Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編

[目次][索引][前へ][次へ]

8.1.3 旧バージョンとの互換用のコマンドの一覧

ここでは,Smart Composer機能で使用する旧バージョンとの互換用のコマンドの一覧について説明します。

<この項の構成>
(1) J2EEアプリケーションを実行するシステムで使用できる互換用コマンドの一覧
(2) バッチアプリケーションを実行するシステムで使用できる互換用コマンドの一覧

(1) J2EEアプリケーションを実行するシステムで使用できる互換用コマンドの一覧

J2EEアプリケーションを実行するシステムで使用できる互換用コマンドの一覧を次に示します。

表8-3 Smart Composer機能で使用する互換用コマンドの一覧(J2EEアプリケーションを実行するシステムの場合)

分類 コマンド名称 概要
サービスユニットの操作 cmx_add_serverref※1 論理ユーザサーバをサービスユニットに追加します。
cmx_delete_serverref※2 論理ユーザサーバをサービスユニットから削除します。
リソースの操作※3 cmx_define_resource Management Serverに登録したリソースアダプタまたはJavaBeansリソースをWebシステムに関連づけます。
cmx_deploy_resource Webシステムに関連づけたリソースアダプタまたはJavaBeansリソースをデプロイします。
cmx_register_resource リソースアダプタまたはJavaBeansリソースをManagement Serverに登録します。
cmx_start_resource デプロイ済みのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを開始します。
cmx_stop_resource 開始済みのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを停止します。
cmx_undefine_resource リソースアダプタまたはJavaBeansリソースとWebシステムの関連づけを解除します。
cmx_undeploy_resource デプロイ済みのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースをアンデプロイします。
cmx_unregister_resource リソースアダプタまたはJavaBeansリソースをManagement Serverから削除します。
アプリケーションの操作※3 cmx_define_application Management Serverに登録したJ2EEアプリケーションをWebシステムに関連づけます。
cmx_deploy_application Webシステムに関連づけたJ2EEアプリケーションをデプロイします。
cmx_register_application J2EEアプリケーションをManagement Serverに登録します。
cmx_start_application デプロイ済みのJ2EEアプリケーションを開始します。
cmx_stop_application 開始済みのJ2EEアプリケーションを停止します。
cmx_undefine_application J2EEアプリケーションとWebシステムの関連づけを解除します。
cmx_undeploy_application デプロイ済みのJ2EEアプリケーションをアンデプロイします。
cmx_unregister_application J2EEアプリケーションをManagement Serverから削除します。

注※1
論理サーバ参照定義ファイルを使用する場合だけに使用します。07-50以降は,論理ユーザサーバは,簡易構築定義ファイルで設定することをお勧めします。

注※2
論理ユーザサーバだけを削除したい場合に使用します。07-50以降は,cmx_delete_systemコマンドで削除することをお勧めします。

注※3
リソースおよびアプリケーションの操作に関するコマンドは,次の理由から08-00以降はサーバ管理コマンドを使用することをお勧めします。
リソースおよびアプリケーションの操作に関するコマンドは,統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステムでは使用できません。統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステムでこれらのコマンドを実行した場合は,エラーになります。
また,リソースおよびアプリケーションの操作に関するコマンドは,アプリケーション管理モードの設定に関係なく,V7互換モードで動作します。このため,V8モードのアプリケーション管理を使用する場合は,リソースおよびアプリケーションの操作に関するコマンドは使用しないでください。

(2) バッチアプリケーションを実行するシステムで使用できる互換用コマンドの一覧

バッチアプリケーションを実行するシステムで使用できる互換用コマンドの一覧を次に示します。

表8-4 Smart Composer機能で使用する互換用コマンドの一覧(バッチアプリケーションを実行するシステムの場合)

分類 コマンド名称 概要
リソースの操作 cmx_define_resource Management Serverに登録したリソースアダプタまたはJavaBeansリソースをWebシステムに関連づけます。
cmx_deploy_resource Webシステムに関連づけたリソースアダプタまたはJavaBeansリソースをデプロイします。
cmx_register_resource リソースアダプタまたはJavaBeansリソースをManagement Serverに登録します。
cmx_start_resource デプロイ済みのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを開始します。
cmx_stop_resource 開始済みのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースを停止します。
cmx_undefine_resource リソースアダプタまたはJavaBeansリソースとWebシステムの関連づけを解除します。
cmx_undeploy_resource デプロイ済みのリソースアダプタまたはJavaBeansリソースをアンデプロイします。
cmx_unregister_resource リソースアダプタまたはJavaBeansリソースをManagement Serverから削除します。

注※
リソースの操作に関するコマンドは,次の理由から08-00以降はサーバ管理コマンドを使用することをお勧めします。
リソースの操作に関するコマンドは,統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステムでは使用できません。統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステムで,これらのコマンドを実行した場合はエラーになります。
また,リソースの操作に関するコマンドは,アプリケーション管理モードの設定に関係なく,V7互換モードで動作します。このため,V8モードのアプリケーション管理を使用する場合は,リソースの操作に関するコマンドは使用しないでください。