次のようにキーを指定します。
<キー名称>=<値>
rasetupコマンド実行時のログファイルの出力先,最大ファイルサイズ,最大ファイル面数などを指定します。rasetupコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「rasetup(仮想サーバへのセットアップ・アンセットアップ)」を参照してください。
指定できるキーを次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 指定可能値 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|---|
setup.log.dir | ログファイルの出力先ディレクトリを指定します。ファイルセパレータには「/」を使用してください。 Linuxの場合,指定した出力先ディレクトリの上位のディレクトリが存在している必要があります。 | ディレクトリ名(絶対パス) |
| 09-00 |
setup.log.filenum | ログファイル面数を指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。 sinaviagent.log.styleキーでシフトモードを設定した場合は,バックアップファイルの面数になります。 | 1~16の整数で指定します。 | 4 | 09-00 |
setup.log.filesize | ログファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。 | 4096~2147483647の数値で指定します。 | 262144 | 09-00 |
setup.log.time | ログファイルをローテーションする時刻を000000~235959のHHMMSS形式で指定します。ただし,このプロパティで設定した時刻に達する前に,ログファイルのサイズが上限に達した場合,その時点でログファイルをローテーションします。 指定が無い場合は,ログサイズだけでローションします。 | 000000~235959のHHMMSS形式で指定します。 | なし | 09-00 |
setup.log.style | ログファイルのローテーション方式を指定します。
| 次のどちらかを指定します。
| WRAP | 09-00 |
setup.maintenance.log.filenum | 保守ログのファイル面数を指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。 | 1~16の整数で指定します。 | 4 | 09-00 |
setup.maintenance.log.filesize | 保守ログのファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。 | 4096~2147483647の整数で指定します。 | 16777216 | 09-00 |