Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編

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cjsuspendpoolメンバコネクションプールの一時停止

形式

cjsuspendpool [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] 
              -resname <リソースアダプタ表示名> 
              [-resname <リソースアダプタ表示名> ...]

機能

クラスタコネクションプールのメンバコネクションプールを一時停止します。一度に複数のメンバコネクションプールの一時停止もできます。一時停止に失敗したメンバコネクションプールがある場合でも,すべてのメンバコネクションプールに対して一時停止を試みます。どれか一つでも一時停止できなかった場合は異常終了となります。

1.4モードで実行する場合だけ有効です。ベーシックモードで実行した場合には,異常終了となります。

リソースアダプタが開始状態のときに,このコマンドを実行すると,メンバコネクションプールは手動閉塞状態になり,コマンドは終了します。その後,J2EEサーバでは一時停止処理が行われます。一時停止処理が完了すると,メンバコネクションプールは手動一時停止状態になります。

リソースアダプタが停止状態のときに,このコマンドを実行すると,メンバコネクションプールは手動一時停止予約状態になります。

引数

<サーバ名称>
接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。

-nameserver <プロバイダURL>
CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。
 
<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>
 
指定内容の詳細については,「2.1(2) プロバイダURLについて」を参照してください。

-resname <リソースアダプタ表示名>
一時停止対象となるメンバリソースアダプタの表示名を指定します。
クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタの表示名以外を指定した場合,異常終了となります。
この引数は,指定したリソースアダプタの開始/停止状態に関係なく,このコマンド自体を実行できます。ただし,メンバコネクションプールの状態によって,コマンドを実行できる場合とできない場合があります。詳細は次の表を参照してください。
メンバコネクションプールの状態 コマンドの実行可否
開始状態
開始予約状態
自動一時停止状態
自動一時停止予約状態
実行可能
手動一時停止状態
手動一時停止予約状態
自動再開中状態
手動再開中状態
自動閉塞状態
手動閉塞状態
実行不可

入力例

cjsuspendpool MyServer -resname DB_Connector_for_Oracle_ClusterPool_Member

戻り値

0:
正常終了しました。

1:
異常終了しました。

2:
排他エラーによってコマンドが実行できません。

3:
タイムアウトエラーが発生しました。

9:
管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windows Server 2012,Windows Server 2008,Windows 8,Windows 7またはWindows Vistaの場合)。

注意事項