Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編

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付録G.1 システムの起動手順

システムの起動手順について説明します。

なお,データベースは起動済みであることを前提に説明します。データベースを使用している場合は,必要に応じてあらかじめ起動しておいてください。

<この項の構成>
(1) アプリケーションサーバの起動の流れ

(1) アプリケーションサーバの起動の流れ

システムで使用するアプリケーションサーバの起動の流れについて説明します。

アプリケーションサーバの起動の流れを次の図に示します。

図G-1 アプリケーションサーバの起動の流れ(UNIXの場合)

[図データ]

図中の1.〜9.について説明します。

  1. 環境変数の設定
    環境変数を設定します。環境変数の設定方法については,「付録D.2(1) システム起動時の環境変数の設定」を参照してください。
  2. PRFデーモンの起動
    cprfstartコマンドでPRFデーモンを起動します。起動方法については,「付録D.2(2) PRFデーモンの起動」を参照してください。
  3. スマートエージェントの起動
    CTMを使用しない場合,この操作は不要です。
    osagentコマンドでスマートエージェントを起動します。起動方法については,「付録D.2(3) スマートエージェントの起動」を参照してください。
  4. CTMドメインマネジャの起動
    CTMを使用しない場合,この操作は不要です。
    ctmdmstartコマンドでCTMドメインマネジャを起動します。起動方法については,「付録D.2(4) CTMドメインマネジャの起動」を参照してください。
  5. CORBAネーミングサービスの起動
    CTMを使用しない場合,この操作は不要です。
    CTMを使用する場合,nameservコマンドでCTM用のCORBAネーミングを起動します。起動方法については,「付録D.2(5) CORBAネーミングサービスの起動」を参照してください。
  6. CTMデーモンの起動
    CTMを使用しない場合,この操作は不要です。
    ctmstartコマンドでCTMデーモンを起動します。起動方法については,「付録D.2(6) CTMデーモンの起動」を参照してください。
  7. バッチサーバの起動
    cjstartsvコマンドでバッチサーバを起動します。起動方法については,「付録G.2(1) バッチサーバの起動」を参照してください。
  8. リソースの開始
    リソースを使用しない場合,この操作は不要です。
    サーバ管理コマンドでリソースを開始します。開始方法については,「付録D.2(9) リソースの開始」を参照してください。
  9. バッチアプリケーションの実行
    cjexecjobコマンドでバッチアプリケーションを開始します。開始方法については,「付録G.2(2) バッチアプリケーションの実行」を参照してください。