Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編

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3.1 バッチサーバで使用するコマンドの概要

ここでは,バッチサーバで使用するコマンドの種類,プロバイダURLについて説明します。

<この節の構成>
(1) バッチサーバで使用するコマンドの種類
(2) プロバイダURLについて

(1) バッチサーバで使用するコマンドの種類

バッチサーバで使用するコマンドの種類について説明します。

バッチサーバで使用するコマンドの種類と格納先を,次の表に示します。

表3-1 バッチサーバで使用するコマンドの種類と格納先

バッチサーバで使用するコマンドの種類 コマンドの格納先
バッチサーバを操作するコマンド
  • Windowsの場合
    <Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\server\bin\
  • UNIXの場合
    /opt/Cosminexus/CC/server/bin/
バッチアプリケーションで使用するコマンド
  • Windowsの場合
    <Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\batch\bin\
  • UNIXの場合
    /opt/Cosminexus/CC/batch/bin/
バッチサーバで使用するリソース操作コマンド
  • Windowsの場合
    <Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\bin\
  • UNIXの場合
    /opt/Cosminexus/CC/admin/bin/
バッチサーバで使用するそのほかコマンド

(2) プロバイダURLについて

CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,およびCORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名称,ならびにそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。

 
<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>
 

なお,該当するCORBAネーミングサービスは,接続先バッチサーバがネーミングサービスとして利用しているものです。サポートしているアクセスプロトコルはcorbanameだけです。

<ホスト名称>にはCORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名称を指定します。ただし,接続先バッチサーバのusrconf.properties(バッチサーバ用ユーザプロパティファイル)でvbroker.se.iiop_tp.hostキーに値を指定している場合は,vbroker.se.iiop_tp.hostキーに指定した値を<ホスト名称>に指定します。

<ホスト名称>を省略した場合は次のようになります。

また,<ホスト名称>のデフォルト値は次のとおりです。