11.12 vmsetup.properties管理者設定用プロパティファイル

<この節の構成>
(1) 形式
(2) ファイルの格納先
(3) 機能
(4) 指定できるキー

(1) 形式

次のようにキーを指定します。

<キー名称>=<値>

指定方法
  • 行頭に「#」を記述した場合,その行はコメントと見なされ,無視されます。
  • 値を指定しない場合,その行は無視されます。
  • 行頭および行末の空白文字や空行は無視されます。
  • キーと値の間のセパレータには「=」を使用します。「=」前後の空白は無視されます。
  • 改行までが値と見なされます。
  • 同じキーを複数指定した場合は,最後のキーの値を有効とします。
  • ISO 8859-1の範囲の文字だけが使用できます。

(2) ファイルの格納先

次のテンプレートファイルをコピーして利用してください。

(3) 機能

Component Container管理者のユーザとグループ,およびManagement Server管理者のユーザ(Management Serverの管理ユーザアカウント)とグループを設定します。

(4) 指定できるキー

指定できるキーを次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。

キー名称内容指定可能値省略値VR
setup.mng.administrator.useridManagement Serverの管理ユーザアカウントのユーザIDを指定します。半角英数字,「!」,「#」,「$」,「&」,「'」,「(」,「)」,「*」,「+」,「,」,「-」,「.」,「/」,「:」,「;」,「<」,「=」,「>」,「?」,「@」,「[」,「]」,「_」,「`」,「{」,「|」,「}」,「~」admin09-00
setup.mng.administrator.passwordManagement Serverの管理ユーザアカウントのパスワードを指定します。半角英数字,「!」,「#」,「$」,「&」,「'」,「(」,「)」,「*」,「+」,「,」,「-」,「.」,「/」,「:」,「;」,「<」,「=」,「>」,「?」,「@」,「[」,「]」,「_」,「`」,「{」,「|」,「}」,「~」なし09-00
setup.CC.userComponent Container管理者として設定するユーザを設定します。1文字以上の文字列を指定します。root09-00
setup.CC.groupComponent Container管理者として設定するユーザが所属するグループを設定します。1文字以上の文字列を指定します。Linux :root09-00
setup.manager.groupManagement Server管理者として設定するユーザが所属するグループを設定します。1文字以上の文字列を指定します。Linux :root09-00