cjdeployrar [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]
            -resname <リソースアダプタ名> [-resname <リソースアダプタ名> ...]

指定されたリソースアダプタをデプロイします。まだデプロイされていないリソースアダプタが対象となります。すでにアプリケーションに追加されているリソースアダプタの表示名と同じ表示名を持つリソースアダプタを指定することはできません。一度に複数のリソースアダプタをデプロイできます。

<サーバ名称>

接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは，ホスト名称がサーバ名称として使用されます。

-nameserver <プロバイダURL>

CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル，CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名，およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。

 
<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>
 

指定内容の詳細については，「2.1(2)　プロバイダURLについて」を参照してください。

-resname <リソースアダプタ名>

リソースアダプタ名を指定します。

cjdeployrar MyServer -resname account-ra

0：

正常終了しました。

1：

異常終了しました。

2：

排他エラーによってコマンドを実行できません。

3：

タイムアウトが発生しました。

8：

デプロイに成功しましたが，開始に失敗しました。

9：

管理者特権がないため，コマンドが実行できません（Windows Server 2012，Windows Server 2008，Windows 8，Windows 7またはWindows Vistaの場合）。

• コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合，コマンド名の直後にする必要があります。そのほかの引数は，サーバ名称より後ろ（サーバ名称を省略した場合はコマンド名の後ろ）であれば順序は任意です。ただし，オプション名と値の順序の入れ替え（例：<リソースアダプタ名> -resname）やオプション名と値を非対応にすること（例：-resname <プロバイダURL> -nameserver <リソースアダプタ名>）はできません。
• コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合，cjsetupコマンドで指定したサーバ名称と大文字・小文字を一致させた文字列を指定する必要があります。
• 一度に複数のリソースアダプタをデプロイする場合，追加できないリソースアダプタがあるときでも，すべてのリソースアダプタの追加を試みます。
• 開始済みの実行時情報を含んだリソースアダプタを指定すると，デプロイ完了後に自動開始処理が行われます。自動開始処理に失敗した場合，J2EEリソースアダプタは削除されません。