10.20 setup.cfg(セットアップウィザード用設定ファイル)

<この節の構成>
(1) 形式
(2) ファイルの格納先
(3) 機能
(4) 指定できるキー
(5) 注意事項

(1) 形式

次のようにキーを指定します。

<キー名称>=<値>

指定方法
  • 行頭に「#」を記述した場合,その行はコメントと見なされ,無視されます。
  • 値を指定しない場合,その行は無視されます。
  • 行頭および行末の空白文字や空行は無視されます。
  • キーと値の間のセパレータには「=」を使用します。「=」前後の空白は無視されます。
  • 改行までが値と見なされます。
  • 同じキーを複数指定した場合は,最後のキーの値を有効とします。
  • 1行は64KB未満とします。
  • ASCII文字だけ使用できます。

(2) ファイルの格納先

(3) 機能

セットアップウィザードのログファイルの出力先,最大ファイルサイズ,最大ファイル面数などを指定します。

(4) 指定できるキー

指定できるキーを次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。

キー名称内容指定可能値省略値VR
setup.log.dirログファイルの出力先ディレクトリを指定します。ファイルセパレータには「/」を使用してください。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。
UNIXの場合,指定した出力先ディレクトリの上位のディレクトリが存在している必要があります。
ディレクトリ名(絶対パス)
  • Windowsの場合
    <Application Serverのインストールディレクトリ>¥manager¥setup¥log
  • UNIXの場合
    /opt/Cosminexus/manager/setup/log
08-00
setup.log.filenumログファイル面数を指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。1~16の整数で指定します。408-00
setup.log.filesizeログファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。4096~2147483647​の数値で指定します。26214408-00
setup.maintenance.log.filenum保守ログのファイル面数を指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。1~16の整数で指定します。408-00
setup.maintenance.log.filesize保守ログのファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。4096~2147483647​の整数で指定します。16777216​08-00

(5) 注意事項

セットアップウィザード実行時に,setup.cfgファイルの読み込みに失敗した場合は,メッセージKEOS28056-Eが出力され,セットアップウィザードは終了します。