable)およびJspException(Throwable)で指定した根本原因の例外をgetCause()により取得できないようにします。
| false | 08-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.ServletContainerInitializer_jar.include.path | ServletContainerInitializerの実装クラスを含むJARファイルのパスを絶対パスで指定します。複数のパスを指定する場合は,コンマ(,)で区切ります。ディレクトリの区切り文字はスラッシュ(/)を使用します。 | なし | 09-00 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR | 関連情報 |
---|---|---|---|---|
webserver.session.cookie_config.http_only | Webアプリケーションで作成されるHTTPセッションのセッションIDを示すHTTP CookieにHttpOnly属性を付けるかどうかを指定します。
| false | 09-50 | |
webserver.session.cookie_config.name | Webアプリケーションで作成されるHTTPセッションのセッションIDを示すHTTP Cookieの名称,またはURLのパスパラメタ名を指定します。
|
| 09-50 | |
webserver.session.delete_cookie.backcompat | HTTPセッションを無効にした場合,Webクライアントが保持するセッションIDを示すHTTP Cookieを削除するかどうかを設定します。
| false | 08-00 | |
webserver.session.max.log_interval | 次に示すメッセージのインターバルを,0~2147483647の整数(単位:秒)で指定します。
数値以外の文字列や範囲外の数値を指定した場合は,警告メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 60 | - | |
webserver.session.max.throwHttpSessionLimitExceededException | HTTPセッションオブジェクト数が上限値を超えた時に,com.hitachi.software.web.session.HttpSessionLimitExceededException例外をスローするかどうかを指定します。
| false | 08-00 | |
webserver.session.server_id.enabled | セッションIDにサーバIDを付加するかどうかを指定します。
| true | - | 「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「2.7 セッション管理機能」 |
webserver.session.server_id.value | セッションIDに付加するサーバIDを,1~64文字の文字列で指定します。半角英数字(A~Z,a~z,0~9)またはアンダースコア(_)が使用できます。 webserver.session.server_id.enabledにtrueを指定し,このプロパティを省略した場合,またはプロパティに不正な値,空文字列,もしくは空白文字※を指定した場合,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | ホスト名とJ2EEサーバ名/Webコンテナサーバ名(互換機能)からハッシュ関数を用いて生成されます。生成される値は,64文字の16進数です。 | - | 「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「2.7 セッション管理機能」 |
webserver.session.tracking_mode | Webアプリケーションで作成されるHTTPセッションの管理方法を指定します。COOKIE,URL,または両方を指定できます。両方のセッション管理方法を指定する場合はCOOKIEとURLの間をコンマ(,)で区切ります。なお,COOKIEまたはURLの前後の半角スペースは無視されます。
| COOKIE,URL | 09-50 |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.static_content.cache.enabled | 静的コンテンツキャッシュ機能の有効/無効/強制的な無効を指定します。
DDファイル(web.xml)またはアプリケーション属性ファイルで,静的コンテンツキャッシュ機能の有効/無効が設定されていないWebアプリケーションでは,このプロパティに指定した値が有効になります。また,静的コンテンツキャッシュ機能の有効/無効が設定されているWebアプリケーションではこのプロパティに指定した値は無効となります。ただし,forceoffを指定した場合は,DDファイル(web.xml)またはアプリケーション属性ファイルの設定に関係なく,このプロパティに指定した値が有効になります。 true,false,forceoff以外の文字列,空文字列または空白文字※を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | false | - |
webserver.static_content.cache.size | 静的コンテンツキャッシュ機能が有効な場合,メモリにキャッシュできるサイズ(単位:バイト)の上限を0~2147483647の整数で指定します。 Webアプリケーション単位で,キャッシュの合計サイズが指定した値を超えた場合は,アクセスされていない時間が最も長いキャッシュから削除していき,キャッシュの合計サイズが設定した値以下になるまでキャッシュの削除が繰り返されます。 0を指定した場合,キャッシュできるサイズに上限を設けません。 DD(web.xml)またはアプリケーション属性ファイルで,キャッシュできるメモリサイズが設定されていないWebアプリケーションでは,このプロパティに指定した値が有効となります。また,キャッシュできるメモリサイズが設定されているWebアプリケーションでは,このプロパティに指定した値は無効となります。 無効な値,webserver.static_content.cache.filesize.thresholdで指定した値よりも小さい値,空文字列または空白文字※を指定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 10485760 | - |
webserver.static_content.cache.filesize.threshold | 静的コンテンツキャッシュ機能が有効な場合,キャッシュできるファイルサイズ(単位:バイト)を0~2147483647の整数で指定します。 指定した値を超えるサイズのファイルはキャッシュされません。 0を指定した場合,キャッシュできるファイルのサイズに上限を設けません。 DD(web.xml)またはアプリケーション属性ファイルで,キャッシュできるファイルサイズが設定されていないWebアプリケーションでは,このプロパティに指定した値が有効になります。また,キャッシュできるファイルサイズが設定されているWebアプリケーションでは,このプロパティに指定した値は無効となります。 無効な値,webserver.static_content.cache.sizeで指定した値より大きい値,空文字列または空白文字※を設定した場合は,メッセージが出力され,デフォルト値が設定されます。 | 524288 | - |
webserver.static_content.encoding.extension | 静的コンテンツに使用する文字エンコーディングを適用させる拡張子を指定します。webserver.http.response.encodingキーが指定されている場合に有効になります。 キーの値に何も設定しない場合,このキーは無効になります。 | なし | - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.work.clean | JSP用テンポラリディレクトリ下に生成したディレクトリをサーバ起動時,および終了時に削除するかどうかを指定します。
| false | - |
webserver.work.directory | JSP用テンポラリディレクトリを指定します。絶対パスによるディレクトリ名を指定します。※ ディレクトリのパスの区切り記号には,"/"を使用してください。 例えば,Windowsの場合,workディレクトリとしてC:¥temp¥workを設定するときは,次のように指定します。 (指定例) webserver.work.directory=c:/temp/work |
| - |
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|
webserver.xml.validate | Servlet 2.3のWebアプリケーションについて,タグライブラリ・ディスクリプタ(TLDファイル)が,DTDで記述されたスキーマに沿って記述されているかチェックするかどうかを指定します。 J2EEサーバモードで起動した場合のweb.xml,およびServlet 2.4以降のWebアプリケーションのTLDファイルには,このプロパティの指定は無効となります。また,Servlet 2.4以降のWebアプリケーションに含まれるTLDファイルはTLDのバージョンにかかわらずすべてチェックされます。 次の値を指定します。
| true | - |
ejbserver.server.j2ee.feature=1.4
ejbserver.deploy.stub.generation.scope=ejb
ejbserver.compiler.jvm.maxHeapSize=256m
ejbserver.compiler.jvm.minHeapSize=32m
ejbserver.naming.host=localhost
ejbserver.naming.port=900
ejbserver.naming.protocol=corbaname
ejbserver.naming.startupMode=inprocess
ejbserver.naming.startupWaitTime=1
ejbserver.naming.startupRetryCount=9
ejbserver.logger.enabled.*=Error,Warning,Information,Debug
ejbserver.logger.channels.define.MessageLogFile.filenum=2
ejbserver.logger.channels.define.MessageLogFile.filesize=1048576
ejbserver.application.InitTermProcessClasses=InitTermClass1,InitTermClass2
webserver.connector.http.permitted.hosts=host1,host2
webserver.work.directory=c:/work