11.8 version.propertiesインタフェースバージョン定義ファイル

<この節の構成>
(1) 形式
(2) ファイルの格納先
(3) 機能
(4) 指定できるキー

(1) 形式

次のようにキーを指定します。

<キー名称>=<値>

指定方法
  • 行頭に「#」を記述した場合,その行はコメントと見なされ,無視されます。
  • 値を指定しない場合,その行は無視されます。
  • 行頭および行末の空白文字や空行は無視されます。
  • キーと値の間のセパレータには「=」を使用します。「=」前後の空白は無視されます。
  • 改行までが値と見なされます。
  • 同じキーを複数指定した場合は,最後のキーの値を有効とします。
  • ISO 8859-1の範囲の文字だけが使用できます。

(2) ファイルの格納先

次のテンプレートファイルをコピーして利用してください。

(3) 機能

定義ディレクトリに登録するファイル群のフォーマットのバージョンを管理するための情報を設定します。意図しないバージョンのアプリケーションサーバが,仮想サーバ上に構築されることを防ぎます。

(4) 指定できるキー

指定できるキーを次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。

キー名称内容指定可能値省略値VR
vm.interface.version定義ディレクトリに配置する定義ファイル群の構成や,定義ファイル内の情報の形式に対応するバージョン情報です。090000の固定値を指定します。なし09-00
vm.target.edition仮想サーバに構築するアプリケーションサーバのエディションです。値は「standard」で固定です。指定できる値を次に示します。
  • standard
なし09-00